基本情報
ISBN 10 : 4105071513
内容詳細
羊飼いの青年が開拓地を求めて挑んだ険しい山、その向こうに謎の国「エレホン」はあった。手づくりの清潔な街並みに住む人びとはみな優しく、健康的で美しい。でも、それには“しかるべき理由”があった。病める者、不幸な者が処罰される一方で、お金持ちは罪を犯しても心の迷いとして許される―。自己責任、優生思想、経済至上主義、そしてシンギュラリティ…150年前、自由主義経済の黎明期に刊行されたイギリス小説があぶり出す、現代人が見ることになりそうな未来、人間の心の暗がり。
【著者紹介】
サミュエル・バトラー : 1835‐1902。19世紀後半に活躍した英国の作家。父は英国国教会の牧師、同名の祖父も名門パブリックスクールの名校長で聖職者。ケンブリッジ大学を卒業するも、父にならって聖職者になる道を拒み、当時の新興植民地ニュージーランドに入植、牧羊業で財を成し、帰国。絵画、作曲を学ぶも、文筆の道へ
武藤浩史 : 1958‐。英文学者。慶應義塾大学教授。英国ウォリック大学大学院博士課程(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まふ さん
読了日:2024/07/15
ふみあき さん
読了日:2023/05/18
慧の本箱 さん
読了日:2021/05/24
⭐ さん
読了日:2021/06/01
刳森伸一 さん
読了日:2020/08/16
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人物・団体紹介
サミュエル・バトラー
1835‐1902。19世紀後半に活躍した英国の作家。父は英国国教会の牧師、同名の祖父も名門パブリックスクールの名校長で聖職者。ケンブリッジ大学を卒業するも、父にならって聖職者になる道を拒み、当時の新興植民地ニュージーランドに入植、牧羊業で財を成し、帰国。絵画、作曲を学ぶも、文筆の道へ
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