サラス・サラスバシー

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エフェクチュエーション 市場創造の実効理論 碩学叢書

サラス・サラスバシー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502151910
ISBN 10 : 4502151912
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

エフェクチュエーションの概念は、「原因と結果」の性質について、社会科学において長らく持たれていた信念に対しての挑戦であり、社会現象についての新しい洞察を産み出す源泉でもある。この概念は特に、最善を尽しても、「原因と結果」の関係を理解することが全くできないような状況におかれている起業家的行動の分析に適したものとなっている。

目次 : 1 経験的探訪起業家的熟達(研究対象は何なのか、そしてなぜそれが研究対象となるのか/ 何を、どのようにして発見したのか/ 私の発見についての解釈)/ 2 理論的探訪エフェクチュエーション(エフェクチュエーションを理解する:問題空間と問題解決の原則/ エフェクチュエーションを理解する:エフェクチュアル・プロセスの動学/ エフェクチュエーションを成果に結びつける)/ 3 通過地点(「人工物の科学」としてのアントレプレナーシップ/ 競争優位と起業家的機会/ エフェクチュエーションに基づく経済学の哲学と方法論/ 人々の希望の中に存在する市場)/ 4 進むべき方向(エフェクチュエーションを教える/ 進行中の研究/ 新たな研究のベンチャー)

【著者紹介】
サラス・サラスバシー : インド生まれ。ボンベイ大学卒(統計学)、カーネギーメロン大学、Ph.D(情報システムとアントレプレナーシップ)。1978年ノーベル経済学受賞者であるハーバート・サイモン教授の最晩年の弟子にあたり、熟達した起業家の意思決定についての研究で博士論文を執筆した。現在、バージニア大学ビジネススクール教授(戦略・倫理・アントレプレナーシップ部門)。MBAプログラムのみならず、博士課程プログラムでは、バージニア大学以外にも、デンマーク、インド、クロアチア、南アフリカでも指導している

加護野忠男 : 甲南大学特別客員教授、神戸大学経営学大学院名誉教授。1947年大阪に生まれる。1970年神戸大学経営学部卒業。1975年同大学大学院経営学研究科博士課程修了。神戸大学経営学部講師、助教授を経て、1988年教授に就任。同学部長などを経て2011年より現職。経営学博士。専攻は、経営戦略論、経営組織論。企業統治論

高瀬進 : 山口大学大学院技術経営研究科准教授(特命)。アジア・イノベーションセンター。1970年東京に生まれる。1994年神戸大学工学部システム工学科卒業、2013年同大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。専攻は、アントレプレナーシップ、ハイテク・大学発ベンチャー。在学中から黎明期のラクロスの普及、大学運営支援会社のスタートアップを手掛ける。現在は、レスキューロボットの事業化のアクションリサーチの他、京都大学デザインスクールFBL/PBL「ロボットと社会のデザイン」「ロボットとベンチャーのデザイン」等を担当

吉田満梨 : 立命館大学経営学部准教授。1980年岩手に生まれる。2003年立命館大学国際関係学部卒業、2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。首都大学東京都市教養学部経営学系助教を経て、2010年より現職。博士(商学)。専攻は、マーケティング論、製品開発論、特に、新たな製品市場の形成プロセスに関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shinya

    本というより、論文をそのまま本にしたもの。 5つの行動原則については理解できるけど、動学モデルのフレームワークの説明がいまいちイメージしにくい(+_+)

  • 小泉岳人

    黄色い初心者向けのエフェクチュエーション本が面白かったので、原著を読んでみる。学術的な記載が多く、やや難しいが参考になる点も多かった。 ”緑/青の世界においては、目的の選定が、手段の選定に先行する。一方、グルーな世界では、エフェクチュアルなネットワークの事例で見た通り、目的は、ある時点における特定の行為者に依存し、また、彼らがコミットする当面の変容によって引き起こされる行為の結果である。”

  • IGBB

    未来を予測しうるものとして見るのではなく、不確実性の中で、どのようなプロセスや行動原則をとればよいのか、起業家のリサーチから発見された事項を述べたもの。約束された未来などなく、先のことなどわからない中で、どのように生きていけばよいか、という視点で見れば、人生の教訓にもなる。さて、私にはSTPが悪いものとも思えない。お笑い芸人などはSTPを意識して自らの売り出しを考えているだろう。ただし、予測通りにお笑い芸人として成功するかは別。思わぬ出会いから、別の方面での活躍を見出す人も多い。

  • とっぴぃ

    「コーゼーション」の対の概念としての「エフェクチュエーション」の理論。不確実性の高い環境において「コーゼーション」と「エフェクチュエーション」の2つの道具箱を使いこなしながら事業創造していくことが肝要であることを、まずは理解することが、オープンイノベーションやコーポレートベンチャーに取り組む企業に求められることなのかも。#エフェクチュエーション #起業論 #経営論

  • Yuko Jo

    アントレプレナーシップをより論理的に考え発展させた本 起業する前に読むべき転ばぬ先の杖 あなたはだれか、なにができるか、誰を知っているか

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