CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲全集・管弦楽曲・ヴァイオリン協奏曲 バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(7CD)

シベリウス(1865-1957)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
なし
コメント
:
7CD-BOX/DISC5:盤曇り/BOXすれ/BOOKLET表紙傷みあり
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
88875026142
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


シベリウス:交響曲全集、ほか
レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィルハーモニック、ほか
リマスタード・エディション


シベリウス生誕150周年記念盤。バーンスタインがニューヨーク・フィルとソニーに遺したシベリウスの交響曲全集と管弦楽曲、協奏曲がオリジナル発売時の曲目構成とジャケット・デザインでまとめられたお買得ボックス。
 この記念リリースに際してのアンドレアス・マイヤーによるリマスタリングは、ソニー・クラシカルが保有するオリジナル・アナログ・マルチトラック・マスターから新たにリミックスされたもので、音の鮮度が飛躍的に向上しているということです。
 付属の解説書には欧文解説、アーティスト写真のほか、詳細な録音データも掲載予定。
 ちなみにオリジナル・アルバムと同じ曲目構成となっているため、バーンスタインのシベリウスのほかにも、バーンスタイン指揮によるグリーグの『ペール・ギュント』組曲、シッパース指揮によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番が収録されています。

 バーンスタインは師でもあったクーセヴィツキーの影響もあり、早くからシベリウス作品に取り組んでいました。そのアプローチはマーラーを思わせるような部分もあるロマンティックでダイナミックなもの。第2番は濃厚に仕上げられていますが、第5番の終楽章などは弦のスピード感と克明さに驚かされる演奏となっており、その表現力はきわめて広大。北欧的ではありませんが、非常に面白い演奏で、交響曲も管弦楽曲もヴァイオリン協奏曲も高いテンションの演奏で楽しむことができます。(HMV)

【収録予定曲】
シベリウス:
Disc1
● 交響曲第1番 ホ短調 Op.39
 1967年3月14日録音

● 交響詩『ルオンノタル』Op.70
 1965年10月19日録音

Disc2
● 交響曲第2番 ニ長調 Op.43
 1966年5月16日録音

Disc3
● 交響曲第3番 ハ長調 Op.52
 1965年10月18日録音

● 交響曲第4番 イ短調 Op.63
 1966年2月1日録音

Disc4
● 交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
 1961年3月27日録音

● 交響幻想曲
● 『ポヒョラの娘』Op.49
 1964年5月1日録音

Disc5
● 交響曲第6番 ニ短調 Op.104
 1967年5月9日録音

● 交響曲第7番 ハ長調 Op.105
 1960年5月28日録音

Disc6
● ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
 1963年1月15日録音

● ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
 ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
 トーマス・シッパーズ(指揮)
 1962年1月23日録音

Disc7
● グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲
● グリーグ:『ペール・ギュント』第2組曲
 1967年1月10&31日録音

● 『フィンランディア』Op.26
 1965年2月16日録音

● 『悲しきワルツ』Op.44
 1969年12月8日録音

● 『トゥオネラの白鳥』Op.22-3
 1973年3月8日録音

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 1 in E Minor, Op. 39 / I. Andante Ma Non Troppo - Allegro Energico
  • 02. Symphony No. 1 in E Minor, Op. 39 / II. Andante
  • 03. Symphony No. 1 in E Minor, Op. 39 / III. Scherzo - Allegro - Leonard Bernstein / New York Philharmonic Orchestra
  • 04. Symphony No. 1 in E Minor, Op. 39 / IV. Finale - Quasi Una Fantasia
  • 05. Luonnotar for Soprano and Orchestra, Op. 70

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43 / I. Allegretto
  • 02. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43 / II. Tempo Andante Ma Rubato
  • 03. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43 / III. Vivacissimo - Lento E Suave
  • 04. Symphony No. 2 in D Major, Op. 43 / IV. Finale - Allegro Moderato

総合評価

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5.0

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 シベリウス自身は第6について作曲段階で...

投稿日:2015/09/14 (月)

 シベリウス自身は第6について作曲段階で「激しく情熱的な性格……最後はオーケストラ全体が大混乱となり、主要主題はその中で溺れる」とカーペラン男爵に説明していたといいます。この第6にはらむ一種矛盾した抒情と狂気を、もっとも純粋に再現したのが、このバーンスタインの演奏ではないでしょうか。この演奏はシベリウスの交響曲が、インターナショナルな普遍的な価値を持つ作品であることを世に知らしめた最初の全集ではないでしょうか。1960年代中ごろ、まだ全集としては、コリンズのモノラル録音と、渡辺暁雄の旧録ぐらいしかなかった時代に、シベリウスの普遍的な価値を伝えようとするバーンスタインの情熱が、ひしひしと伝わってくる演奏です。その白眉がこの第6でしょう。この曲のベストの演奏とは言えないとしても、この演奏を避けて第6を語ることはできないはずです。第1や第4にも見られるこの荒さは、マゼールの旧盤のような、指揮者の強引すぎる解釈によるものでなく、作品自体に備わっていたものをバーンスタインが引き出した結果であるのです。シベリウスを北欧の叙情的な作曲家としてしか考えない方、バルビローリの激甘の勘違い演奏を、最高のシベリウス演奏とお考えになる方には、この演奏は向きません。しかし、ベルグルンドや渡辺暁雄などの名演の良さがわかる方には、ぜひ一度は聴いてみていただきたい全集です。そう、忘れてはいけません。このボックスに収められたフランチェスカッティとシッパースによるブルッフの第1協奏曲は胸のすくような快演! 個人的にはこの曲のベストとしてあげてよいと思います。

Papachan さん | 北海道 | 不明

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シベリウス生誕150年ということで購入しま...

投稿日:2015/08/20 (木)

シベリウス生誕150年ということで購入しました。リマスター版ということで音質は新鮮です。演奏はずいぶん個性的です。シベリウスの音楽はヒンヤリとした感触のものだと思っていましたが、若き日のバーンスタインの語り口は熱気がこもっています。たいへん面白く鑑賞できました。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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60年代のバーンスタインらしいダイナミック...

投稿日:2015/06/19 (金)

60年代のバーンスタインらしいダイナミックで閃きと勢いがあり、そして少々雑なシベリウスである。雑な面としては、6番第1楽章主部がテンポが速すぎ上滑りしており、楽器の繋ぎもごちゃごちゃしてしまっている。決してつまらない演奏ではないが。一方、60、61年に録音された5番、7番は緻密に構成され、ウィーン・フィルとの再録よりはるかに優れた出来。当時バーンスタインは超多忙であり、60年代後半になるとアンサンブルの整備に手が回らなくなっていたと思われる。ニューヨーク・フィルの明るくむき出しな音色、デッドな音質が、これじゃない感を助長しており、評価が低かった理由もわかる。それでも、逞しくアグレッシブに変貌した3番、4番など思わぬ聴きどころも多く、価格も安いので充分お勧めできるセットだ。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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