サミュエル・ベケット

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ゴドーを待ちながら ベスト・オブ・ベケット

サミュエル・ベケット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560092224
ISBN 10 : 4560092222
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,196p

内容詳細

田舎道。1本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという2人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じていた…。「不条理演劇」の代名詞にして最高傑作。

【著者紹介】
安堂信也 : 1927‐2000年。現代フランス演出史専攻。早稲田大学名誉教授

高橋康也 : 1932‐2002年。イギリス文学(特にシェイクスピアおよび現代劇)専攻。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

     初演時の役者はいずれも知らない人たちだが、今、自分がプロデュースするとすれば、主演の二人にはやはり初老の喜劇役者を使うだろう。バイプレイヤーとして長年舞台をつとめてきた、ペーソスのあるような役者がいい。一方、戯曲としてこれを読むと、読後は強い寂寥感に襲われることになる。あたかも胸腔全体が空洞になったかのような。悲しみに似た感情は、1幕の終り近くが最も高くなる。そこで終わってもいいようにも思う。しかし、再び同じような情景と対話が繰り返される2幕の存在こそが、この劇が「不条理劇」と冠される所以なのだろう。

  • 長谷川透 さん

    「不条理演劇」と帯書きにはあるが、気構えて読むことなんてない、この戯曲は喜劇として腹を抱えながら読めるではないか。ゴドーを待つ二人の浮浪者。しかし彼らはゴドーの容貌さえ知らず、彼を待つ尤もらしい理由を読者(観客)は掴めないまま物語はゆるやかに進む(時間というものの輪郭がぼやけてくるようだ)。ゴドーは存在するのかさえわからない。ゴドー=神という説を受け入れてしまえば解釈は容易い。しかし、解釈云々よりも、待つ対象の不在の元で繰り返される人間喜劇をただただ楽しめばそれでいいのではないかと僕は思う。

  • zirou1984 さん

    戯曲『ゴドーは待たれながら』鑑賞ついでに再読。「いつ来るの?今でしょ!」とばかりにやって来るはずのゴドーを2日間待ち続ける話なのだが、最後まで来ることはなく舞台は終わる。そもそもの所、キリスト教は彼の到来を2000年も待ち続けているのだから2日など今更何の事はない。必要とすべき理由は剥ぎ取られ、もはやゴドーは到来しないことによって表現となり実存を確認する手段となる。思弁と言語は空回りし続け、身体表現や沈黙こそが主役の様だ。もしくは、ゴドーとは舞台の上映であり演者は演者を演じている楽屋ネタと見るのも一興か。

  • 三柴ゆよし さん

    どこでもない場所でひとりの男を待ち続ける話。解釈の数はほとんど無限に存在するが、作中人物であるウラジーミルとエストラゴンのふたりは、「待ち人来ず」というある種の極限状況に追い詰められながらも、その現状をなんとか耐えうるものにしようと四苦八苦する。暇つぶしに首でも吊ろうかという発想はすごいよね。その悪戦苦闘ぶりがスラップスティック喜劇としての様相を呈してくるため、読んでいて辛さを感じることは不思議とない。ブッツァーティにベケットやカフカのユーモアがあれば、あの作品もまた違った味わいになっていたのだろう。

  • 鱒子 さん

    図書館本。戯曲。解説の高橋康成さんが書いているように「まさに全編矛盾だらけ、隙間だらけである」作品。「いまだに新たな解釈を生成しては吸収してしまう〜傑作/問題作」とも書かれています。登場人物はたったの5人。それプラス登場しない人物、ゴドー。平たく言って全編訳わからんし、登場人物みんなにイラッとしてしまうのですが、不思議にグイグイ読ませるパワーが有るのは確か。怪作。

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サミュエル・ベケット

1906‐1989。アイルランド出身の小説家・劇作家。1927年、ダブリン・トリニティ・カレッジを首席で卒業。28年、パリ高等師範学校に英語教師として赴任し、ジェイムズ・ジョイスと知り合う。30年、トリニティ・カレッジの講師職を得てアイルランドに戻るも翌年末に職を離れ、その後パリに舞い戻る。33年末

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