CD

グリーグ:ピアノ協奏曲、シューマン:ピアノ協奏曲 リパッティ(ピアノ)ガリエラ、カラヤン&フィルハーモニア管

グリーグ、シューマン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14038
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

『EMIクラシックス・ベスト100』シリーズ
リパッティ/グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲

33歳という若年での早世がいまだに惜しまれているリパッティ。その録音は決して多くなく、特に正規のスタジオ録音は極小です。このグリーグとシューマンはその代表的なもの。いずれもリパッティならではのかけがえのない輝きを放っています。この名曲2曲の録音がリパッティによって残されたことは本当に幸いなことでした。レコード芸術推薦盤。(EMI)

・グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 op.16
 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 アルチェオ・ガリエラ(指揮)
 録音:1948年(モノラル)

・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 op.54
 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1947年(モノラル)

内容詳細

ガリエラとのグリーグは、この曲の最高の演奏とする人が、いまだに多い録音だ。カップリングのシューマンも、若きカラヤンとの共演で歴史的名演と言われているもの。リリシズムと華麗さが堪能できる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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タイムデータ中心に再度書き込みさせていた...

投稿日:2013/02/13 (水)

タイムデータ中心に再度書き込みさせていただきます。・・・多分この演奏にエンジェル盤LPで接した方が多い様に私も例外ではなく、いまだに聴いております。CDになってからも本盤を含めていろいろ仕様(但しモノラル)を変えてリリースされており比べるのも楽しみの一つですね。演奏はリパッティの凛冽な抒情(彼が早逝しているのでその先入観もきっと手伝っているのでしょう)でカデンツァが特に素晴らしいです。グリークはガリエラが行け々ドンドン気味である意味ホッとさせてくれます。シューマンは多分これらの演奏にエンジェル盤LPで接した方が多い様に私も例外ではなく、いまだに聴いております。まぁ、正直平均より決して良い録音状態とは言えるものではないにも拘わらずこれほど聴き継がれるこのルーマニアのピアニストは珍しく、貴公子然とした容貌と不治の病いで早逝している事も感傷的に手伝っているのでしょう。CDになってからもいろいろ仕様を変えてリリースされており比べるのも楽しみの一つですね。しかし何と言っても演奏がリパッティの透明・凛冽な抒情で孤高なまでに洗練されたピアニズムは古い録音からでも窺えましょう。各協奏曲カデンツァが特に素晴らしいです。データ的にメモ進めをさせていただきます。先ずグリークの協奏曲は1947年リパッティ30歳の頃の演奏でバックのガリエラ(当時37歳)/PHOが行け々ドンドン気味(タイム@12’34A6’24B10’04)である意味ホッとさせてくれます。翌1948年収録のシューマン・ピアノ協奏曲(同@14’28A5’25B9’54)ではカラヤン(当時丁度40歳)/PHOはスマートな運びをしております。シューマンの曲については1950年アンセルメ/SROとの共演ライブ盤(トータルタイム31’56)もあるそうですよ。これら二協奏曲どちらも新設PHOが健闘大でもありました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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33歳という若き日に不治の病でこの世を去...

投稿日:2012/04/22 (日)

33歳という若き日に不治の病でこの世を去らなければならなかった悲劇のピアニストであるディヌ・リパッティであるが、本盤におさめられた演奏は、死の数年前にスタジオ録音されたグリーグとシューマンのピアノ協奏曲の演奏である。リパッティの録音自体が数少ないだけに貴重な存在であると言えるが、いずれもリパッティならではの素晴らしい名演と高く評価したい。両演奏ともに、これまでリマスタリングなどが施されてきたが、1940年代後半のモノラル録音だけに、音質向上効果は必ずしも万全とは言い難かったところだ。ところが、今般、待望のSACD化が行われるに及んで、もちろん最新録音のようにはいかないが、これまでの既発CDとは次元が異なる音質の向上が図られたことは、演奏自体が優れているだけに実に意義が大きいことと思われる。音質が劣悪であるが故に鑑賞を避けてきた音楽ファンも存在していたとも考えられるだけに、今般のSACD化を機会に、本演奏にできるだけ多くの方に親しんでいただき、悲劇のピアニストであるリパッティの真の実力が再びクローズアップされることを願ってやまないところだ。両曲の演奏ともに大変優れているが、特に素晴らしいのはシューマンのピアノ協奏曲であると言える。同曲の演奏は、いささか俗な言い方になるが、同曲に込められたファンタジーの飛翔のようなものをセンス豊かに表現し得ないと、ひどく理屈っぽいつまらない演奏に陥ってしまう危険性がある。ところが、リパッティにはそのような心配は全くご無用。リパッティによる本演奏には、シューマンのピアノ曲演奏に必要不可欠のファンタジーの飛翔のようなものや、加えて豊かな詩情、そしてこのピアニスト一流の独特の洒落た味わいが満ち溢れていると言えるところである。いや、それだけではない。同曲の核心に鋭く切り込んでいくような彫の深さ、そして、何よりも忍び寄る死に必死で贖おうとする緊迫感や気迫が滲み出ているとさえ言える。いや、もしかしたら、若くして死地に赴かざるを得なかった薄幸のピアニストであるリパッティの悲劇が我々聴き手の念頭にあるからこそ、余計にリパッティによる当該演奏を聴くとそのように感じさせられるのかもしれない。いずれにしても、本演奏は、シューマンのピアノ協奏曲の演奏という次元を超えた底知れぬ深みを湛えていると言えるところである。そして、本演奏にかける命がけの渾身の情熱の凄さは、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な圧巻の迫力を誇っていると言えるだろう。こうしたリパッティの凄みのあるピアノ演奏を下支えしているのが、若き日のカラヤン率いるフィルハーモニア管弦楽団であるが、これまた実に優れた演奏を聴かせてくれていると言える。この当時のカラヤンは、後年の演奏とは異なり、溌剌とした躍動感溢れる指揮の中にも、自我を抑制し、楽曲そのものを語らせようと言う姿勢が見られるところであり、リパッティのピアノ演奏を際立たせる意味においても、正に理想的な演奏を展開していると評価したい。他方、グリーグのピアノ協奏曲については、さすがにシューマンのピアノ協奏曲の演奏ほどの深みを感じることは困難であるが、洒落たセンスに満ち溢れたピアノ演奏ぶりは健在であり、ガリエラ指揮のフィルハーモニア管弦楽団の演奏ともども、素晴らしい名演奏を展開していると評価したいと考える。音質は、前述のとおり、必ずしも最新録音のようにはいかないが、これまでの既発CDとは次元が異なる見事な音質に生まれ変わったと言える。とりわけ、リパッティのピアノタッチが1940年代後半の録音としては、かなり鮮明に再現されるのは殆ど驚異的であり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、リパッティによる素晴らしい名演を、SACDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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 こんなにピュアな美しいピアノの音を私は...

投稿日:2012/02/20 (月)

 こんなにピュアな美しいピアノの音を私は知らない…。半世紀も前のモノラル録音なのに,何でそうまで感じさせてくれるのか…(フェリアーの美声もそうだ…)。「美しいものは,余計なことは考えず,ただただ美しく演奏すべし!」そんなメッセージが発せられているように感じる。これほどピアノを美しく鳴らすピアニストはもう現れまい…。この2曲のこれほどの美演も,もう現れまい…。どれほどの才能,どれほどの録音技術でも到達し得ない“神秘的な”何かをこのアルバムは持っている。

masato さん | 新潟県 | 不明

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