クリストファー・シルヴェスター

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インタヴューズ 2 ヒトラーからヘミングウェイまで 文春学藝ライブラリー

クリストファー・シルヴェスター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784168130151
ISBN 10 : 4168130150
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
449p;16

内容詳細

歴史は言葉で紡がれる―時代の証言者の発言を引き出すのも、また人間の営みである。現代にまでその名声をとどろかせるパイオニアたちは、何を語ったのか?第二次大戦に至る激変の時代、世界の各ジャンルのオピニオンリーダーの発言をいま読み返すことは、現代への警鐘ともなっている!

目次 : バリー危うし 本物のブラウンはどっち?サー・ジェームズ・バリー―「ニューヨーク・タイムズ」一九一四年十月一日付/ フランク・ハリス(ジューナ・バーンズ)―「ニューヨーク・モーニング・テレグラフ・サンデー・マガジン」一九一七年二月四日号/ ユージン・オニール(ヤング・ボズウェル)―「ニューヨーク・トリビューン」一九二三年五月二十四日付/ スタンレー・ボールドウィン(F.W.ウィルソン)―「ピープル」一九二四年五月十八日、および二十五日号/ ウィリアム・ハワード・タフト(ウォルター・ティトル)―「センチュリー」一九二五年九月号/ サー・エドウィン・ラチェンス(ベヴァリー・ニコルズ)―「スケッチ」一九二六年五月五日号/ ウィラ・キャザー―「ネブラスカ・ステート・ジャーナル」一九二六年九月五日号/ ジョルジュ・クレマンソー(ジョージ・シルヴェスター・ヴィーレック)―「リバティ」一九二八年七月七日付/ グレタ・ガルボ(モードント・ホール)―「ニューヨーク・タイムズ」一九二九年三月二十四日付/ ジグムント・フロイト(ジョージ・シルヴェスター・ヴィーレック)―『偉人瞥見』一九三〇年〔ほか〕

【著者紹介】
クリストファー・シルヴェスター : 1959年生まれ。英国誌「プライヴェート・アイ」のインタヴューアーを経て、英国紙「イヴニング・スタンダード」の副編集長に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たびねこ さん

    アル・カポネ、ヒトラー、スターリン、フィッツジェラルド、ベケット、フロイト、ヒッチコック、ヘミングウェイ…。歴史に名を残す(20世紀前半の)人物のインタヴュー集。生が強烈な分だけ、翳りと孤独が浮かび上がる。親近感はむしろ増す。インタヴューの力を感じる。

  • korrya19 さん

    1914年から1959年までのインタヴューを集めたもの。第二次世界大戦を間に挟んでいるため、内容も人物もそれに関したものが多い。個人的には政治家の話より、作家や俳優の話が面白い訳だけれど、ムッソリーニが意外にも詩人のような側面があったりして驚いた。歴史の中でどんな形で登場しているかということと、その人が実際にはどんな人物であったかということは、当然ながら違っているのだと再確認した。勿論、意外性のない人物もなかにはいるけれど。

  • yunomi さん

    個人的に、ヒトラー、ムッソリーニ、スターリンのインタビューが面白かった。この3人を単に冷酷非道な独裁者と思っている人々が本書を読めば、彼らの理知的な佇まいに驚き、実際に犯した非道な振る舞いとのギャップに戸惑わざるを得ない。このインタビューは、外面だけを装ったイメージ戦略に過ぎないのか。それとも、彼らの理知こそがあの悲劇を巻き起こしたのか。ヘイトスピーチを撒き散らす団体の首謀者の言葉が、妙な説得力を有してしまう現代において、この「断絶」は未だに私達の前に立ちふさがっている。

  • しろうさぎ さん

    ちょうど第二次大戦前後の激動期だけに、時系列で記事を読むのはドラマティックだった。ばらばらに認識していた著名人達が、皆同じ時代のうねりに翻弄されているのが実感できる。特に全体主義や恐怖政治など後世のような評価がまだ定まっていない中では、ムッソリーニやスターリンの驚くほど知的な話しぶりが、多くの知識人を惹きつけたのは想像に難くない。ポピュリズムや自国中心主義が再び蔓延りつつある現代の自戒になる。途中で知らなかった人を調べたりして読了に時間がかかったが、知識がとても広がった。機会があれば前後の巻も読みたい。

  • Akito Yoshiue さん

    一巻以上に政治家のインタヴューが多い印象。興味深い部分もあったが、個人的には文学者対象のインタヴューの方が面白い。

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クリストファー・シルヴェスター

1959年生まれ。英国誌「プライヴェート・アイ」のインタヴューアーを経て、英国紙「イヴニング・スタンダード」の副編集長に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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