ラトル&LSOのリズム炸裂!
バーンスタイン、ストラヴィンスキー、ゴリホフ作品集!
エボニー協奏曲ソロはLSO首席クリス・リチャーズ。カティア&マリエル・ラベック姉妹も登場
ラトル指揮LSOという最強の組み合わせで、バーンスタイン、ストラヴィンスキー、そしてグラミー作曲家のゴリホフ作品をお楽しみいただきます。ラトルがLSO音楽監督に就任したのが2017-18シーズン。2018年12月の録音で、就任間もない頃の演奏ですが、すでにラトルとオケの相性はこれ以上ないくらいにぴったり。クラシックとジャズの融合を寿ぐようなプログラムですが、クールな表情、突き刺すようなリズムは完璧。世界最高峰のオーケストラによる豪華演奏です!
バーンスタイン[1918-1990]の作品は1949年に完成、当初はジャズ・アンサンブルのために書かれましたが、その後オーケストラ編成に改訂されました。ピアノとソロ・クラリネットを含みます。ジャズ風のリズムが炸裂する作品ですが、ラトルもLSOもらくらくと鳴りっぷりのよい演奏です。
ストラヴィンスキー[1882-1971]のエボニー協奏曲はクラリネットとジャズ・バンドという編成。クラリネットはLSO首席奏者のクリス・リチャーズが務めます。
ゴリホフの『ナザレーノ』は、アルゼンチン・タンゴとジャズのリズムが躍動する作品。2000年にJ.S.バッハ没後250年記念として委嘱された『マルコ受難曲』を土台としています。受難曲はオーケストラ、合唱と、ブラジル・ジャズのヴォーカル、アフロ=キューバのヴォーカルなどを擁する編成でしたが、2008年にラベック姉妹の依頼を受けたベネズエラのゴンザロ・グラウが、受難曲の要素をのこしながらも、2台ピアノとオーケストラの編成に編曲しました。タイトルの『ナザレーノ』はイエスが子供時代を過ごした地、ナザレに由来します。ラテンのリズムに彩られた作品を、LSOとラベック姉妹、そしてラトルが見事に響かせます!(輸入元情報)
【収録情報】
1. バーンスタイン:プレリュード、フーガとリフ(1949)
2. ストラヴィンスキー:エボニー協奏曲(1945)
3. ゴリホフ/グラウ編:ナザレーノ(2000/2009)
カティア&マリエル・ラベック(ピアノ:3)
クリス・リチャーズ(クラリネット:2)
ゴンザロ・グラウ、ラファエル・セグルニエ(ラテン・パーカッション:3)
ロンドン交響楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
録音時期:2018年12月12,13日
録音場所:ロンドン、バービカン・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND