クープラン、フランソワ(1668-1733)

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CD

クラヴサン曲全集 5 中野振一郎(2CD)

クープラン、フランソワ(1668-1733)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NIKU9062
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


中野振一郎のクープラン待望の第5弾!

ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗で円熟味を増した表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開。長年にわたりチェンバロ界をリードし続ける中野振一郎が映し出す、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1
F.クープラン:

● クラヴサン曲集 第2巻 第9オルドル イ調 (1717)
01. 2台のクラヴサンのためのアルマンド (04:35)
02. 清涼(さりげなく) (04:26)
03. 魅力(拍子通りに、遅くなく) (05:14)
04. サンスの公女(優雅に) (02:12)
05. オリンピア(傲然と、活気をもって) (02:22)
06. 謙虚(優雅に) (02:40)
07. 魅惑(優雅に、遅くなく) (02:59)
08. ひるがえるリボン(優雅に、軽やかに、つなげて) (02:03)
09. 略式喪服、あるいは3人の寡婦(優美に) (01:41)
10. メヌエット (00:57)

● クラヴサン曲集 第2巻 第10オルドル ニ調 (1717)
11. 凱旋:戦いの響き、戦闘(生き生きと、8文音符を均等に) - 勝利者の歓喜 - ファンファーレ(極めて陽気に) (08:26)
12. メザンジェール(リュート風に、拍節感をもって) (05:09)
13. ガブリエル(軽やかに、つなげて) (01:28)
14. ノワンテル(陽気に) (02:40)
15. 颯爽(活気をもって、気高く) (03:30)
16. アマゾネス(生き生きと、誇り高く) (01:44)
17. バガテル (01:44)

● クラヴサン曲集 第3巻 第15オルドル イ調 (1722)
18. 摂政、あるいはミネルヴァ(気高く、遅くなく) (04:35)
19. ねんね、あるいはゆりかごの愛し子(子守唄の調子で) (03:20)
20. 軽はずみ(極めて軽やかに) (01:36)
21. ショワジのミュゼット(優雅に) (03:15)
22. タヴェルニのミュゼット(軽やかに) (02:01)
23. 温和と辛辣(優しい軽やかさで) (02:59)
24. 花咲く果樹園(優美に - コルヌミューズ風に) (02:58)
25. シャブイユ公女、あるいはモナコのミューズ(節度のある軽やかさで) (01:58)

Disc2
● クラヴサン曲集 第4巻 第24オルドル イ調 (1730)
01. 大殿様たち、荘重なサラバンド(気高く) (03:41)
02. 若殿様たち、元は伊達男(軽やかに) (03:45)
03. 人殺しの矢(陽気に、つなげて) (02:27)
04. 花飾り(いとおしげに、倦怠感なく) (06:53)
05. がらくた(陽気に) (04:08)
06. すてきなバビシュ、または戯れの恋(官能的に、倦怠感なく) (05:51)
07. 美しいジャヴォット、かつての王女(優雅に) (01:22)
08. 両生類、パッサカーユのテンポで(気高く - 陽気に - 節度をもって - 生き生きと - 情愛をこめて - はっきりと - よりはっきりと - 気高く) (04:57)

● クラヴサン曲集 第4巻 第26オルドル 嬰ヘ調 (1730)
09. 病み上がり (05:53)
10. ガヴォット (02:09)
11. ソフィ (04:10)
12. 刺々しさ (04:58)
13. パントマイム(陽気に、はっきりと) (03:29)

 中野振一郎(チェンバロ)
 築山茉以(第2チェンバロ:1,21,22)

 録音時期:2022年9月21,22日、2023年5月22-24日
 録音場所:岐阜県、サラマンカホール
 録音方式:ステレオ(DXD 24bit/352.8kHz/セッション)

【中野振一郎(チェンバロ) Shin'ichiro Nakano, clavecin】
1964年京都生まれ。
1986年桐朋学園大学音楽学部演奏学科(古楽器専攻)卒業。
1990年4夜連続独奏会『ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅』により「大阪文化祭金賞」受賞。
1991年フランス『ヴェルサイユ古楽フェスティバル』のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。1992年『バークレー古楽フェスティバル』へ最年少の独奏家として招かれる。その後も、イギリス(ウィグモア・ホール、BBCジャパン・シーズン)、ドイツ(ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル)、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続ける。「例外のチェンバリスト!」「耳の御馳走」等、各地で好評を博す。
また、国内で長年続けていたバッハの〈ゴルトベルク変奏曲〉の演奏には今でも定評がある。「各変奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする真摯な姿勢には心を打たれる」「先人たちの遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」「この基本的な解釈にさらなる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」と絶賛される。
2000年CD『ゴルトベルク変奏曲』で「第38回レコード・アカデミー賞」受賞。2003年「第22回京都府文化賞」、2004年「文化庁芸術祭・大賞」、2009年《女王の祭壇 〜パーセル作品集》で第47回レコード・アカデミー賞受賞。
2010年日本語による初のチェンバロ教則本『チェンバロをひこう〜憧れの楽器をはじめるための名曲集』(音楽之友社)を出版。
そして2020年7月からは『フランソワ・クープラン全集』のCD収録(長期企画)を、岐阜県のサラマンカホールにて開始。
幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。現在、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。
使用楽器:アトリエ フォン・ナーゲル社1988年製 フレンチ2段チェンバロ(ブランシェ 1730)(販売元情報)

内容詳細

2021年から始まったフランソワ・クープランのクラヴサン曲全集第5弾。本作は第9、10、15、24、26オルドルを収めている。クープランを知り尽くした中野ならではの造詣の深さは、他の追随を許さない域に達してきた。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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