ギュスターヴ・フローベール

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サランボオ 上巻

ギュスターヴ・フローベール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042014027
ISBN 10 : 404201402X
フォーマット
出版社
発行年月
1989年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
神部孝 ,  
追加情報
:
215p;15

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    外人傭兵に払う金もないカルタゴで、憤懣を内に溜め込んだ外人傭兵たちの冒頭の傍若無人ぶりからは、爛熟したカルタゴの斜陽がはっきりと感じられる。そんな猛り狂った傭兵たちを瞬時に沈めるサランボオの美貌と歌声。彼女に恋狂う二人の男。未来を暗示するかのような磔の獅子たちなど、恋物語としてはかなり大仰で通俗的だが、エキゾチックな雰囲気の歴史小説ではある。

  • syaori さん

    サランボオとは、ハンニバルの父にして第一次ポエニ戦争の英雄アルミカアル・バルカの娘の名。物語はその戦争終結後から始まります。戦争の褒賞を求める傭兵たちと、戦争で疲弊してそれを払いたくないカルタゴとの綱引きのあげく、傭兵の懐柔に失敗した政府が戦争末期から遠ざけていたアルミカアルを呼び戻して上巻終了。サランボオに焦がれるマトオ、彼とカルタゴから神秘のヴェエルを盗み出したスパンディウス、祖国カルタゴを呪詛しつつ出陣するアルミカアルの運命は…。絢爛豪華な饗宴に象が駆ける戦場、その香気と血の匂いに酔うように下巻へ。

  • かんやん さん

    自然主義の父などと呼ばれていたのに、後にはヌーヴォーロマンの祖とか評価されてるフローベール。古代歴史ロマン小説の父でもあったのか。とにかくこれが「ボヴァリー夫人」と同じ作者の手になるものか、と驚く。19世紀フランスの片田舎のプチブル風俗を遥か離れて、古代カルタゴのダイナミックな戦乱へ。冒頭の外人(蛮族)傭兵部隊の宴からもう描写に気合いが入りすぎ、文章凝りすぎ(笑)。そして、まあ恥ずかしげもなく通俗的だ(キャラの登場の仕方などニンマリ)。映画化どころか漫画化も可能なほどに。

  • madhatter さん

    再読。初読の際、カバー裏に踊らされ、恋愛ものとして読んだため、非常に退屈だった。だが、あくまでマトーとサランボオは軸と解し、歴史小説として読むと、なかなか面白い作品。「近代に嫌気がさした」という執筆動機、都市国家カルタゴの詳細が不明である現状から、特に風俗におけるエキゾチックな描写・粉飾が過剰で、読みづらくはある。しかし、カルタゴの国際・経済事情を絡めた傭兵反乱の経緯、後半に顕著なハミルカルの計算された冷酷さなど、リアリスティックな視点もあり、単なる歴史ファンタジーには終わっていない。(下巻へ続く)

  • アル さん

    古代のカルタゴにて、報酬の未払いと待遇の悪さから暴徒化し、反乱を起こす異民族傭兵たち。 彼らと、腐敗と内訌により傭兵たちに有効に対処できないカルタゴ共和国の面々が主な登場人物。 時代背景につて知識がないので、かえってこの先の展開が不明で楽しめる。 題名になっている主宰の娘で巫女気質のサランボオは重要な役どころではあるが、上巻での出番はそこまで多くない。 有能な扇動者である元捕虜のスパンディウスに、どこかメフィストフェレス的なものを感じる。 昭和28年の初版を復刊したもので、本文は旧字旧仮名使い。

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ギュスターヴ・フローベール

1821‐1880。フランスの小説家。ルーアンで外科医の息子として生まれる。大学でははじめ法律を学ぶが性に合わず、創作活動に向かう。1857年、4年半をかけて書き上げた処女作『ボヴァリー夫人』が、訴訟事件が起きたという宣伝効果もあってか大ベストセラーになり、作家としての地位を確立した。1880年、自

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