SACD

交響曲第5番、第7番 バルビローリ&ハレ管弦楽団(シングルレイヤー)

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE15065
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

『EMI CLASSICS 名盤 SACDシングル・レイヤー・シリーズ』
バルビローリ/シベリウス:交響曲第5番、第7番

限定盤

冒頭から牧歌的な雰囲気に溢れ、全曲を通して北欧の壮大な自然美を感じさせる第5番。シベリウスらしい神秘感と幻想味を湛えた第7番。バルビローリの指揮は過度に分析的にならず、溢れ出る感性と情感が魅力的です。(EMI)

【収録情報】
シベリウス:
・交響曲第5番変ホ長調 op.82
・交響曲第7番ハ長調 op.105

 ハレ管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1966年7月
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 英アビー・ロード・スタジオ最新リマスター音源使用

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

収録曲   

  • 01. 交響曲 第5番 変ホ長調 作品82 第1楽章:テンポ・モルト・モデラート~アレグロ・モデラート~プレスト
  • 02. 交響曲 第5番 変ホ長調 作品82 第2楽章:アンダンテ・モッソ、クワジ・アレグレット
  • 03. 交響曲 第5番 変ホ長調 作品82 第3楽章:アレグロ・モルト
  • 04. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 アダージョ~
  • 05. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 ウン・ポケッティーノ・メノ・アダージョ~ヴィヴァチッシモ~アダージョ~
  • 06. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 アレグロ・モルト・モデラート~
  • 07. 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 ヴィヴァーチェ~プレスト~アダージョ

総合評価

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5.0

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シベリウスの交響曲第5番と交響曲第7番を収...

投稿日:2020/12/14 (月)

シベリウスの交響曲第5番と交響曲第7番を収録したCD。 演奏は、ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるもの。 バルビローリはシベリウスを得意としていましたが、この録音では雄大な北欧を感じさせる5番が個人的に聴きどころだと思う。 もちろん7番も悪くないのだけど、5番はハレ管が非常に良く鳴っていて、濃厚な音楽となっている。 同曲のファーストチョイスにも良いのではないだろうか。 録音は年代を考えれば良い方。

レインボー さん | 不明 | 不明

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バルビローリ&ハレ管弦楽団の交響曲第5番...

投稿日:2016/03/07 (月)

バルビローリ&ハレ管弦楽団の交響曲第5番といえば、半世紀ほど前に私がこの曲に初めて出会ったときの組み合わせで、個人的に思い入れのある盤です。録音はこの当時の水準であっても、カラヤン盤とならび今でも個人的には高評価です。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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本盤にはバルビローリ&ハレ管弦楽団が19...

投稿日:2013/01/19 (土)

本盤にはバルビローリ&ハレ管弦楽団が1966〜1970年にかけてスタジオ録音したシベリウスの交響曲全集からの抜粋である第5番及び第7番がおさめられている。第5番については、数年前にテスタメントから発売された1968年のライヴ録音などもあって、それも名演であると言えるが、音質やオーケストラの安定性などを総合的に考慮すれば、私としては、当該全集に含まれる演奏こそがバルビローリのシベリウス演奏のベストフォームではないかと考えている。バルビローリのシベリウスの特色を一言で言えば、ヒューマニティ溢れる温かさということになると言える。本盤におさめられた両曲の演奏においても、どこをとっても人間的な温かさに満ち溢れていると言えるが、それでいていささかも感傷的に流されることはなく、常に高踏的な美しさを湛えている点が素晴らしい。そして、その美しさは、あたかも北欧の大自然を彷彿とさせるような清澄さを湛えていると言える。このように、バルビローリのシベリウスは人間的な温もりと清澄な美しさが融合した演奏であり、他の指揮者による演奏とは一味もふた味も異なっていると言えるが、これぞシベリウスの理想的な演奏であるという有無を言わせぬ説得力を有している名演奏と言える。交響曲第5番については、数年前にテスタメントから発売された1968年の名演(ライヴ録音)などもあるが、音質やオーケストラの安定性などを総合的に考慮すれば、私としては本盤におさめられた演奏がバルビローリのシベリウスの代表盤であると考えているところだ。終楽章の有名な鐘の主題をこれほどまでに心を込めて美しく響かせた演奏は他にあるだろうか。少なくとも、この極上の鐘の主題を聴くだけでも本名演の価値は極めて高いと言わざるを得ない。もっとも、第1楽章の終結部において不自然に音量が弱くなるのだけが本演奏の欠点であり、ここの解釈は本演奏をLPで聴いて以来謎のままであるが、演奏全体の価値を減ずるほどの瑕疵ではないと考える。他方、第7番については、同曲のあらゆる名演にも冠絶する至高の超名演と高く評価したい。同曲の冒頭、そして終結部に登場する重層的な弦楽合奏の美しさは、正に人間的な温もりと清澄さが同居する稀有の表現でありバルビローリによるシベリウス演奏の真骨頂。本名演に唯一匹敵する存在であるカラヤン&ベルリン・フィルによる名演(1965年)における弦楽合奏も極上の絶対美を誇ってはいるが、その人間的な温もりにおいて本演奏の方を上位に掲げたい。第2部から第3部への移行部に登場するホルンによる美しい合奏も、カラヤン盤をはじめ他の演奏ではトランペットの音に隠れてよく聴き取れないことが多いが、本演奏では、トランペットなどの他の楽器の音量を抑え、このホルン合奏を実に美しく響かせているのが素晴らしい。第1部のトロンボーンソロはカラヤン盤がベストであり、さすがに本演奏もとてもカラヤン盤には敵わないと言えるが、それは高い次元での比較の問題であり本演奏に瑕疵があるわけではない。もっとも、弦楽合奏のアンサンブルなどハレ管弦楽団の技量には問題がないとは言えないが、それでもこれだけの名演を堪能してくれたことに対して文句は言えまい。音質については、これまでリマスタリングなどが行われたものの、HQCD化などは全く行われず、やや不満な状況にあった。そのような中で、今般、ついに待望のシングルレイヤーによるSACD化がなされるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、バルビローリによる素晴らしい名演を、現在望みうる最高の高音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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