コープランド(1900-1990)

コープランド(1900-1990) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

38件
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  • レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィル...

    投稿日:2023/05/10

    レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックが録音した、コープランドの管弦楽作品集です。 収録されているのは、『アパラチアの春』『ロデオ』『ビリー・ザ・キッド』『市民のためのファンファーレ』と言ったもので、コープランドの交響曲を別にした代表曲を収録したものです。 バーンスタインとコープランドは親交があったらしく、演奏は大変見事なもの。 手兵ニューヨーク・フィルハーモニックを存分に鳴らし、この時期のバーンスタインらしいヤンキー気質を全面に出した元気でノリの良い演奏は、まさに名盤ふさわしい出来だと言えます。 もちろん、コープランド入門にもおすすめ。 また市民のためのファンファーレは、一般的に演奏されるバージョンではなく、交響曲第3番のアレンジで録音された珍しいもので、これなどバーンスタイン節が炸裂しています。 録音は1959年から1966年までですが、年代を考えれば特に問題ない音質です。

    レインボー さん

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  • ルイス・レーン指揮、アトランタ交響楽団の演奏による...

    投稿日:2023/04/30

    ルイス・レーン指揮、アトランタ交響楽団の演奏による、コープランドの管弦楽作品集です。 ここに収録されたのは、『市民のためのファンファーレ』『ロデオ』『アパラチア』とコープランドのオーケストラ作品では代表的なもので入門的なもの。 指揮者レーンは、セル時代のクリーヴランド管弦楽団で副指揮者を務めた後、ダラス交響楽団の指揮者に就任しましたが、短期政権で離任、続いて当時、ロバート・ショウが音楽監督をしていた時のアトランタ交響楽団に副指揮者として就任、本CD音源はその頃の録音となります。 レーンの録音は少なく、クリーヴランド時代にアメリカの作曲家やベートーヴェンの作品を振った音源、もしくはテラークに入れたレスピーギとコープランドの音源ぐらいで、テラーク時代のはレーンの代表的な音源となっています。 レーンの音楽は一言で言ってしまえば堅実なもので、職人的な演奏と言えるのではないでしょうか。 いずれも名演と言えるかは微妙ですが、しっかりと曲の魅力を引き出しています。 本CDでは録音がデジタルで優秀だった事もあり、それもプラスに働いていますが、初期デジタルらしく、ちょっとバランスがおかしい所があるのは残念です。 1982年録音で、コープランドの生前に録音された音源の一つ、ですのでジャケットにはコープランドの没年がありません。 コープランド入門の1つとしても、コープランド・ファンにもおすすめです。

    レインボー さん

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  • このCDはアーロン・コープランドの代表的な作品を集め...

    投稿日:2023/04/25

    このCDはアーロン・コープランドの代表的な作品を集めたアルバム。 3人の演奏者が演奏しており、編集盤である。 まずは、アンドレ・プレヴィン指揮、セントルイス交響楽団による組曲『赤い子馬』 セントルイス交響楽団との共演は珍しいが、さすが元は映画音楽とプレヴィンの出身分野だけあって、溌剌とした演奏が特徴です。 『市民のためのファンファーレ』『リンカーン・ポートレポート』の2曲はユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団で収録しています。 さすがフィラデルフィア・サウンドで有名になっただけに演奏は確かな安定感があります。 『ロデオ』『戸外の序曲』はルイス・レーン指揮、クリーヴランド・ポップス管弦楽団。 レーンはこの中で無名ですが、セルの副指揮者としてセル時代のクリーヴランド管弦楽団に加わり、セル没後はダラス交響楽団やアトランタ交響楽団の指揮者を務めた。 録音はアトランタ交響楽団時代にテラークと、クリーヴランド管弦楽団時代に数枚のアルバムを残しており、これは後者の録音から復刻したもの。 オケはやや粗いがいかにもアメリカと言った演奏で、ローカルな味わいのある良い演奏だと思う。 どれも最上とは言えないが、年代を考えるとそこまで悪い音質ではないと思う。

    レインボー さん

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  • アメリカの作曲家、アーロン・コープランドが書いた映...

    投稿日:2023/01/10

    アメリカの作曲家、アーロン・コープランドが書いた映画音楽を集めたアルバムです。 演奏はレナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団。 コープランドのCDは数多く出回っていますが、映画音楽ばかりにスポットを当てたアルバムは珍しいかと思います。 収録されたのはどれもがコープランドらしいアメリカ音楽を取り入れたわかりやすい作品です。 演奏もそれに見合うようになかなか立派な演奏であり、この水準なら十分楽しめるでしょう。 コープランドの作品をこれから聴いていこうという方にも良いかもしれません。 録音は良好。

    レインボー さん

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  • レナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団が録...

    投稿日:2022/11/19

    レナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団が録音したこのアルバム、いわゆるアメリカの愛国的な作品を集めたアルバムとなっています。 この手の作品を集めたCDは当地では割と人気があるのか、意外と数が多かったりします。 このCDはコープランドの市民のためのファンファーレに初まり、コープランドのリンカーンの肖像で終わるというもの。 間に占めるのはスーザの行進曲やリパブリック讃歌などの定番だが、それらには混じり、バックのアメリカ国歌星条旗主題よる祝典序曲、トムソンのヤンキー・ドゥードルの主題によるフーガとコラール、ハーバートのアメリカ幻想曲と言った珍しい曲が収録されているのが売りの一つ。 演奏はどれも安定して高い水準にあり安心して聴ける演奏と言えます。 録音も良好。 ちなみにリンカーンの肖像のナレーションは、録音当時に時の人となったシュワルツコップ大将によるものだが、あまり上手くはないと思う。

    レインボー さん

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  •  「アパラチアの春」は、バレエのために13人の演奏者...

    投稿日:2021/02/26

     「アパラチアの春」は、バレエのために13人の演奏者用に作曲した「初演版」(1944)を、作曲者自身が翌1945年に2管編成オーケストラ用の演奏会用組曲に編曲して、一躍コープランドの代表作となった。一般にはこの組曲の形で演奏されることが多い。このスラトキンの演奏は、「バレエ全曲」とあるように、組曲版で削除した初演版も含めて1956年に大編成のオーケストラ用に編曲したもの(?)を用いている。そのため、通常の組曲版では25分程度の演奏時間なのに対して 37 分超である。(演奏の版についてはブックレットにも一切記載なし)  シェーカー教徒の聖歌である「シンプルギフト」の変奏曲から終曲に至る間に初演版にあった何曲かが挿入されるとともに、「シンプルギフト」の変奏曲の構成や順序も入れ替わっている。初演版どおりではなく、組曲版に近いがそれとも違うようである。  この版での演奏は他にはほとんど見かけない。  演奏は、編成が大きい分充実した響きで、スラトキンの指揮できびきび颯爽としたものである。  「アパラチアの春」を聞きなじんだ方も、一度聞いてみてはいかが?  「聞け!汝ら!」は1934年のバレエ用の作品で、演奏されることはめったにないので、これも貴重な録音といえる。

    Tan2 さん

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  • バーンスタインの独壇場! コープランドの作品中屈指...

    投稿日:2021/02/25

    バーンスタインの独壇場! コープランドの作品中屈指の難解さとも言われるアパラチアの春を、さも容易く楽しみながら演奏しているように聞こえる。 ロスフィルの上手さに脱帽! サンフランシスコでのライヴとのことだが、この会場の音響も相まってアメリカの底抜けの明るさが見事に表されている。キャンディード序曲も同様。自作自演ということもあり、この2曲に関してこれ以上の名演は今後生まれない様な気がする。

    マンボウ さん |50代

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  • メノッティーはオペラ作曲家ですが、意外にいくつかの...

    投稿日:2017/05/10

    メノッティーはオペラ作曲家ですが、意外にいくつかの管弦楽曲を残しています。ピアノ協奏曲はとても快活な曲で素敵な曲です。オペラからの動機(例:電話)を借用していたり心躍る曲ですが、一方でアリアを聴いているような甘い旋律も現われ、素晴らしい曲だと思います。カップリングのメインであるコープランドのピアノ協奏曲もあまりリリースされていませんが、更に録音商品の少ないメノッティ−が貴重です。

    テリーヌ さん

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  • バーンスタインはコープランドと親交が深く、初演も数...

    投稿日:2013/10/15

    バーンスタインはコープランドと親交が深く、初演も数多く手がけているだけに、その演奏は作曲者の意図を十分にくみ取っています。しかも、オケは金管セクションに超一流の猛者が揃っているニューヨーク・フィルなので、凄まじい演奏です。交響曲第3番のCDは他にも持っていますが、バーンスタイン&ニューヨーク・フィルを超える演奏はありません。

    落第戦隊リュウネンジャー さん

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  • こんな素晴らしい音楽があるなら、苦しいばっかりの...

    投稿日:2012/06/10

    こんな素晴らしい音楽があるなら、苦しいばっかりの世の中、理不尽で、悲しい、つらい、希望なんてないと思えるこの世界でも、生きて行こう、と思わせてくれる。生きている事は、それ自体貴重、素晴らしい事なのだと、教えてくれる様な、コープランドのクラリネット協奏曲。古今のクラリネット協奏曲は、悲しいものが多いですが、この曲も、大きく溜め息をつく様な、夕陽、大空、大草原、悠久な人間の営みを感じさせてくれる名曲。やがて、活動的となり、曲が終わり、人生は続いていく。初演は、ベニー・グッドマンだけあって、ジャージーでもあリ、楽しい。立派な、ブルース、民謡。人間が、作り出した、素敵な音楽。必聴。

    sunny さん |40代

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ありがとうございました

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