ガルッピの『オリンピーアデ』、もちろん世界初収録映像!
マルコンとVBOによる高水準上演がDVDに!
18世紀半ばの極めて重要な作曲家、バルダッサーレ・ガルッピ(1706−1785)の『オリンピーアデ』がDVDになりました。このオペラは、1747年12月26日、ミラノのデュカーレ劇場で、シーズン開幕演目として初演され、大成功を収めました。現在ミラノに残る楽譜は完全なものではなく、今回、アンドレア・マルコンが、ドイツの音楽学者クライレ・ゲネヴァインと協力して、レーゲンスブルクやロンドンに伝わっていた欠落部分の楽譜を発見し、補筆を完成させ、ガルッピ生誕400年の記念に生地ヴェネツィアで上演されたものです。台本はメタスタージョを元にしており、ヴィヴァルディの同名オペラ(OP30316で発売)とほぼ同じ展開です。
記念上演だけに歌手は優れています。主役のアステリアのルース・ロジクは、近年台頭著しいバルセロナ出身のソプラノ。メガークレには、大人気の古楽メゾ、ロミーナ・バッソ。リチーダ役のフランツィスカ・ゴットヴァルトは、コープマンに認められバッハのカンタータ全集にも参加した若いドイツのソプラノ。さらにマーク・タッカーやフリオ・ザナージといった強力なベテランも参加。アンドレア・マルコン率いるヴェニス・バロック・オーケストラの演奏が高水準なのは言うまでもありません。優れた上演で、ガルッピの幻の名作の復活を祝いましょう!
簡単なあらすじ:
古代ギリシャのシキオン。当地の支配者クリステネはオリンピックの試合を催し、その優勝者に褒美として娘アリステアとの結婚を認めることにしている。アステリアはメガークレと相思相愛の仲だったが、当のメガークレは、彼の命の恩人であるリチーダに無理強いされ、リチーダの名でオリンピックの試合に代役出場することになる。リチーダはクレタの王女アルジェーネという婚約者がいるもかかわらず、今ではアステリアを愛している。そのアルジェーネも、羊飼いの娘リコーリと名を騙りシキオンにやって来る。リチーダとして試合に優勝したメガークレは、絶望してアステリアに真実を告げる。褒美を貰いに来たリチーダ本人は、偽装を告発されて捕らえられる。怒ったリチーダはクリステネ殺害を図るも失敗、死刑を宣告される。アリステアとメガークレは、それぞれ自殺を図るが失敗。リチーダを助けるため、正体を明かしたアルジェーネがリチーダからの贈り物をクリステネ示すと、リチーダは幼い頃に捨てられたクリステネの息子と判明。クリステネは全てを許し、リチーダとアルジェーネ、そしてメガークレとアリステアが結ばれる。(キングインターナショナル)・
・ガルッピ:歌劇『オリンピーアデ』
マーク・タッカー(T クリステーネ)
ルース・ロジク(S アリステア)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S アルジェーネ)
ロミーナ・バッソ(Ms メガークレ)
フランツィスカ・ゴットヴァルト(Ms リチーダ)
フリオ・ザナージ(Bs アルカンドロ)
フィリッポ・アダミ(T アミンタ)
ヴェニス・バロック・オーケストラ
アンドレア・マルコン(指揮)
演出:ドミニク・プーランジェ
装置、衣装:フランチェスコ・ジート
収録:2006年10月、ヴェネツィア、マリブラン劇場(ライヴ)
収録時間:210分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0, Doyby 5.1
字幕:伊英独仏西
NTSC
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