グリーグ(1843-1907)
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グリーグ(1843-1907) レビュー一覧 20ページ目

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商品ユーザーレビュー

265件
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  • ヤルヴィがエーテボリで録音したグリークの管弦楽曲集...

    投稿日:2012/08/29

    ヤルヴィがエーテボリで録音したグリークの管弦楽曲集からのセレクション。特に「ペール・ギュント」組曲は異なるカップリングで繰り返し発売されていますが、そのいずれも1987年録音の「ペール・ギュント」全曲録音を元にしているものの、2つの異なる構成でリリースされているため、選択には注意が必要です。 もともと全曲録音の「山の魔王の宮殿にて」「アラビアの踊り」「ソルヴェーグの歌」には、コンサート用組曲に含まれない声楽ソロ、合唱、あるいはセリフが収録されています。そこで1992年になって、改めて組曲版でのアルバムをリリースするにあたり、純粋な管弦楽スコアによって上記の3つのトラックが録音され、もともと管弦楽だけの演奏による残り5トラックと組み合わされました。録音年に1987と1992が混在するディスク(例えばこの477 7491)は、この通常の組曲版です。 逆に、声楽つきの演奏による組曲を望むなら、1990年リリースのディスク(427 807-2)がそれにあたります。このバージョンは本来存在しない折衷版ですから、ディスクとしても貴重です。ソルヴェーグの「歌」を聞きたい方にはそちらをお勧めします。

    kuzu2001 さん

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  • ノルウェー出身の女流ピアニストE..クナーダールは197...

    投稿日:2012/04/06

    ノルウェー出身の女流ピアニストE..クナーダールは1978年から1980年にかけて・・・彼女が五十歳を越えた頃にBISにグリーグのピアノ作品を全部録音したらしく本盤はその中でも一番有名なピアノ協奏曲を含む盤であります。そのピアノ協奏曲は先ず演奏タイムとしては@13’56A7’17B10’59とどちらかと言えばゆっくりペースと申せましょう。バックはK.インゲブレトセン(録音当時三十歳代半ばで私はあまり知らない指揮者)/RPOです。第1楽章あの出だしは比較的ゆったり線太く所謂ノルウェーの厳しい自然を象徴する様なものでない事が意外です。つまり鋭い感じはせず従って北欧イメージ(あくまで私の抱いているイメージでひょっとしたらこの感じが北欧風景の正解かも?)とはちょっと異なる様に私には思えました。オーケストラは各楽器セクションの分離がよくなされて特に管楽器の動きが終始明瞭性を保ってピアノと共に気負いがありません。多分この音楽そのものを落ち着いて進め運び後段のピアノ独奏部分もじっくり・・・スケール感があります。中間楽章も何故か私には暖色系に聞こえ管楽器のフォローが効果的、さりとて間延びはしません。第3楽章はオーケストラの安易な走りはなくじっくり説得力を持って押さえ最後フィナーレでのピアノの堂々さを強調します。要は本盤演奏はコセコセしていないという一言に尽きましょう。周知の様にグリーグはこの曲を何回か改訂しており本盤演奏は勿論私たちが聴き慣れた改訂版、クナーダールにはこの改訂版演奏の他にT.ミケルセン/リトアニア国立SOバックでの演奏(タイム@13’19A6’35B10’13)もあったようです。次に我々が馴染んでいるノルウェー舞曲を彼女は協奏曲で指揮を担当したインゲブレトセンとピアノ連弾(つまり四手)した四曲(タイム6’20+2’04+2’57+6’11)でこの各曲は概ね急緩急的な構成であり緩部分に特に舞曲的イメージが強く突然休止も有り変奏風もあり中々面白い曲ですがこの演奏も割りと重心低く進めており好感を持ちました。本盤他の収録曲「2つのメロディ」(タイム4’48+4’31)と「6つのノルウェーの山の歌」(トータルタイム5’01)はクナーダールの独奏で曲ニュアンスとしては人生を思いめぐらさせる処もありますがマァマァ・・・。全体素晴らしいランクを確保したいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • スタンダードな演奏で、とりたてて欠点もない。 (録...

    投稿日:2012/03/17

    スタンダードな演奏で、とりたてて欠点もない。 (録音に関してはその録音年代からしてもう少し鮮明であって欲しいが…) ただ 指揮もオケも、そしてピアノ協奏曲のソロも、「このCDでなければならない」といった、突出した個性がないのと、リスナーを乗せるような魅力には今一歩欠けるように思う。

    ヒューブーン さん

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  • この愛らしい曲を、こんな可愛らしい人が、と思って聴...

    投稿日:2012/01/26

    この愛らしい曲を、こんな可愛らしい人が、と思って聴くときっとびっくりしますよ(笑)。やはりロシア・ピアニズムの直系らしく鳴らす時にはガツンと鳴らします。思わずオタオタと座り直しました。この曲の演奏としてそれで良いのかどうか、今でも考え中なのですが、ここには借り物でない自発性があるのもまた間違いありません。グリーグだってただのサロン音楽には終わらせないという意気込みやよし。メジューエワのその後の活躍ぶりをすでに暗示していたようです。それにしても、これでいいのか…。

    Nokton さん

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  • 他のレビュワーも触れているが、ヤルヴィというとシベ...

    投稿日:2011/12/09

    他のレビュワーも触れているが、ヤルヴィというとシベリウス録音での印象が自ずと脳裏に浮かぶ。どうしてもそれとの対比になってしまうのだが、その点は勘弁願いたい。ヤルヴィの音楽は誇張は大きくないが、どちらかと言うと劇的な、メリハリがはっきりしたスタイルだと思う。シベリウスでは時に激しすぎる表現を聴かせていたが、この録音では激しさはそこそこに彫りの深さで味を出しているように感じる。ソリスト含め極めて上質な演奏ではある。時には癖のないあっさりした料理が欲しくなるのと同様に、このような演奏もまた価値のあるものだと思う。

    shinsaqu さん |30代

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  • カラヤンはBPOの暗い音色を生かしている。またペール...

    投稿日:2011/07/11

    カラヤンはBPOの暗い音色を生かしている。またペール・ギュントでは悲劇性を強調した感じの演奏だと思う。その例が葬送行進曲などに現れていると感じる。グリーグとは別CDで初回発売されたシベリウスの代表的な管弦楽曲を集めたCDからは3曲がチョイスされている。OBIPリマスターで今回のような組合せになったのだが、低域は初回盤より伸びている一方で、全体の情報量は落ちた感じがしていた。SHM-CD化でOBIPの良さを残しながら、初回盤の情報量を回復できるのに期待が集まる。シベリウスの演奏自体はカラヤン独特の華麗な作品像が展開されている。

    kura-ota さん

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  • 「ペール・ギュント」は通常私たちの聴くものは本盤演...

    投稿日:2011/07/01

    「ペール・ギュント」は通常私たちの聴くものは本盤演奏の様に二つの作品に分かれた組曲形式となっており、果たしてイプセンのオリジナル劇詩をどこまで理解というか知識としていたかは甚だ疑問でありました。そしてこの組曲に入っている各曲の順番は必ずしも劇詩付随音楽のストーリー通りに配置されているわけではなくただ巧みに並べられた親しみ易い各曲の雰囲気を夫々味わう次元に留まっているのが我々素人レベルの実情でありました。スウェーデンGSOと長く仕事をしたN.ヤルヴィ(当時50歳頃)が指揮して全曲版を1987年一気に録音したことがあったのですが本盤組曲版はその全曲版からの抜粋に後年1992年に一部録りなおしたソースを追加する形でリリースされており結果第1組曲がタイム14’44、第2組曲が同16’18・・・計31分余と全曲版86分弱と大幅短縮となっております・・・又、これが我々には通常なのでしょう。演奏自体はN.ヤルヴィの練達師よろしく進められ更に北欧オーケストラにより単に耳に心地よいアプローチに終わらず時に野趣性も見せローカルな味がするのは説得性がありますね。ただ何故先に触れた新旧演奏の混合にしたのか(因みにタイムだけ見ますと「ドヴレ山の魔王の広間にて」1987年2’51、1992年2’57、「アラビアの踊り」1987年4’51、1992年4’50、「 ソールヴェイの歌」1987年4’59、1992年5’12・・・と大差はありません)、編集上の都合なのかちょっと5年のブランクとは言え気にはなりました。本盤結論的には冒頭書いた様な無難さで聴き飽きせず素晴らしく思いました。1987年の録音の「十字軍王シーグル」は「ペール・ギュント」の作者イプセンの友でありライバルでもあったビョルンソンという人が書いた戯曲に同じくグリーグが付随音楽として作曲したものですが私は同指揮者演奏の別盤全曲演奏(トータルタイム34’26)で初めて聴きました。本盤は内三曲の抜粋(トータルタイム15’22)で特に第3前奏曲のマァ親しみ易いオマージユ・マーチ(タイム8’42)などノルウェー祖国愛に満ちた曲です。「ホルベアの時代」(19’02)及び「2つの悲しき旋律」(8’06)は残念ながら聴いておりません。しかし、N.ヤルヴィの「ペール・ギュント」の同演奏盤は多く出ていますね・・・。これまでの私のコメントも若干盤混同している場合があるかも知れないことを釈明しておきます・・・申し訳ございません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • 通常私たちが聴く「ペール・ギュント」は本盤演奏の様...

    投稿日:2011/07/01

    通常私たちが聴く「ペール・ギュント」は本盤演奏の様に二つの作品に分かれた組曲形式となっており、果たしてイプセンのオリジナル劇詩をどこまで理解というか知識としていたかは甚だ疑問でありました。そしてこの組曲に入っている各曲の順番は必ずしも劇詩付随音楽のストーリー通りに配置されているわけではなくただ巧みに並べられた親しみ易い各曲の雰囲気を夫々味わう次元に留まっているのが我々素人レベルの実情でありました。スウェーデンGSOと長く仕事をしたN.ヤルヴィ(当時50歳頃)が指揮して全曲版を1987年一気に録音したことがあったのですが本盤組曲版はその全曲版からの抜粋に後年1992年に一部録りなおしたソースを追加する形でリリースされており結果第1組曲がタイム14’44、第2組曲が同16’18・・・計31分余と全曲版86分弱と大幅短縮となっております・・・又、これが我々には通常なのでしょう。演奏自体はN.ヤルヴィの練達師よろしく進められ更に北欧オーケストラにより単に耳に心地よいアプローチに終わらず時に野趣性も見せまローカルな味がするのは説得性がありますね。ただ何故先に触れた新旧演奏の混合にしたのか(因みにタイムだけ見ますと「ドヴレ山の魔王の広間にて」1987年2’51、1992年2’57、「アラビアの踊り」1987年4’51、1992年4’50、「 ソールヴェイの歌」1987年4’59、1992年5’12・・・と大差はありません)、編集上の都合なのかちょっと5年のブランクとは言え気にはなりました。1987年の録音の「十字軍王シーグル」は「ペール・ギュント」の作者イプセンの友でありライバルでもあったビョルンソンという人が書いた戯曲に同じくグリーグが付随音楽として作曲したものですが私は本盤演奏で初めて聴きました。冒頭の四本のホルンによる角笛ファンファーレからスタートし第3前奏曲のマァ親しみ易いオマージユ・マーチ(タイム8’42)を含めテノール歌唱が入ったノルウェー祖国愛に満ちた曲で本盤演奏はトータルタイム34’26とコンパクトなものです。参考までにテノールのM.サンヴェーはこの時28歳頃。ヤルヴィの北欧物はオーケストラの質責も寄与して概ね信頼のおける位置付けとなっており先ほど述べた様に私は他の演奏との比較はしていませんがよーく統制がとれ曲趣にも合った演奏かと理解致しました。「ホルベアの時代」(19’02)その他は残念ながら聴いておりません。しかし、N.ヤルヴィの「ペール・ギュント」の同演奏盤は多く出ていますね・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • ロジェストヴェンスキーの指揮する「ペール・ギュント...

    投稿日:2011/06/30

    ロジェストヴェンスキーの指揮する「ペール・ギュント組曲」は、金管楽器が鳴り響く極めてあくの強い演奏であり、大いに楽しめます。

    ヒデ さん

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  • 先ず、グリーグの人気曲のカップリングであり、しかも...

    投稿日:2011/06/29

    先ず、グリーグの人気曲のカップリングであり、しかも指揮は北欧物には強いN.ヤルヴィの演奏でありますので無難さは確実と予想して聴きました。1993年当時28歳のジルベルシュテインを独奏者に迎えてのピアノ協奏曲はそのN.ヤルヴィ/GSOの好サポートでけれん味無く堂々と彼女が渡りあった仕上がりで演奏タイムの@13’03A6’17B10’24にも無理はありません。正直今やロシアのおばさんっぽくなってしまった彼女はその代表盤がラフマニノフとかリストとなっているのでもう少し豪腕なのかと思いきや実にある意味ゆったりと聴けるグリーグのピアノ協奏曲になっております。第1楽章時折アンサンブルの精緻さにもう一歩の処もあるものの些細な事でピアノ・カデンツァのじっくりとそして次第に力強さを増して行く有様は彼女の本質が味わえます。最終楽章は得てしてオーケストラのしつこさが気になる楽章なのですが本盤演奏はそういう事もなく中ほどで見せる情緒とアクセントの対比を面白く聴きました(ピアノとオーケストラの微妙なタイミング差もリアル)。二つの弦楽の合奏曲(7’48&5’09)はやや陰陽が対照的な親しみ易い作品でぼけっーと聴いている分適した曲です。次に「ペール・ギュント」は通常私たちの聴くものは本盤演奏の様に二つの作品に分かれた組曲形式となっており、果たしてイプセンのオリジナル劇詩をどこまで理解というか知識としていたかは甚だ疑問でありました。そしてこの組曲に入っている各曲の順番は必ずしも劇詩付随音楽のストーリー通りに配置されているわけではなくただ巧みに並べられた親しみ易い各曲の雰囲気を夫々味わう次元に留まっているのが我々素人レベルの実情でありました。スウェーデンGSOと長く仕事をしたN.ヤルヴィ(当時50歳頃)が指揮して全曲版を1987年一気に録音したことがあったのですが本盤組曲版はその全曲版からの抜粋に後年1992年に一部録りなおしたソースを追加する形でリリースされており結果第1組曲がタイム14’44、第2組曲が同16’18・・・計31分余と全曲版86分弱と大幅短縮となっております・・・又、これが我々には通常なのでしょう。演奏自体はN.ヤルヴィの練達師よろしく進められ更に北欧オーケストラにより単に耳に心地よいアプローチに終わらず時に野趣性も見せローカルな味がするのは説得性がありますね。ただ何故先に触れた新旧演奏の混合にしたのか(因みにタイムだけ見ますと「ドヴレ山の魔王の広間にて」1987年2’51、1992年2’57、「アラビアの踊り」1987年4’51、1992年4’50、「 ソールヴェイの歌」1987年4’59、1992年5’12・・・と大差はありません)、編集上の都合なのかちょっと5年のブランクとは言え気にはなりました。本盤結論的には冒頭書いた様な無難さで聴き飽きせず素晴らしく思いました。余談ですが息子のP.ヤルヴィはESOを振ってペール・ギュント「抜粋版」盤をリリースしていますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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