サン=サーンス (1835-1921)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲全集 マルティノン&フランス国立放送管

サン=サーンス (1835-1921)

中古情報

新品ジャケット
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:
A
特記事項
:
2枚組み
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
5851862
レーベル
France
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

収録曲   

  • 01. Symphony In A Major
  • 02. Symphony No. 1 Op. 2
  • 03. Symphony No. 2 Op. 55
  • 04. Symphony In F Major
  • 05. Symphony No. 3 Op.78

総合評価

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マルティノンは交響曲第3番については本演奏の...

投稿日:2011/05/05 (木)

マルティノンは交響曲第3番については本演奏の五年前1970年(マルティノン60歳)に同じオーケストラORTFを振って録音(タイム@20’03A15’09)していたのですが今回本演奏は交響曲全集を完成させる為の再録(1975年、タイム@20’33A15’54)であります。タイム的には両方共近似値だし過不足ないと思います。フランス音楽の指揮者という触れ込みが強かったマルティノンなのに何故か私はDECCAに入れたショスタコーヴィッチやチャイコフスキーの交響曲盤が明滅しておりました。その力強さ、メリハリのついた明快さがそのままサン=サーンスの代表的交響曲にも活かされており第1楽章第1部序奏はある強い意思が示され続いて比較的テンポは速く躊躇なく進んで行きます、管楽器の強調やティンパニーのアクセント縁取りも効果的ですね。この楽章第2部への移行でのオルガン(B.ガヴォティ担当)入りは少し頼りない感じ(1970年録音盤はマリー=クレール・アランが結構存在感を主張しているらしいですよ・・・)がしましたがこのアダージョ感を逆に厚めのオーケストラがその美しさをサポートします。決して焦点ズレさせないでピチカートに乗って時には情熱感を盛り上げます。終わりは潮が引いて行く様に余韻を残して〆ます。第2楽章第1部はややオーケストラに粗さはあるものの力強さはマルティノン節、繰り返しの寸前の間と打楽器の華々しさも面白いし寸前効果的な溜めを経てオルガンの宣誓で始まる第2部はコラール風な処にピアノも参加し次第に堂々たる全奏に移るのも重さには到りません。フーガがらみに執拗な弦バックに管楽器の声高さが素敵です。いよいよフィナーレに向かってオルガンとオーケストラ全奏が大きく見得を切って生々しくティンパニーも役割充分・・・最後は思いっきり引っ張ってフランス楽団独特な大雑把である面はさておき華やかに曲が終わります。我々の世代で馴染みの指揮者による多分唯一?に近いサン=サーンスの交響曲全集としては意義ありましょうが他の収録交響曲は未聴で曲のポピュラー性も勘案して一応★一つ保留ランクにしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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3番を今もLPで持っているがプレーヤーが...

投稿日:2009/09/05 (土)

3番を今もLPで持っているがプレーヤーが不調なのでCDを購入した。3番以外はまだ聴いてないが、この3番はベスト1ではないだろうか?バレンボイムのオケ・オルガン別録りみたいにきれいではない(このバレ盤は小生にはただきれいなだけとしか思えない)が、少なくとも、エラート盤よりは良い出来だ。エラートから2年位しかたたないのに再録音したということはよほど前のが気に入らんかったのでは?会社の要請?オルガンのアランが気に入らんかった?というよりこの曲自体が元々そういう表面的な感じを与えるのも事実だろう。でもガヴォティのオルガンもええし、連弾ピアノもきれい。アンセルメのも昔はLPで持っていたが、こっちの方が良い感じで今も持ち続けている。他ではプレートルの古い録音も今でも充分通用すると思える。これはデュリュフレのオルガンが特に素晴らしい。パレーのはややせわしない感じ、メータも、カラヤンもちょっと、となるとやはりこれしかない!1枚900円と思えばそんなに高くない。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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3番は、いわゆる「爆演」型とは対極にある...

投稿日:2007/09/03 (月)

3番は、いわゆる「爆演」型とは対極にある表現です。この曲の演奏では、多くが細かい合奏にこだわり、弦がバリバリと前進するドイツ音楽のような盤が一般的ですが、マルティノンの創る世界は、香りたつロマンがすばらしい。大きな呼吸の中に、巨大な空間が広がり、果てしない憧憬が湧き上がります。曲全体を聴き終えて、残るものが違う。当時のEMI録音が音場優先だったこともあり、輪郭があいまいで細部が粗いとの評価もありますが、終楽章に向けて、ただのバカ騒ぎに聴こえない「品位」において、今のところマルティノン盤が最右翼です。

ジンジャーエール さん | 川崎市 | 不明

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