CD 輸入盤

グラズノフ:交響曲第5〜7番、ラフマニノフ:交響曲第2番、グリーグ:『ペール・ギュント』 ゴロワノフ&モスクワ放送響(3CD)

グラズノフ(1865-1936)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDVE00009
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ロシアの偉大な指揮者シリーズ
ニコライ・ゴロワノフ名演奏集−2(3CD)
グラズノフ:交響曲第5〜7番、ラフマニノフ:交響曲第2番、グリーグ:『ペール・ギュント』


【収録情報】
CD1
・グリーグ:『ペール・ギュント』組曲第1番
・グリーグ:『ペール・ギュント』組曲第2番
・グラズノフ:交響曲第5番変ロ長調op.55
CD2
・グラズノフ:交響曲第6番ハ短調op.58
・グラズノフ:交響曲第7番ヘ長調op.77
CD3
・ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調op.27(改訂版)
 モスクワ放送交響楽団
 ニコライ・ゴロワノフ(指揮)

 録音時期:1945-1953年
 録音方式:モノラル

【プロフィール】
1891年1月21日、帝政ロシア時代のモスクワに生まれたゴロワーノフは、まず全国教会学校で合唱指揮を学んで合唱指揮者を務めたのち、モスクワ音楽院で、イッポリトフ=イワノフとワシレンコに作曲を師事。オペラ『王女ユラータ』によって作曲賞を獲得。1915年からはボリショイ劇場の合唱指揮者となり、1919年には正指揮者に任命、同年12月9日、リムスキー=コルサコフの『サルタン皇帝の物語』でデビューします。同ポストには1928年まで在任し、1925年から1929年までは、モスクワ音楽院のオペラとオーケストラのクラスで教鞭をとり、1937年からはモスクワ放送交響楽団(全ソヴィエト連邦放響)の首席指揮者、1948年からはボリショイ劇場首席指揮者に就任し、両ポストとも、1953年8月28日に亡くなるまで務め上げました。
 要するに首都のオペラとオケの両面で大活躍した重鎮だったわけで、スターリン賞の受賞は1946・1949・1950・1951年の4回に及び、加えて、人民芸術家の称号も授与されています。
 また、経歴からもうかがえるように、交響曲のほか、交響詩『サロメ』、オペラ『英雄の墓』はじめ、教会音楽、合唱曲、歌曲など、作曲家としての活動にもなかなか旺盛なものがあったようなので、それらの一刻も早いレコーディングが望まれるところです。

総合評価

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ニコライ・ゴロワノフが残した録音を復刻さ...

投稿日:2017/06/07 (水)

ニコライ・ゴロワノフが残した録音を復刻させた物である。 この録音は北欧物とロシア物を復刻した内容である。 個性的な演奏が多い旧ソ連の演奏家の中でも特に個性の強いゴロワノフの演奏であるが、ここでもモスクワ放送交響楽団を指揮して、有名な1812年やスラヴ行進曲程ではないにしろ、大変内容の濃い演奏を聴かせてくれる。 録音が古いので音質は良くないが仕方ないないだろう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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(ネタバレ注意)  ペール・ギュントはあ...

投稿日:2011/05/27 (金)

(ネタバレ注意)  ペール・ギュントはあまり詳しくない曲なので、第1組曲「オーゼの死」についてのみコメントします。この演奏はもう、演歌です。押し寄せるような迫力!「オーゼの死」の曲想から、迫力などイメージできるでしょうか。濃厚な歌の波に飲み込まれ、連れ去られてしまうこと請け合いです。興味のあまりない曲でしたが、この演奏ならば何度でも聞きたいと思いました。    グラ6について。これは、グラズノフの交響曲の中で一番素晴らしい作品だと思います。(スヴェトラーノフの交響曲全集のレビューでも以前に載せました。)そして、演奏がとても感動的です。1楽章、激しい場面の迫力といったら、体が潰されてしまうほどです。そして、美しい個所ではテンポを自在に変え、実に濃厚な表情がつけられています。聞いていて、淋しく切なくなってしまうほどの美しさ!これを聞いたら、あのスヴェトラの演奏でさえ聞けないほど!もう、本当に素晴らしいです。   グラ7について。この作品は、何度聞いてもあまり魅せられません。ゴロヴァノフの演奏で聞いても、それは変わりませんでした。   ラフ2について。今まで十分この曲を聞いてきた人は、是非聞いてほしいです。慣れ切ってしまったこの曲から、山ほどの発見が得られます。必ず得られます。1楽章は、面白いほど荒れていると思いました。楽器が鳴りまくりなのです。2楽章、今まで聞いたこともない楽器の音が聞こえます(何かは秘密)。情緒的な部分の美しさ!これほど美しく歌わせた演奏は、他のラフ2の演奏からは聞いたことがありません。4楽章、炸裂しまくりです。これを聞いたら、きっと吹き出したくなるでしょう。しかし、演奏については申し分がありません。迫力、美しさなどダントツで素晴らしいです。それらのよさが、響きの粗さなどを超越しているように感じました。とても感動的だと思いました。   出会って良かったと思えるCDです。廃版になる前に購入をお勧めします。

夜死兎 さん | 和歌山県 | 不明

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ラフ2の感想。 テンポの揺れや大げさなル...

投稿日:2010/07/28 (水)

ラフ2の感想。 テンポの揺れや大げさなルバートなど個々の箇所で面白い表現は多いのだが,やはり全体を通してみると散漫な印象が残る。それにテンポの揺れをもっと自然にやってくれるといいのになと思う。フルヴェンなどはテンポを揺らすけれども決して聴いていて作為的だとは感じない。だが,このゴロワノフ盤は「いかにも」と言う感じなのである。それを良しとする人もいるだろうが,私はやりすぎと感じた。ゴロワノフは結構ロマンチックな演奏をするという話は聴いていたので,ラフ2ならきっと!と期待して買ったが,確かにロマンチックなんだけれどもそのロマンの方向が私の思っていたものとは違っていた。3楽章などは加速をするよりももっともっと弦楽器を念入りに気を配って官能的に歌わせて欲しかった(少なくともこの録音からはそんなに良い弦楽器の音色は聞こえてこない。)。

オットー さん | 神奈川県 | 不明

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