Product Details
ISBN 10 : 4867931233
Content Description
プーチンの力の〈源泉〉。開戦にも導いた「最強」の諜報機関に迫る。
恐るべき諜報活動の中核!
KGBの後継で、プーチンも長官を務めたFSBは、単なる国内治安機関を超え、国内企業や銀行を支配下に置くほか、西側に対するサイバー・スパイ活動にも従事。今やロシアの国策にも影響を与える強大な力を持つに至った。
・本書は、米政府で30年以上分析官を務めた専門家による入門書。ロシア語一次資料を多数使用。
・帝政期に遡る組織の起源、構造、歴代指導者から、映画等に描かれるロシア文化内のFSB像までを射程に。
・ソ連時代の国民の統制・抑圧への「絶対的な信」という精神構造が、抑圧的体制とウクライナ侵攻へ至る歴史観を形成したと現況を分析。
【著者紹介】
ケヴィン・P.リール : ブルネル大学ロンドン校でインテリジェンス・安全保障研究の講師を務める。キングス・カレッジ・ロンドンで戦争研究のPhDを取得。2021年に退職するまで米国政府のインテリジェンス・コミュニティに30年以上勤務し、分析官として、外国の情報機関を対象とするカウンターインテリジェンス等の任務に従事。国家情報大学(NIU)の戦略インテリジェンス学の准教授を最後に政府でのキャリアを終えた後は、ミシシッピ大学インテリジェンス・安全保障研究センターで教鞭をとった。これまでにインテリジェンス、カウンターインテリジェンスの分野で、特にソビエト史と東側の情報機関に焦点を当てた研究を多数発表している。各種メディアの取材に応じ、国際スパイ博物館(ワシントンDC)主催のオンライントークに出演するなど、ロシアのインテリジェンスの専門家として精力的に活動している
並木均 : 1963年、新潟県上越市生まれ。中央大学法学部卒。公安調査庁、内閣情報調査室に30年間奉職したのち、2017年に退職、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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