CD 輸入盤

交響曲全集(2002〜2005)、管弦楽曲集 ネーメ・ヤルヴィ&エーテボリ交響楽団(7CD)

シベリウス(1865-1957)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4776654
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ネーメ・ヤルヴィ/シベリウス:交響曲全集、管弦楽曲集(7CD)

シベリウス没後50年記念企画。ヤルヴィ2度目のシベリウス交響曲全集(2002年〜2005年デジタル録音)と、1992〜96年にかけてレコーディングされた管弦楽作品CD3枚分をセットにしたお徳な7枚組です。
 ムラヴィンスキーに師事した指揮者ネーメ・ヤルヴィは、そのムラヴィンスキーの思い出に捧げたショスタコーヴィチの交響曲第7番の快演に象徴されるような豪快なスタイルと、オーケストラ・コントロールの達人として知られ、膨大なレパートリーを反映した驚異的な録音数と共に、2人の指揮者パーヴォクリスティアン、さらにフルート奏者のマーリカの父としても知られています。
 エストニア出身ということもあってか、北欧音楽のスペシャリストとしての地位も盤石で、DGにもグリーグやステンハンマルなど実に多くのディスクを制作しています。
 シベリウスも、もちろん得意のレパートリー。ここに収められている交響曲全集は、イェテボリ交響楽団の創立100周年を記念して録音されたもの。同じ演奏者なので音色やニュアンス表現にも統一感が得られ、シベリウスの交響曲の作風の変遷を耳で容易に確かめることができるのも重要なポイントです。
 この商品にはブックレットは付属しておりません。

CD-1
・交響曲第1番ホ短調 op.39(録音:2002年9月、ライヴ)
・交響曲第7番ハ長調 op.105(録音:2003年8月)
CD-2
・交響曲第2番ニ長調 op.43(録音:2002年11月、ライヴ)
CD-3
・交響曲第3番ハ長調 op.52(録音:2003年8月)
・交響曲第4番イ短調 op.63(録音:2003年11月)
CD-4
・交響曲第5番変ホ長調 op.82(録音:2002年12月)
・交響曲第6番ニ短調 op.104(録音:2005年3月)
CD-5
・組曲『カレリア』 op.11(録音:1992年12月)
・交響詩『ルオンノタール』 op.70(録音:1992年12月)*
・アンダンテ・フェスティヴォ(録音:1994年5月)
・交響詩『大洋の女神』 op.73(録音:1995年8月)
・劇音楽『クリスティアン2世』組曲 op.27(録音:1995年8月)
・交響詩『フィンランディア』 op.26(録音:1992年9月)
CD-6
・交響詩『ポヒョラの娘』 op.49(録音:1994年3月)
・交響詩『夜の騎行と日の出』 op.55(録音:1995年8月)
・4つの伝説曲 op.22(録音:1996年8月)
CD-7
・交響詩『伝説』(エン・サガ) op.9(録音:1994年12月)
・即興曲『春の歌』 op.16(録音:1994年5月)
・劇音楽『クオレマ』〜悲しきワルツ op.44-1(録音:1995年5月)
・劇音楽『クオレマ』〜鶴のいる風景 op.44-2(録音:1995年5月)
・劇音楽『クオレマ』〜カンツォネッタ op.62a(録音:1995年5月)
・劇音楽『クオレマ』〜ロマンティックなワルツ op.62b(録音:1995年5月)
・交響詩『吟遊詩人』 op.64(録音:1994年5月)
・交響詩『タピオラ』 op.112(録音:1995年8月)

 ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)*
 エーテボリ交響楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Sinfonie Nr. 1 E-moll Op. 39
  • 02. Sibelius, Jean - 1. Andante, Ma Non Troppo - Alleg
  • 03. Sibelius, Jean - 2. Andante Ma Non Troppo Lento
  • 04. Sibelius, Jean - 3. Scherzo Allegro
  • 05. Sibelius, Jean - 4. Finale Quasi Una Fantasia
  • 06. Sinfonie Nr. 7 C-dur Op. 105
  • 07. Sibelius, Jean - Adagio -
  • 08. Sibelius, Jean - Vivacissimo - Adagio -
  • 09. Sibelius, Jean - Allegro Molto Moderato - Allegro
  • 10. Sibelius, Jean - Vivace - Presto - Adagio - Largam

ディスク   2

  • 01. Sinfonie Nr. 2 D-dur Op. 43
  • 02. Sibelius, Jean - 1. Allegretto
  • 03. Sibelius, Jean - 2. Tempo Andante, Ma Rubato - And
  • 04. Sibelius, Jean - 3. Vivacissimo - Lento E Suave -
  • 05. Sibelius, Jean - 4. Finale Allegro Moderato

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ユーザーレビュー

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このコンビのシベリウスはBISでの旧録音も...

投稿日:2017/02/19 (日)

このコンビのシベリウスはBISでの旧録音も持っているが、このDGでの新録は全ての点で旧録を上回っている。そもそも、シベリウスの作品集はいろいろなタイプの演奏がある。指揮者の思い入れが強すぎて神経質すぎる演奏がある一方で、ロマン派作品であることの延長を重視した解釈は北欧ぽさが減じられるという問題がある。そいう中で、このヤルヴィ&エーテボリ交響楽団の演奏は、フィンランドらしさという点ではヘルシンキPOなどからするとやや減じられる面はなくもないが、北欧的な雰囲気は全編に漂っている上に、ロマン派的な魅力も余すところなく表現されており、とてもバランスがとれている。もちろん交響曲はどれも素晴らしいのだが、それだけでなく、3枚ある管弦楽集がこれまた抜群である。作品の持つ物語性を大切にしながら巧みに抑揚のある表現を利かせて引き込む。ソロパートの出来も非常にいい。あと、北欧の荒涼とした自然を写した7枚のCDのジャケットの写真もなかなか印象的だ。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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シベリウスの交響曲はながらくベルグンド指...

投稿日:2011/05/31 (火)

シベリウスの交響曲はながらくベルグンド指揮、ヘルシンキ・フィルのものが一番好きで、名盤とも評価の高いディヴィス指揮の演奏を聴いてもベルグンドの素晴らしさが耳にあって素直に聴けなかったが、ヤルヴィとエーテボリ交響楽団は個人的にとても好きなコンビというのもあり、ヤルヴィが指揮するシベリウスの素晴らしさもあるのでこれは名盤と呼べる全集だろう。 交響曲第2番の第2楽章はロシアの支配下にあったフィンランドを表現したと言われるが、あまりにも思い入れを強く演奏すると聴く方がしんどくなってくるが、ヤルヴィのアプローチはどこまでも音楽的だ。 第4番はシベリウスの音楽の中では分かりにくい謎めいた作品だが、ヤルヴィはそこをひとつひとつ明らかにするような演奏をしている。 第1番と第2番はライブ録音だけにスタジオ録音されて聴きなれているものと音のバランスが多少違うので管弦楽の細部も確認できて興味深かった。 ライブだけに音が少しはっきりしないのと楽章間のつなぎが不自然なのが残念だ。(ノイズを消した為だろうか?) それにしてもエーテボリ交響楽団は素晴らしい。 ベルリン・フィルやシカゴ交響楽団のような冷たさはなく、ボストン交響楽団やフィラデルヒィア管弦楽団のような味わいのあるオーケストラだ。 個人的にはウィーン・フィルより好きだ。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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エーテボリ交響楽団とヤルヴィによるシベリ...

投稿日:2010/10/23 (土)

エーテボリ交響楽団とヤルヴィによるシベリウス。 同じ組み合わせによりグリーグの管弦楽曲集も名盤、 凍てつく北欧の響きを伝えている。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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