コスタンティーノ・ドラッツィオ

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ラファエッロの秘密

コスタンティーノ・ドラッツィオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309256160
ISBN 10 : 4309256163
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;20

内容詳細

成功に成功を重ね、貴族のように富を蓄え、性愛に生きる。ラファエッロほど開放的で柔軟かつ優れた者はいなかった―37歳で自らの誕生日に死すという完璧な伝説を作った巨匠。若き生涯を生き生きと物語った最新・最良の決定版!

目次 : 1 神童/ 2 飛躍の場を求めて/ 3 新たなライバル/ 4 母の嘆き/ 5 屋外にたたずむ家族の肖像/ 6 適時適所/ 7 途方もない大事業/ 8 真夜中に/ 9 愛の館/ 10 ラファエッロの夢

【著者紹介】
コスタンティーノ ドラッツィオ : 1974年生まれ。美術史家&随筆家。ローマ現代アート美術館(MACRO)の展覧会キュレーターを務めるほか、イタリア国営放送で国内の芸術作品を紹介する番組を担当するなど、多方面で活躍している

上野真弓 : 1959年生まれ。成城大学文芸学部芸術学科(西洋美術史専攻)卒業。1984年よりローマ在住。ブログ「ローマより愛をこめて」の管理人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    大好きなドラッツィオさんの秘密シリーズ第三作。「大変な美男子で、その性格の良さから誰からも好かれ、若くして絶大な成功を収め、教皇たちの寵愛を受け、絶世の美女たちと愛を交わし、何をやっても一人勝ち」と言われるラファエッロであるが、この作品からは「先輩たちの作風を恥ずかしげもなく剽窃し、果てしない野心を隠して人々を欺く策略家としての、余りにもしたたかな本性」が見えてくる。そうやってあの「ラ・フォルナリーナ」を眺めてみると、性愛に溺れ、それが致命傷となって亡くなった画家の真実が見えてくる気がする。いい本だ。

  • りー さん

    淡々と絵についての解説が続き、口絵に収録されていない絵は、検索をかけながら読まないと理解できない。前知識が無いと読むのが辛いかもしれません。「37歳で亡くなったルネサンスの巨匠、人当たりの良い美青年で、10代から名声を手にし、仕事のしすぎ&女遊びしすぎが原因で死んでいった」という一般的な印象を私も持っていましたが、この本で描かれるのは戦略的で自己プロデュースに長けたラファエッロです。カメレオンのように、先達の世間受けする長所だけを選んで吸収していく。空虚な華やかさ。彼は本当は何を求めていたのか。

  • Christena さん

    ラファエロって才能豊かで自信家で、世渡り上手なしたたか者。現代の会社員にも、こんな奴いるよなぁって思った。ともあれ、口絵は少し小さいけどカラーで豊富に掲載されているし、歴史的背景もしっかり説明されているし、絵の意味をよく理解することができた。

  • micamidica さん

    タイトルの通り、イタリア・ルネサンスの巨匠ラファエロについて解き明かす作品。画家そのひとについて、周りの人たちとの関係性、作品が生まれる経緯などまんべんなく描かれています。ウルビーノに行ってしまうくらいラファエロのことは好きですが知らないこともたくさんあり、終始楽しめました。シエナのピッコローミニ図書室のフレスコ画の一部の下絵を描いていたとか、ヴィッラ・アドリアーナを訪れていたとか。古代ローマ時代の建築物に対する熱い思いを綴った教皇への手紙も読めました。「ラ・フォルナリーナ」のモデルについても…。

  • しゅー さん

    ★★ 出口治明が年末に新聞の書評で今年(2019年)の3冊に挙げていた。ちょっと硬めの内容を予想させる装丁だが、カラーの口絵もあって読みやすく、あとがきを見ると「随筆」という位置付けの本のようである。背景の歴史やキリスト教への理解があるともっと楽しめるのだろうな。でも、名前しか知らなかったラファエッロについて、過去の伝統だけでなく同時代の巨匠の手法も巧妙に取り込む画風や、工房を運営しての効率的な創作活動、権力者と上手に付き合いながらもライバルを巧くあしらう世渡りの上手さ、など色んな面を知れたので良かった。

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