ご多分に漏れず、私もＤＶＤでこの映画を観てアルバムを買いました。選曲と歌の上手さに感心させられます。映画の舞台がアメリカではなくアイルランドってところが活かしてますね。同じＢ級映画（失礼！）の’ブラス’っていうのと同じ匂いを、私は感じます。まず、ＤＶＤを観てみて下さい。きっとこのＣＤが欲しくなりますよ。

映画の中で低所得の若者が集まり、安い楽器でソウルバンドを立ち上げ、ライブをして、喧嘩をして、落ちぶれていく、青春のほろ苦さを噛み締める。それが人生・それが映画。そんな最高なアラン・パーカーの映画を彩る最高のサントラだ。アイルランドにいながら、白だ黒だ、などということはどうでも良くなっている。good soul musicにみんなが耳を傾けてさえくれたら、そこから先は、originalの世界へ飛び立とう〜！！兎に角必聴でしょ！！1枚目も2枚目も、名曲揃いだ、間違いない！！！

めっちゃカッコイイ！なんでこんなソウルフルなんだろう。アイルランド人はヨーロッパの黒人だから？

オープニングに使用された8曲目Treat Her Rightが白人カントリーソウルシンガー・Roy Headの曲だというのが、この映画の絶妙な所だった。と私は思う。 OtisやPicketteのオリジナル曲を女性コーラス付きでカヴァーするとこうなる。というのを確認するだけでも聴く価値が あるかもしれない。それにしても良い選曲だ。