コルネイ・イヴァーノヴィチ・チュコフスキ

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ごきぶり大王

コルネイ・イヴァーノヴィチ・チュコフスキ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784033481104
ISBN 10 : 4033481109
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan

Content Description

クマの親子、ネコやイヌ、オオカミなど、みんな楽しくやっていたところへ、突然、茶色いヒゲの怪物、ごきぶり王が現れた…。小さなごきぶりに恐れおののく動物たちを、リズムある散文で語るユーモアあふれる絵本。

【著者紹介】
コルネイ・I.チュコフスキー : 1882〜1969。貧しい家庭に生まれながら幼いころから内外の文学に親しみ、19世紀ロシアの詩人ネクラーソフの研究によってレーニン賞(1962年)や、オックスフォード大名誉博士号を贈られるほどの文学研究家・評論家となった。アメリカの詩人ホイットマンや、イギリスのノーベル賞作家キップリングの作品、『ロビンソン・クルーソー』『トム・ソーヤーの冒険』など多くの作品を訳した翻訳家でもあり、翻訳論に関する著作も多い

スヴィトザール・A・オストローフ : 1941年生まれ。ロシアの児童文学など、200冊以上の挿絵を描いている実力派の挿絵画家。全ソ挿絵画家展で、1位、2位を数回獲得している

田中潔 : 1962年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yumiha

    読みたい本に登録した時からコメントがあった本書。本書のごきぶり大王は、まるっきりの悪役ですわ。他の生き物たちがこぞって逃げる存在です。そのうえ、とんでもない要求をするんですわ。でも、実は・・・ってとこに、『はだかの王さま』を想起し、ソビエト時代の民衆から見たスターリンを思い描いてしまった。深読みし過ぎでした💦

  • pino

    大威張りのごきぶりと、縮みあがる動物たちの様子が面白い。最後は、なるほどのオチ。勿体ないので、今度は逆さまから捲ってみる。絵だけを追っていくと、あらためて、ごきぶりのカリスマ性が、わかる。せっかくなので、図書館への返却日まで、この楽しみ方を繰り返してみよう。最終日には、祇園精舎の鐘の声が聞こえてくるだろう。

  • たまきら

    「あはは、うざい!」といいながら大ヒット。絵がとにかく最高です。この人の本は前もヒットしたので、ほかにも借りてこよう。

  • 紫綺

    ゆめわかばさんのコメを見て、強烈な表紙に圧倒されて図書館予約。社会風刺の盛んなロシアの児童文学の一作。強烈なインパクトで始まり、あっけない結末で幕切れ。現在の中東の現実を見るようで、考えさせられる。

  • 魚京童!

    これすごいぞ。北海道にはGがいないらしいけど、ロシアまでいくといるのかな。Gの何が悪いのか理解できない。感じるだけ。こいつは殺すしかないって。何が悪いんだろうね。どこでもいる虫なのに。大きいからかな。コバエがあの大きさだったら、殺すよね。ゴキブリがコバエくらいなら、殺すよね。そういうことだと思う。存在してはいけないのだ。絶滅はさせられないけど、日々殺すことはできる。絶対あいつらは遺伝子の書き換えを自分たちでやってると思う。生存圧だけで、あんなに気持ち悪くなることはないと思う。もっと殺さなければならない。

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