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【中古:盤質AB】 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他 ヌヴー

シベリウス(1865-1957)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
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AB
特記事項
:
帯なし
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
OPK2064
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ヌヴーのシベリウスはやはり凄い(フランス盤SPより復刻)

【制作者より】
ノイズを徹底的に取る復刻が特にヨーロッパで流行でありますがどうも実在感の希薄な音になっているようです。ノイズを取ったあと恐らくはイコライザーで弱くなった音を補って聞かせる復刻は演奏家の息使いを取り去ってしまいます。ヌヴーもノイズの大きなイギリス盤でやらねばならないかと思っていましたら、レコード収集の名人がフランス盤を入手してくれました。恐らく他の復刻より実在感があると思います。ブラームスの方が録音は新しいのですが、シベリウスの方が緻密な音が捉えられています。これは他の盤でも同様なので、元の録音に差があるものと考えられます。
 それにしても、シベリウスは名演です。SPでもこの弱音を再現できるのだということが実感できるものです。まだ活動を始めたばかりのフィルハーモニア管弦楽団ともども若さの勢いが感じられます。
 おまけに小品を2曲つけました。アンコールとしてお聴きください。(オーパス蔵代表 相原了)

@ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77 
 Allegro non troppo 21:20
 Adagio 9:03
 Allegro giocoso, ma non troppo vivace 7:41
Aシベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47 
 Allegro moderato 15:48
 Adagio di molto 8:09
 Allegro, ma non tanto 7:58
Bラヴェル: ハバネラ形式の小品 3:11
Cスカラテスク:バガテル 3:28

 ジネット・ヌヴー(Vn)
 BCジャン ヌヴー(P)               
 @イッサイ・ドブロウェン(指)フィルハーモニア管弦楽団
 Aワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニア管弦楽団
 録音:@BC 1946年A 1945年


CDは国内プレスとなります。

総合評価

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4.0

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大変優れた音質。ブラームスについては元々...

投稿日:2021/07/20 (火)

大変優れた音質。ブラームスについては元々の録音があまり良くないので仕方ないが、その他は万全と言って良い出来。スペルミスが気になって集中できないという人を別にして、この復刻を受け入れられない人がいるとすれば、それは針音を頭の中で除去できずに楽音のみに集中できない人ということになるのかも知れない。逆に言えば、盛大な針音が気になる人はこの復刻盤を求めるべきでない。実に勿体ない限りだが……。オーパス蔵からはヌヴーの盤が他にも出されているが、いずれもレベルの高い復刻だと思う。

H.N さん | 不明 | 不明

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ヌヴーのブラームス協奏曲は評判高く私も聴...

投稿日:2010/01/14 (木)

ヌヴーのブラームス協奏曲は評判高く私も聴きたいと思って一般に手に入り易い1948年イッセルシュテット指揮RHSOバックのライブものと本演奏1946年ドブロウエン指揮PHO(本盤シベリウスの方でもサポートしているこのオーケストラは当時設立後間もない頃であります・・・・今年2010年もうすぐ来日公演がありますね)バックのスタジオ録音のものと迷ったのですが(迷わず両方という程ではありませんでした)曲の組み合わせ、自分の他のライブラリー在庫やらで本演奏即ち後者の演奏盤をHMV購入しました。ヌヴーには他に何れもライブ録音で1948年デゾルミエール指揮FNOバックのもの、1949年ドラティ指揮HROバックのものがあるようですが彼女が1949年航空機事故でピアニストの弟と共に亡くなった事が残された彼女の諸演奏記録価値を感傷も手伝って増していった様です。さてこのブラームス、演奏タイムは@21’25A9’06B7’42となっており1948年イッセルシュテット指揮RHSOバックの@22’08A9’40B7’55よりやや性急な感じがし、演奏もヌヴーの特色である集中力、気迫さも充分であります。第1楽章オーケストラの前奏がありヴァイオリンがもう待てないと思うほどせっかちに入りパッセージを飛びぬける処などは本演奏独特であります。本演奏はスタジオ録音だけに逆に少し雰囲気的に高いテンション一本調子な処やバックの管楽器に頑張ってもらいたかったと感ずる部分もなきにしもあらずでした。もう一曲の1945年収録のシベリウスのヴァイオリン協奏曲(バックはジュスキント/PHO、演奏タイムは@15’48A8’09B7’58)は聴いておりませんのでOKランク以上確保と当面させて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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確かにジャケットの大きな文字にスペルミス...

投稿日:2009/03/11 (水)

確かにジャケットの大きな文字にスペルミスがあるが、良い復刻盤だ。ソロをズームアップしたような録音なので微かなニュアンスも聴き取れる生々しさが強みだ。SP盤面の微妙なピッチのずれも巧みに修正されている。Duttonよりもノイズが目立つ分、音は生々しい。久しぶりに聴く演奏だが、シベリウスのこの録音は遅めのテンポを基調に緩急の激しい表現が繰り広げられ、ライヴならと惜しまれる。ブラームスもヌヴーは才気ある表現を聞かせるが、オケが足をひっぱっている。ソロの冴えも有名な49年のライヴ盤には敵わない。

eroicca さん | 不明

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