サイラス M. コープランド / 井上一馬

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友よ 弔辞という詩

サイラス M. コープランド / 井上一馬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309204833
ISBN 10 : 430920483X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,220p
20cm,220p

商品説明

マドンナがヴェルサーチに、カストロがゲバラにと、著名人が贈った、著名人に贈られた「名」弔辞。最後の宴に垣間見る、著名人の意外な一面や人間性への思い思いの献辞が、今ここに!

内容詳細

生と死の感動、輝ける人生への頌徳の辞が今ここに集う。

目次 : ハンフリー・ボガートに捧ぐ―ジョン・ヒューストン(映画監督・親友)/ ダリル・ザナックに捧ぐ―オーソン・ウェルズ(俳優・友人・仕事仲間)/ スタンリー・キューブリックに捧ぐ―ヤン・ハーラン(仕事仲間・義弟)/ ジャンニ・ヴェルサーチに捧ぐ―マドンナ(歌手・古い友人)/ ボブ・フォッシーに捧ぐ―ニール・サイモン(共同製作者・古い友人)/ アーヴィング・バーリンに捧ぐ―サミュエル・ゴールドウィン・ジュニア(映画製作者・家族ぐるみの友人)/ カール・ユングに捧ぐ―ローレンス・ヴァン・デル・ポスト(南アフリカ出身のイギリスの作家・友人)/ アルバート・アインシュタインに捧ぐ―アーンスト・ストラウス(助手)/ トマス・エジソンに捧ぐ―J.F.オーウェンズ(国立電力協会会長・友人)/ チェ・ゲバラに捧ぐ―フィデル・カストロ(革命の同志)〔ほか〕

【著者紹介】
井上一馬 (翻訳家) : 1956年(昭和31年)、東京生まれ。都立立川高校、東京外国語大学卒業。比較文学を学んだあと、日米の文化・社会・教育などに重点を置いて作家・翻訳活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    死者とその遺族に哀悼の意を捧げる言葉、弔辞。あまりに大きなものを失った悲しみを受け止めるために必要なもの。人の心が最も研ぎ澄まされ、清められる。…マドンナからヴェルサーチ、カストロからゲバラ、エンゲルスからマルクス、エジソン、ディーン、ヘレン・ケラー、大物から大物へ。…一緒になった瞬間から死が分かつまで、人生を語り合い、常に忠実であった。一貫して無条件に誠実であり、良心の規範に従って生き、洞察力を持ち、双方が互いに気遣い、感謝の念を示す。愛され慕われ、あなたがいなければ、この世界は色褪せていたことだろう。

  • 星落秋風五丈原 さん

    オーソン・ウェルズと大プロデューサー、ダリル・O・ザナックなんて天敵?と思っていたら意外な弔辞の組み合わせ。ゲバラに対するカストロはうーんそれでもあなた助けにいかなかったよねぇと思ったり。

  • Tui さん

    弔辞。それは、亡くなった者を偲ぶ公開メッセージ。様々な著名人の葬儀で述べられた弔辞を収録した本書は、栄光や羨望の影に隠されたその人となりを振り返る、極上のノンフィクション短編集でもあります。とりわけ、親しい友人からの慈愛に満ちたはなむけは、故人を飾る最後のことばとして美しさが際立っていました。印象的だったのは、24歳の若さで夭逝したジェームズ・ディーンへの、友人からのメッセージ。ごく普通の若者であった彼への郷愁と、世間の誤解への静かな怒りに、葬儀の場が包まれたことだろう。

  • しゃんしゃん さん

    自分自身よりも最愛の友が伝えるほうが鮮明に、ひととなりを伝えられることがある。亡き友が伝えようとした力強く、美しい言葉の数々が収められている。短命、長寿、病気・ドラッグ・殺害とそれぞれの最終章。象徴的な言葉に出会うことが出来た。ボギーはもう一度行き直したいと思うことがあるかとの質問に、「俺にはある。俺にはもう一度生きたい時がある。ベティと過ごした歳月を、俺はもう一度生きたい」ボギーさん、最後までカッコ良すぎませんか⁈ 29人への弔辞、読み応えがありました。

  • みゆたん さん

    児玉清さんが亡くなる前に産経新聞で紹介していて、ずっと読みたかった本。ヴェルサーチにマドンナから、チェ・ゲバラにカストロ議長から、セルズニックにカポーティから、チャレンジャー号の宇宙飛行士たちにレーガン大統領から…全29件の弔辞。誰に向けられた物も力強くて、感動的で、心が震える。

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