コンピレーション レビュー一覧
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投稿日:2024/11/20
堤俊作指揮、ロイヤル・チェンバー・オーケストラの演奏で収録されたアルバムである。 全体的に胎教のCDのような選曲となっており、これをロイヤル・チェンバー・オーケストラとソリストによる共演という形で編曲されたアレンジで演奏されていく。 この中では一曲だけ團伊玖磨の『新・祝典行進曲』は収録曲中、毛色の違う作品だが、この曲の録音では珍しく管弦楽版での演奏で収録、吹奏楽版では他に多数録音があるが、管弦楽版での録音は市販音源ではこれのみではないかと思う。 またこのCD、編曲者もかなり豪華なメンバーが登場しており、南安雄、山本直純、玉木宏樹、和田薫、朝川朋之、鈴木英史、池辺晋一郎、更に指揮者自身と、クラシックや劇伴、吹奏楽の分野で著名な作編曲家がアレンジした特別な楽譜が使われておりそれぞれのファンの人には必見。 演奏は弦楽群が非常に美しい響きを奏で、冒頭の愛の挨拶などは中々の物だと思う。 またソリストも国内外で活躍する著名な演奏者が集結しており、中々に豪華な作り。 CDはデジパックタイプ。 録音はデジタルなので綺麗です。
レインボー さん
投稿日:2024/08/30
ピリスが好きで全部持っているが、ファンはこんなおもちゃ箱をひっくり返したような企画はは買わないだろう。誰が買うのかな。話は変わるが2024年ピリスは体調不良ということで名古屋に来ないことになった。非常に悲しい。また話は変わるがピリスのモーツアルトピアノソナタを全曲SACD化してほしい。評価は企画に対してです。
ソナタ形式の楽章はリピートすべきと思う老人 さん |60代
投稿日:2024/05/17
ギルドが発売していた人気シリーズ、黄金時代の軽音楽。 このCDはシリーズの一枚で1930年代のライト・ミュージックを集めたもの。 収録された作品はこんにちでは聴く機会がない作品ばかりであり、例えばイェッセル『市警のパレード』イヴァノヴィッチ『東洋のバラ』と言った著名な作者の知らない作品から、当時人気を誇ったハーマン・フィンクの作品をメドレーにしたものまで、いずれもメロディは聴きやすく親しみやすい曲が揃っている。 演奏陣も当時有名な楽団、人物が揃い、例えばマルク・ウェーバーとウェーバー楽団、ファーディ・コッフマンとヒズ・オーケストラ等当時軽音楽の分野で人気を博した音楽家、またテレフンケン大吹奏楽団を指揮してドイツ行進曲を中心に名演を残したカール・ヴォイチャッハが、サロン・オーケストラを振ったもの、クラシックの分野ではオペレッタの作曲で知られるエドゥアルト・キュンネッケが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振り自作を吹き込んだ音源等珍しいものもたくさんあり、いずれも当時の雰囲気が存分に感じられる。 復刻も、年代を考えると非常に良い。
レインボー さん
投稿日:2024/05/09
このCDはニック・イングマン指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された映画音楽集である。 主に1990年代に公開されたハリウッド映画の音楽を新しく録音したもの。 と言っても録音年月日は2002年9月16日、17日と今となってもはだいぶ前で映画自体も最新というより懐かしい部類に入ってしまった。 主にメインテーマを演奏会用に書き直した楽譜を使っており、映画本編と異なる感じの曲もあるが、これは再演奏盤ならではというべきだろう。 尚、編曲はミケ・タウネッドや、ニック・レイン等、映画音楽を得意とする指揮者らによるもの。 指揮のイングマンはイギリスの作編曲で映画音楽や、ポピュラー畑の分野の作品を中心に活躍している。 ここではロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を自由自在に操って、繊細な演奏からダイナミックな演奏まで、映画音楽にふさわしい演奏を聴かせてくれる。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団はこういう再演奏の演奏で非常によく見かけるがそのためか、手を抜かず堂々とオケを鳴らし、高いアンサンブル能力を発揮した演奏をしている。 エンジェル・スタジオで録音されたもので、音は良い。
レインボー さん
投稿日:2024/04/22
こども向きクラシックCDは各レーベルから意外な程数が出ている。 このCDは日本クラウンが発売したCDで幼少期よりクラシック音楽に馴染ませる事をコンセプトにしたアルバムだという。 さすがに子供に何十分に及ぶ曲をフルで聴かせるのは飽きがくると思われたのか、母とこどもの3分間クラシックの副題が与えられている。 この書き方だと全曲3分程で演奏が終わる様に見えるが実際は6分近くかかる曲もあり、平均3分程と考えた方がよい。 指揮と編曲は、石川皓也。 オーケストラはクンタとペンギンズ・オーケストラとある。 指揮者の石川皓也はNHK名曲アルバムでの編曲、キング・レコードのレオン・ポップス・オーケストラの編曲で知られるベテラン。 弦楽を主体とする編曲が得意らしく、本CDでも存分に腕を鳴らしている。 クンタとペンギンズ・オーケストラ、名称から察するに本CDのための録音用団体か、または既存の団体の変名であろう。 弦楽器に管楽器で編成された小さな室内オーケストラである。 演奏であるが、先に書いた様に弦楽主体の演奏で、テンポは比較的遅いテンポ設定を取り、これはじっくりと子供に聴かせたいという制作者の思いなのかもしれないが、そのぶん間延びした様な演奏もある。 とは言え大多数の曲は丁寧に演奏され、癖のない演奏なので、安心して聴けるのではないだろうか。 録音、音質は良好だ。
レインボー さん
投稿日:2024/04/16
スイスのギルドが発売していた黄金時代の軽音楽シリーズ。 毎回テーマ毎に選曲されているが、この巻はイギリスの劇場&映画音楽を集めたという物。 シリーズにはすでに同テーマで3枚のアルバムが出ている様で、これは4枚目の様だ。 収録された曲は19世紀に書かれたオペレッタ・ナンバー、例えば『ジプシー男爵』20世紀に書かれた『ジプシーの皇太子』等に加えてワルツ等の舞踏作品を収録。 個人的にガンヌの『サルタンバンク』の収録は珍しい。 演奏団体は、ロンドン・パラデウム・オーケストラ、コマンド・グランド・オーケストラ、プラザ劇場管弦楽団、ロンドン・コロセウム・オーケストラ等当時にイギリスの劇場等で活躍した楽団。 それ故に雰囲気はよく伝わってくる。 録音は古いが音は聴ける範囲だと思います。 何よりこの時代の音楽をこれだけ集めたCDはなく、大変貴重でおすすめです。
レインボー さん
投稿日:2024/04/01
スイスのレーベル、ギルドが発売していた黄金時代の軽音楽シリーズの一枚である。 このCDは作曲者自作自演をテーマに集めたもので、イギリスのライト・ミュージックを知る上で貴重な一枚と思われる。 冒頭はブリスの『来るべき世界』から行進曲が取り上げられていて、ファーノンの『国家祭典』や、バスの『コーニシュ・ラプソディ』ら知られている作品もあるが、殆どはすでに忘れられている作品ばかり。 しかし、軽音楽ですから耳馴染みの良い親しみやすい作品が次々と並びルーカス作『アメイジスト行進曲』トーチ作『国際スポーツ行進曲』等良い作品もあります。 指揮者は作曲家自身ですが共演のオケはロンドン交響楽団の様な有名名前所から指揮者の名前がついたヒズ・オーケストラ、クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ等当時活躍したオケらが登場している。 作曲家自作自演は時にハズレな演奏もあったりするが、このCDはキレの良い演奏もあり、時代を感じさせる雰囲気たっぷりな演奏もあり十分に楽しめる。 復刻も上々で、録音年代を考ると十分な音質ではないでしょうか。
レインボー さん
投稿日:2023/12/24
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏で収録されたこのCDは、ショーソンの交響曲変ロ長調を中心に、ラロのイスの王様序曲、ナムーナ、バローのひとりの死者への捧げものを収録したものです。 パレーお得意のフランス音楽物ですが、渋い選曲であり、一般受けはしにくそうなセレクトとなっています。 しかし、そのマイナーな曲中心の選曲が本盤の最大の売りと言えます。 明晰な演奏はパレーならではで、特にラロのナムーナの前奏曲はなかなか優れた演奏だと思います。 録音は古いですが、当時から優秀な音質で知られたマーキュリーだけあり、今でも聴けます。
レインボー さん
投稿日:2023/10/09
ヒラリー ハーンは知っている。後は知らない。番組は見ている。知ってる曲が練習風景描写のためパート別に演奏されているのが実に新鮮。
顕 さん |60代
投稿日:2022/07/28
ホセ・セレブリエール指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるハリウッドの映画音楽集。 収録されているのは1940〜1950年代頃までに書かれた黄金時代の映画の作品です。 この時代は映画自体もそうですが、作曲家も優秀な人物が揃っており、多数の傑作を生まれました。 それらの代表的な曲を集めています。 当時の作曲家はクラシック畑出身が多く、コルンゴルトやローザ等は本業でも有名ですし、ハーマンやアディンセル、スタイナーの様に映画音楽で有名ながら、演奏会用作品を書いた人物、ティオムキンの様にグラズノフ門下の作曲家等様々な系列の人物がおり、いずれも卓越したオーケストレーションが特徴です。 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団は意外と再演奏盤と言われる映画音楽のアルバムを手掛けており、いずれも高い評価の演奏を残しています。 本録音でもセレブリエールのタクトの下、水準の高い演奏を残しており、飛び抜けた名演は無いものの、どれもメロディを楽しんで聴ける演奏ではないでしょうか。 2005年録音で、音質は良好です。
レインボー さん
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ありがとうございました
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