黒魚都市 新 ハヤカワ・SF・シリーズ

サム・J・ミラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784153350502
ISBN 10 : 4153350508
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
378p;19

内容詳細

感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作

【著者紹介】
サム・J.ミラー : 1979年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。2012年にクラリオン・ワークショップに参加し、“57 Reasons for the Slate Quarry Suicides”(2013)でシャーリイ・ジャクスン賞短篇部門を受賞。『黒魚都市』で2019年ジョン・W・キャンベル記念賞を受賞した

中村融 : 1960年生、中央大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぽてち さん

    海面上昇が進み、水没や内戦で多くの国家が消滅した近未来を舞台にしたSF小説。4人の登場人物と謎の放送(?)を小刻みに替えながら話は進むが、現在とはまったく違った世界観やテクノロジー、風俗など矢継ぎ早に繰り出されるアイディアについていくのがやっとで、小説として楽しめるようになったのは中盤を過ぎてからだった。歳のせいか最近のSF小説はこの傾向が強くて、新作を読むのを躊躇してしまう(-_-;)。ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。

  • のりすけたろう さん

    なんていうか、、想像していたのとは違う感じでした。もちろん✨面白かったです(*´꒳`*)せっかくのディストピア設定なのに出来事が小さめだなーと思いました。黒魚都市というくらいなので、もう少しシャチの活躍が見たかったです。

  • 星落秋風五丈原 さん

    皆さんおっしゃっているように家族の物語なんですよね結局の所。物語世界の詳細はよくできてます。

  • 宇宙猫 さん

    ★★★ 環境破壊や紛争で多くの国が崩壊した未来の100万人規模の海上都市での権力闘争と、それに巻き込まれた離散家族が再会する話。4人の視点で語られるのでついていくのが大変だけど、彼らが家族と分かっていくとピースがはまっていくようで面白かった。ただ、文章が読みにくく頭からすり抜けそうなので★マイナス。翻訳のせいなのかな。D

  • 本の蟲 さん

    海面上昇で都市の多くが水没、ネット網はウイルスで壊滅し、国家は暴動や抗争で解体。そんな<近未来水上都市SF>が好みなら自信を持っておススメ。北極圏にある洋上巨大建築物クアヌーク。都市内で流れる謎の放送〈地図のない街〉。詳細、原因不明の死に至る病〈ブレイクス〉。街の最新の噂、北極熊とシャチを連れてやってきた〈オルカ使い〉。ナノマシン精神結合技術により動物と心を通わすナノボンダ―。原理主義者たちの襲撃でコミュニティが壊滅したとされる彼らの最後の生き残りが来てから、都市を揺るがす未曾有の変化が訪れる(続

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