サミュエル・ベケット

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また終わるために LE LIVRE DE LUCIOLE

サミュエル・ベケット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784879954206
ISBN 10 : 4879954209
フォーマット
出版社
発行年月
1997年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,123p

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読書メーターレビュー

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  • たーぼー さん

    ときに歩き、ときに行き倒れ、ときに右に、左にぶつかり、その先には無の場所に到達することを語らずにはいられない書を読んで意味を探ろうとする。しかし、答えは一向に見つからず、陰鬱な精神を堂々巡りするばかり。追放された男も、囚人服を着た男も、光を見なかった『おれ』も断片的な諸場面が全て連なりを見せている。この空虚で灰色の世界に暫し感嘆するしかない。過去が次々と忘却に追いやられ、歴史が重ねられ、死に向かう生の方向が肯定も否定もされていないところに救いも感じる書。一つの終わりがなくては次の終わりが始まらない訳だから

  • レガスピ さん

    年間ベスト入り決定…

  • うみ さん

    消えるのではなく、また終わるため。隙間なくぎっちり密度。言葉が骨そのもの?のような?流れたと思えば固まる。あるいはこちらの怠慢や不注意?とりあえず、笑っとこう

  • kana0202 さん

    何がなんだがわからないが翻訳の妙もあって、笑えるところも多々ある。気になるところがあるのでまたいつか開くことになるだろう。動詞の主張と、痙攣、固まり、というとが重要ではないか。

  • ふしぎ さん

    抽象的な言葉の並びから、澄み渡った空気が、まるで身体を持ったかのような、でもどこか安心するような、異常なやさしさと清らかさを持ったような…そんな印象を受けた。言葉では形容しがたい。暗黒舞踏や、アンリ・ミショーの絵画と空気感が近しいと感じた。

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人物・団体紹介

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サミュエル・ベケット

1906‐1989。アイルランド出身の小説家・劇作家。1927年、ダブリン・トリニティ・カレッジを首席で卒業。28年、パリ高等師範学校に英語教師として赴任し、ジェイムズ・ジョイスと知り合う。30年、トリニティ・カレッジの講師職を得てアイルランドに戻るも翌年末に職を離れ、その後パリに舞い戻る。33年末

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