シンデレラ 美女と野獣 プリンセス・ストーリーズ 角川つばさ文庫

グリム兄弟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046311368
ISBN 10 : 4046311363
フォーマット
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,249p

内容詳細

大好きなお母さまが亡くなり、7歳のシンデレラの友だちは太った灰色猫だけ。天国の母に書いた日記からわかる、ほんとの気持ちとは…。みんなが知っているプリンセスたちの、誰も知らない心の秘密を描いた物語。

【著者紹介】
久美沙織 : 1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなども執筆する

山崎透 : 福岡県在住のイラストレーター。『えんため大賞』イラスト部門優秀賞受賞(2005年)。ライトノベルの装画を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    有名なむかし話を大筋を変えず踏襲。仕掛けが堅牢になってヒロインに感情移入しやすいのが特徴。シンデレラが自身を支えるため書いている日記形式という設定は主観がわかりやすいし、その日記を継母が読んでしまうという展開が上手く、ショッキング。魔法が解けてもなぜガラスのくつは消えない?という疑問にも納得のいく説明がある。美女と野獣の方は短めで印象が軽くなってしまうが、野獣の心のゆらめき、紳士的で精細な人物像が直接的でなくても伝わる。イラストを効果的に使ったラストも上手い。心理描写の厚みと巧みな小技で現代的に読ませる。

  • 歩月るな さん

    2011年作品。プリンセス・ストーリーズシリーズ第一作。優しい語りけれども現実は現実、血が出ても気合で何とかしろのエピソードまでも結末でうまく調理してくれている。さすがにそこまではしない、というか原書はナチュラルに狂っているのでラストシーンの立ち回りにはヒヤッとしたが。それ以上に次々と襲い来る不幸といじめの描写はいくら結末を知っていても心が苦しくなるが、特に焚書シーンと肖像画のくだりは本当に衝撃が強い。地の文の語りもちょっと毒がある所もさすが。『美女と野獣』は原書に触れていないので、『リア王』を思い出す。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私‐図書館》元の話を久美沙織さんがアレンジしてあります。シンデレラも美女と野獣もキーパーソンは、猫でした。

  • ようこ さん

    中一女子が「これ昔話とかで知ってるのとは違うんだよ!」と力説し薦めてくれたので読んでみた。なるほど、確かにシンデレラの継母は一人の女性として悲しいバックグランドを持っている。美女と野獣についてものけものさんの悲しさや正しさにこだわるあまり弱い人を許せないという怪物になる前の背景などにも触れていて新鮮だった。

  • ぽしょ さん

    古典を久美さんがどう料理するのか?楽しみで読みました。継母の事情、シンデレラが虐待に耐えた理由などなど、なぜそうなったのかに重点が置かれており、子供向けでありながら、心情に同調できるつくりになっていて面白かった。美女と野獣の方は野獣の気持ちをベルが理解していくラブストーリーでした。こちらも良かったです(野獣のイラストは残念な感じでしたが)。どこかの女の子が何度も読み返す一冊に なりますように。

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