ベトナム戦争の最激戦地 中部高原の友人たち

グエン・コック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784839603281
ISBN 10 : 4839603286
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
290p;20

内容詳細

目次 : 永遠の時空に身を置く人々/ 古木の森の木彫り/ 森の賢明さ/ 地下水、緑の森と生命/ 共同の家、部落の魂/ 高原のわが友人たち/ ヌップ、全中部高原の部落の長老/ ニンノン月/ ステン人の六つの魂/ ムオンホンのアーボック/ 森の中の旅芸人/ クニアの木を生んだ無名の芸術家/ コンクロに帰った人/ 銅鑼に声を教える/ アカーン、春/ コンブライユーのごった煮野菜スープ/ 雷鳴と稲妻、男性と女性、ザライの不思議/ 耳吹きの儀式と甕酒。散漫な記憶と忘却

【著者紹介】
鈴木勝比古 : 1944年生まれ。大阪外国語大学ロシア語科卒業。1969年11月〜1973年7月ハノイ総合大学ベトナム語科留学・卒業。1973年12月〜2007年6月日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」編集局勤務。その間、1975〜2007年、5期にわたりベトナム・ハノイ特派員。1991〜1995年ルーマニア・ブカレスト特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • buuupuuu さん

    ベトナム中部高原の奥深い森、そこに暮らす少数民族の人々、そして坑仏、坑米、両戦争を著者と共に戦った旧友たち。ベトナムの近代化の中で失われていきつつあるものを、著者は温かい筆致で、回想とともに我々に引き合わせてくれる。衝動のままに芸術を生み出し、栄誉を求めず森へ帰り放浪する男達や、自分達の文化を収集し、記憶し、継承しようとする女達。皆が集まる共同の家。数日間も続く英雄伝。甕酒。歌。詩。六つの魂。銅鑼。ごった煮スープ。耳吹きの儀式。人がそこから生まれ、そこから身を引き離し、やがてそこへ還っていく森。ルンゴル。

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