1970年大阪万博で初演された幻の作品を収録!
今は懐かしい1970年代のゴリゴリ! バリバリ! の前衛音楽
トロンボーンで巨匠グロボカールも参加。全て世界初録音
ベルリンを拠点に活動するドイツのエルハルト・グロスコップが1970年前後に作曲、制作したテープ音楽あるいはテープと器楽のための作品を最新の技術によりリミックス、リダクションし音質を飛躍的に向上させてリリース。1970年代前衛音楽が最も熱かった時代の息吹きがよみがえります。
『ディアレクティクス』は大阪万博EXPO’70でドイツ館において初演されました(折りしもドイツ館ではシュトックハウゼンも自作を上演)。ここに収められた作品はいずれも最新のテクノロジーを駆使した実験色の濃いもので、現代音楽の可能性と領域を広げようとする作曲者の楽観的な野心で満ち溢れています。プログレシヴ・ロックにも通じるものがあり、多くの音楽ファン必聴。作曲家でトロンボーン奏者のグロボカールが参加していることも見逃せないところです。(輸入元情報)
【収録情報】
グロスコップ:
1. ディアレクティクス ヴァージョン5/8 (1969)(大阪万博1970委嘱作品)〜マグネティック・テープと3人の器楽奏者のための
2. 変化の過程 (1971)〜4トラックのマグネティック・テープのための
3. ナイト・トラック (1972)〜4トラックのマグネティック・テープのための
4. ディアレクティクス ヴァージョン1/8 (1969)〜マグネティック・テープと3人の器楽奏者のための
エーベルハルト・ブルム(フルート:1,4)
ハンス・ダインツァー(クラリネット:1,4)
ヴィンコ・グロボカール(トロンボーン:1,4)
クロード・レロング(ヴィオラ:2)
エルハルト・グロスコップ(サウンド・コントロール:1,4)
録音:
1. 1969年/2020年(リミックス)
2. 1971年/2020年(リダクション)
3. 1972年/2020年(リダクション)
4. 1969年/1970年(リダクション live)