グールド、グレン(1932-1982)

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グレン・グールドは語る ちくま学芸文庫

グールド、グレン(1932-1982)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480093134
ISBN 10 : 4480093133
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,189,36p

内容詳細

1955年録音の『ゴルトベルク変奏曲』以来、聴衆を圧倒し続けたピアニスト、グレン・グールド。精緻で独創的な解釈に裏打ちされた演奏で聴衆を熱狂させた一方、奇矯なステージマナーや不可解な生活スタイルで神話化された天才が、みずからの音楽や思想を、心を開いて語り尽す。独特な演奏法について、ピアノのタッチについて、偏愛する作曲家について、実験的な録音について、ポップミュージックについて…。1970年代アメリカを象徴する『ローリング・ストーン』誌に掲載されたロング・インタヴュー。新訳・写真多数。

目次 : 第1部/ グレン・グールド・フォトアルバム/ 第2部/ ジョージ・セル事件

【著者紹介】
グレン・グールド : 1932‐82。トロント生まれのピアニスト。55年録音のバッハの『ゴルトベルク変奏曲』で本格デビュー。特異なレパートリーと解釈で話題を呼ぶが、64年に公開演奏から引退。以後、スタジオ録音と放送番組制作に専念。音楽とメディアをめぐる才気あふれる発言にも定評があり、関連書の出版多数

ジョナサン コット : 1942年ニューヨーク生まれのノンフィクション作家・詩人。児童文学の研究者。『ローリング・ストーン』誌創刊以来の中心的な書き手で、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、シュトックハウゼンなどのロング・インタヴューを行なう

宮沢淳一 : 1963年生まれ。青山学院大学総合文化政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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表紙を見て、こんな写真あるんだと思いなが...

投稿日:2022/05/05 (木)

表紙を見て、こんな写真あるんだと思いながら読み進めていく。 最後の最後、「訳者解説」(これだけでも読み応えあるが)の“追記”にカバー写真について触れられているが、ほぉーと思いながら読み終わり、パタっと本を閉じると赤いセーター姿のグールドがこちらを見つめている・・・。グールドにいろいろ思いをはせながら読了。 解説の最後でカバー写真に触れたことで、素晴らしい読了感となった。

Nihei さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マリリン さん

    ...もし芸術が人を救うとすれば、「生存の深刻さか彼を救い出し、思いがけぬ少年らしさに彼を連れ戻す時だろう」...【オルテガ・イ・ガセット『芸術の非人間化』1925年】 初めてグールドの演奏を聴いたのは、有名な《ゴルトベルク変奏曲》ではなく、モーツアルトのソナタ No. 11 (K. 331) - Alla Turcaだった。意表を突いた演奏、だが理屈抜きで心地よい。チェンバロやハープシコードも演奏していた事は本書で知った。特に興味を惹いたのは、第二部のジョージ・セル事件。⇒続く

  • meg さん

    表紙のポートレイトがうつくしい。 眼差しが 彼の音楽はもちろん発言にも触れて感性が芽生える気がする。すばらしい本に出会えた。

  • geromichi さん

    面白かった。西洋音楽に限らず音楽のについての素養が自分にはないため、理解しづらい話もあったけれど、全体的に興味深く読み通せました。細野晴臣のインタビューでも同じように感じたのだが、マニアックな音楽家はユーモアがあり、奇抜な発想の持ち主が多いのかしらんと思った。ラジオで1人何役かで別人格を演じながら音楽について議論するというプログラムは、分裂症っぽい感じでナイスだ。

  • 植岡藍 さん

    何年ぶりかの再読。グールドという人自体が面白いことがよくわかります。掲載されてるグールドのコスプレ(?)写真も楽しい。

  • マーク さん

    35 著者インタビュアー、ジョナサンコット。音楽理論の部分はほぼ理解できず。たが貴重な一冊。 ●マクルーハン メディア論 ●モーツァルトソナタ。後期酷い。ハイドンソナタ凄い。 ●砂の女 勅使がわら監督 ●テレビ放送録音を述べている部分、これも全く理解出来ず。 ●ペトゥラ・クラーク好き、ビートルズ批判 ●ジョージセル事件。リハでピアノ椅子を調整し続けたグールド に、尻を削るとセルが言った言わないせ。変人だけど天才だ。

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