グラス、フィリップ(1937-)
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グラス、フィリップ(1937-) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

45件
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  • 韓国系オランダ人、ハープ音楽に対して、大きな野望を...

    投稿日:2017/01/01

    韓国系オランダ人、ハープ音楽に対して、大きな野望を持つLavinia Meijer のPhilip Glass 集第二弾は、元々ピアノの為に書かれたEtudeと、サントラ、シンセ、合唱等で演奏されていたグラスの名作「Koyaanisqatsi」を、基本、ハープ一艇で、自らのアレンジで爪弾く。イージーリスニングとしても聴けるが、実は、とってもエモーショナル。特に、「Koyaanisqatsi」は、原曲のダークさに、暖かさ、希望、祈り、諦めまでが託されたすこぶる美しい、魂込められた作品になっている。これは、凄い。圧倒されました。グラス後の新しい作曲家を取り上げているのも脱帽。前作はラテン音楽との共演、前前作では、ドビュッシー、ラヴェル等のフランス音楽と多彩。これまた素晴らしかった。Meijer の音楽は多くの人に聴かれる日が来るだろう。

    sunny さん |50代

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  • I’ve been her big fan but I didn’t know Philip G...

    投稿日:2016/03/29

    I’ve been her big fan but I didn’t know Philip Glass until I listened to this album. After listening to this cd, I tried to listen to his original scores on this cd. The music on this cd is really beautifully arranged and played very nice and very impressing. Big applause to her enthusiasm and talant.

    paninaro さん |40代

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  • 自らのレコード・レーベル、アンサンブルに、専属と言...

    投稿日:2016/02/12

    自らのレコード・レーベル、アンサンブルに、専属と言ってもいい位の指揮者、演奏者、友人を持つ現代音楽作曲家、フィリップ・グラス、御齢79歳、現役。私は、’80年代、レコード店、洋楽ロック、Pの処に、Philip Glass「Photographer」、と言う劇付随音楽を、見つけたことに始まる。緒形拳主演の映画「Mishima」のサントラ(クロノス・カルテットを初めて知った)、「コヤニスカッツィ」の映像にクラクラした。2016年の初夏にはパティ・スミスと共に来日し、ピアノも弾く。当時は、書いてなかった交響曲という分野、デヴィッド・ボワイの作品を手始めに、ユース・オケの為に書いた10番まで発表し、日本でも高松宮文化賞を授かるアメリカの大御所に。「Etude」は、滑川さんのオハコで、繰り返しと変化の中に、麻薬的とよく言われるグル―ヴ、ビート、詩情、メロディ、陶酔を含んだ代表作。ニューヨークフィルの首席指揮者になるズヴェーデンは、グラスの作品を指揮、演奏する。ロサンジェルスのドダメルも。日本、東京でも、そうなって欲しい・・・。

    sunny さん |50代

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  • フィリップ・グラス79歳が、今年、2016年の6月、来日...

    投稿日:2016/02/06

    フィリップ・グラス79歳が、今年、2016年の6月、来日する。女性パンクロッカーのパティ・スミスとともに。交響曲6番にも著したビートニク詩人アレン・ギンズバーグの作品を、ピアノで演奏すると言う。村上春樹さん、柴田元幸さんも関わるし、日本のグラス・ファミリーのピアニスト、滑川さんも、「Etude」全曲を、聴かせてくれるらしい(東京だけ)。「ドラキュラ」は、もともと映画音楽、弦楽六重奏曲は、デヴィッド・ボワイ、ブライアン・イーノの「ヒーローズ」の作品を交響曲3番、として書いたものを、今回、更にファミリー(弟子?)のマイケル・リーズマンが、編曲したもの。私は、クラシック、現代音楽とロックは、もっと関わって一緒くたになった方がいいと、思う。生きている間に、まず、演奏され、聴かれる、体験するのが、音楽。形がないので、いろいろなものを、結びつけるちからをもつ。

    sunny さん |50代

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  • 信じられないけどミニマル、現代音楽の大御所となった...

    投稿日:2016/01/14

    信じられないけどミニマル、現代音楽の大御所となったグラスの10番目(!)の交響曲は、9番を発表して直ぐ、若いオーケストラ、次世代の人達に向けて書かれたもの。この処は侘しさ、哀愁を感じさせる作品が多くなってきた。来年には、80歳だから、当然か。東洋風の音楽、現代ポピュラー音楽でもクラシックでもないグラス独自のビート、グル―ヴに、今作はマーラーみたいな静止。昔は仏教徒として文明批判も演っていたが、何処かコミカル、前作に比べて変化が激しくお元気。御身体に気を付けてまだまだ聴かせ、驚かせて欲しい。Concert Overture は1812年の戦争から200年で地元ボルティモア響とトロント響の依頼による、往年の響き満載の楽しい作品。演奏機会増えて欲しいな。

    sunny さん |50代

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  • ボワイ、イーノ、グラスの3人のジャケットは、私には...

    投稿日:2016/01/14

    ボワイ、イーノ、グラスの3人のジャケットは、私には、とても恰好良い。ポップ・ロックの’70年代当時の最先端、ミュージシャンとプロデューサーが組んだ作品を、’90年代にクラシックの交響曲にしてしまうのは勇気がいったろうし、グラスにとっては、初めて交響曲と名乗る作品だった。ボワイとグラスは共にチベット仏教の信望者とは言え、指揮者ラッセル・デイヴィーズなくしては出来上がらなかったのではないか、という貴重な作品。肩肘張ることのない革新的20世紀クラシック音楽誕生の作。

    sunny さん |50代

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  • 交響曲1番、デヴィド・ボワイ&ブライアン・イーノの...

    投稿日:2016/01/14

    交響曲1番、デヴィド・ボワイ&ブライアン・イーノの「LOW」から25年、75歳を記念して書かれ、世に出されたグラスの9番。流石に若い頃のような過激さは影を潜めた。今回も指揮は、ラッセル・デイヴィーズ、お抱えのミュージシャンを起用しての新作は、まだまだ発表される。どこかで聴いた様なハーモニーに繰り返し転がっていく音楽。グラスのヴァイオリン協奏曲を思い起こさせる物哀しい2楽章、鐘の音が…。アンビエント、少し落ちたけどスピード感顕在、原点に帰ったかと思ったが・・・、この人には、珍しい休符が怖い。お得意のブラスと打楽器だけだけれど、響きは柔らかく、巧い。流石の展開を聴かせてくれた。

    sunny さん |50代

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  • 今は、10曲もの交響曲を書いているフィリップ・グラ...

    投稿日:2016/01/14

    今は、10曲もの交響曲を書いているフィリップ・グラスの最初の交響曲と、4番目の交響曲は、イギリスのロック・ミュージシャンであり演劇人、実は黒人音楽に焦がれていた才人「Let’s Dance」のデヴィッド・ボワイが、’70年代末にクスリから足を洗うため、東側の壁に囲まれていたベルリンで、ブライアン・イーノとのコラボアルバム、「Low」「Heroes]の作品から作り上げた。グラスにこれらの作品から”交響曲”を書くようそそのかしたのは、ハイドンの全104の交響曲を10年かけてライヴ録音してしまう異才の指揮者であり、コンポーザーズ・オーケストラの創設者でもあるラッセル・デイヴィーズ。佐村河内さんの1番の様に大層なことなくナイーヴ、繰り返しが不思議な心地良さ。ポップと前衛と呼ばれた音楽のせめぎ合い、融合。グラス’90年代、充実の50歳代の作。

    sunny さん |50代

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  • 21世紀を生きるアメリカ現代音楽の、もう大御所、フィ...

    投稿日:2013/08/18

    21世紀を生きるアメリカ現代音楽の、もう大御所、フィリップ・グラスの、若い奏者の為に書かれた、チェロ独奏曲。当然、バッハ、20世紀のブリテン、意識しない訳がない。が、やはりグラス、強力、深い、技巧的にも、精神力でも、先達の影響と、独自のフレーズ、特徴を発揮して、感嘆の21世紀のチェロ独奏曲を、文字通り、歌とポエムで、挑戦し、作り上げました。サッタ―、入魂、迫力、見事な技巧、こちらは驚嘆の演奏を成し遂げています。21世紀のクラシック音楽、期待してもいいかな。でも、グラスも、もう、75歳・・。契約、なんか超えて、多くの奏者が、演奏してくれる事を、望む。グラスは、本当に楽器の特徴、よくとらまえている、感心、流石。ナコヤカッツィも、グラス節、面白い音、楽器満載で、楽しめます。

    sunny さん |40代

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  • 才人クレーメルが、グラス、シュニトケと言う、東西、...

    投稿日:2013/05/15

    才人クレーメルが、グラス、シュニトケと言う、東西、アメリカとソ連の20世紀音楽家の作品を取り上げた、クレーメルらしいCD。クレーメルと言う人は、かつては、怖ろしく集中力の高いバッハの録音、バーンスタイン、カラヤンとも共演、アーノンクールと古楽的演奏、又、マイスキー、アルヘリッチらとの室内楽で、クラシックスター街道を歩む一方、旧ソ連の社会の抑圧の中で作品を生み出したシュニトケ、ぺルトらを紹介、パガニーニだってやる、ナチスで非業の死を遂げたチェコのシュルホフ、或いは、ピアソラや、アダムス、このグラスなど、アルゼンチンや、アメリカの新しい作品も演奏する。自国バルト3国の若者と、クレメルタ・バルティカを結成、ロッケンハウス音楽祭等で、若者、友人とともに演奏、次代の音楽に布石も打っている。使命感を持って、音楽と人間の孤独、悲痛、暗闇、社会との関わりにまで考えさせてくれる稀有のアーティスト。ここでは、グラスの、2楽章に、途轍もない暗さの持つミニマルの傑作、癒される協奏曲(’87年)を、遂にウィーンフィルで、初演者ドホナーニとともに演奏。シュニトケは、クレーメル大活躍の先端と古典、苦渋と祈り、併せ持つ(’91年)。こちらも初演したドホナーニとともに、オケをウィーンフィルの変えての’91年ほやほやだったライヴ録音。

    sunny さん

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ありがとうございました

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