一言でいうと「シュール」そのもの。人によっては「なにこれ？」「マジで音楽？」と感じるでしょうｗ　音楽史上では非常に重要な作品なんですが、実際に聴くとなると、忍耐が必要です（＾ｗ＾）　だって、家具の音楽以降は、単純なフレーズの繰り返しだけ・・・。でも、聴き方によってはひじょぉ〜にファンタスティック！（＾ｙ＾）さて、あなたはどちら？ｗｗｗ

一番好きな「ジュ・トゥ・ヴ」が収録されてなくてガッカリ。 演奏はサティだからといって妙に軽妙さを強調せず、芯のしっかりとした、澄んだ、深みのある音で弾き込んでいます。 サティ好きの方のセカンドチョイスとしていいかも！

ティボーデによるサティの独奏ピアノ作品全集は、この手の全集では最高の演奏であり、これ以上の演奏はおよそ100年は望み得ないほどのものです。このＣＤの登場によって、チッコリーニの全集は、その任務を、ほぼティボーデに委譲したとみなしてもよいでしょう。

しばし忘れていたこのケフェレックのCDを店頭で見つけ、尚かつ極めつけのサティの二枚組廉価設定とあらば買わないわけにはいかなかった。ケフェレックはMIRAREにも何枚か録音しているのだが何故か今のところ巡り会っておらず、このたびVerginで聴くこととなった。 予想に違わぬ激烈で衝撃的な解釈と演奏だ。ことサティに関してはスタンダードな演奏という規範は存在しないだろう。元々が自由曲想の譜面であってそうそう緻密な楽想記号が書き込んであるわけではないし、そもそもサティという人物自体、インプロビゼーションそのものの人生を送っ

確かにかなりスペースをとるのに収録曲が少ないのが気になるの。だから全部聴きたいなら、新録音がお勧めよ。 でも旧録音も音質は悪くないし、曲間の編集の仕方が絶妙なの。「舞踏への小序曲」での始まりが妙にしっくりきたり、「風変わりな美女」が突然始まったり、わざとどうかは分かんないけど、気に入ってるよ。全体的に新録音よりきびきびして新鮮な印象があるね。 演奏として面白いのはこっちの旧録音の方じゃないかしら。 速めのテンポでは、プーランクのサティもおもしろいよ。逆に遅めだと、デ・レーウがお勧めかなぁ。

演奏はより引き締まった体躯を特徴とし、あまりに豊かな語りかけがある。例えば理想美からはかけ離れた奇形やゴツゴツとした醜いものと官能的で均整のとれた美の極致といったものとの明暗の対比がはっきりしていて、それら全体を明確な輪郭と力みなぎる頑強な低音域が俯瞰し、ぎりぎりのところで快美な調和を保っているようだ。聞き応え充分(5CD)だが疲れてる方は『アウストボ』がお薦めです！

個性的で彫りの深いサティ。好き嫌いは分かれる。のっぺらぼうに弾くサティに飽きたらたまには良いかもしれない。

以前サティの作品は自動ピアノに感じ、音盤を購入する気にはならなかったのですがアウストボの演奏を聴いてから興味を持ち始めました。ロジェのピアノはアウストボほどではありませんでしたが、ロマンは感じることが出来ました。このセレクトでこの廉価はよしとしましょう。機会があれば今度はチッコリーニの全集にトライしようと思います。

余計なことは一切しない、ｼﾝﾌﾟﾙな演奏。 それだけに徹底的にこだわった透明感のある音色が際立ちます。 こんなに素晴らしいｻﾃｨを聴いたのは初めて。 この値段でこの演奏は申し訳ないくらいです。

　まさに掘り出し物。他の作曲家達のピアノ作品集が素晴らしかったので、はずみでサティに手を出したら大当たり。Austboのソロ演奏に日々満足はずれ無し。