クリストファー・ベリー・ディー

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サイコパスの言葉

クリストファー・ベリー・ディー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784767824772
ISBN 10 : 476782477X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

本書では、かつてないほど冷酷無情な犯人たちがおかした背筋も凍るような悪事を研究し、普通の人々にはなじみのないその精神構造をあばいていく。これを読めば、凶悪殺人に対する読者の考えは一変するだろう。そして恐怖というものが、私たちが考えるよりずっと身近な存在であることも明らかになる。

目次 : サイコパシー/ サヴェッジとその性質/ ロバート・ヘア教授のPCL‐R(サイコパシー・チェックリスト)/ 始まり/ 攻撃的な自己愛とサイコパス/ オスカー・レオナルド・カール・ピストリウス―暗闇の銃弾/ ハロルド・フレデリック・シップマン―史上最悪の医師/ メラニー(メル)・リン・マクガイア―「アイス・クイーン」/ マイケル・ブルース・ロス―心理操作の達人/ ケネス・アレッシオ・ビアンキ―究極の詐欺師/ アーサー(アート)・ジョン・ショークロス―ショークロスの告白/ ジョン・デイヴィッド・ガイズ・カナン―英国式モンスター/ ケネス・アレン・マクダフ―「ビッグ・マック」/ ジョン・エドワード・ロビンソン・シニア(JR)―奴隷のご主人様

【著者紹介】
クリストファー・ベリー=ディー : 1948年、イギリス・ハンプシャー州ウィンチェスター生まれ。イギリス海兵隊コマンド部隊を経て犯罪学研究所を設立、ディレクターをつとめた。また、犯罪研究において定評のあった「ザ・ニュー・クリミノロジスト」誌の発行人・編集長に就任。世界中の悪名高いシリアル・キラーや大量殺人者に取材・調査をおこなっており、その数は30名以上におよぶ

ドーラン優子 : 東京都出身。成蹊大学文学部文化学科卒業。市場調査会社・通信会社勤務の後、英国リーズ大学大学院応用翻訳学修士課程修了。帰国後は会社員生活の傍ら、翻訳学校ユニカレッジで文芸翻訳を学ぶ。製薬会社での社内翻訳等を経て、現在はフリーランスで翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる さん

    翻訳のせいなのか、そもそもの構成のせいか、最初は読みにくく感じられて苦労した。いわゆるサイコパスの犯罪者と著者の交流(?)を通じて得た知見を述べている本なのかと思ったら、彼らをうまく操作して犯罪の証拠をつかんだ話も入ったりして、ちょっと自慢っぽいところもあったり。サイコパスを扱った本としての読み応えはありました。著者は英国では有名人ぽく、それ前提で話を進められているところもあるので、もっと丁寧な解説があれば分かりやすかったかと思います。

  • higurashi_jp さん

    これ読んでたら夢にサイコパスが出てくるようになった

  • chiro さん

    著者自身が対面し取材したサイコパス9名について述べられている。「羊たちの沈黙」のレクター博士に負けず劣らずのサイコパスたち。実際、彼らは外見も人当たりも良く一緒にいて楽しく安心出来るタイプが多い。だから誰もその瞬間まで気付く事が出来ない。サイコパスを研究する人たちの間で「遺伝対環境論争」と呼ばれ、生まれた時から邪悪なのか、時とともに邪悪になるのか、今だに解明出来ていないらしいが、兄弟や姉妹がいるのに一人だけサイコパスになるのなら環境は関係ないと思えてしまう。終盤危険な人物像を述べているので参考にしたい。

  • Space invader元ダンリック さん

    この世には、象が空を飛び鉛の球が弾み妖精が君臨する世界がある。病的なナルシシズム、虚言癖、支配欲という自身を崩壊させかねない、毒を持った人達、それがサイコパスだ。本書ではそんな世界の住人達を、鋭く切り棄てている。個人的には、アイリーン・ウォーノスも取り上げて欲しかったが、ページの都合上仕方ないか。

  • アカツキ さん

    サイコパスあるいはサヴェッジ(野蛮な人間)と定義される犯罪者9人の事件の概要、手紙のやりとり、番組録画の一部や裏側を書いたノンフィクション。痛烈な皮肉が随所に効かされているが、[象が飛び、鉛の球がはずみ、妖精が君臨する世界]というのは、この本を読んでいると悪い意味で本当にそんな気分になる。

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