ガブリエル・ガルシア・マルケス

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悪い時 他9篇

ガブリエル・ガルシア・マルケス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105090104
ISBN 10 : 4105090100
フォーマット
出版社
発行年月
2007年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,483p

内容詳細

周知の醜聞ばかりを書きたてる貼紙に、町の平安はもろくも揺らいだ…。疑惑と憎悪、権力と暴力、死と愛の虚実のあわいにまざまざと物語る、人世の裸形。現実の深層にまで測鉛を下ろした10の物語。

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読書メーターレビュー

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  • キジネコ さん

    内乱と革命を繰り返した国家の平穏な日々到来は、一時の幻想に過ぎないのか。メデイアの怪、中傷のビラに呪いをかけて暁闇に走る影、猜疑の心に嫉妬の火を点し騒擾を煽るのは誰だ。柔らかな心に刺さる棘、眠れぬ夜の闇に呑まれる信頼の虚名と再び聞こえる内乱の足音、町の人々の胸騒ぎの夜が明ける。嫉妬が救い難い疫病の如く人を駆逐し、安住の町を破壊し、昨日の信仰を揺らす。異なる文化、環境、対極の場所で起きる様々に、瞑目し想像の力を動員しても 届かぬもどかしさがあるのに マルケスの描き出すカオスには、切なく懐かしい匂いがする。 

  • かわうそ さん

    表題作は視点が次々と切り替わる群像劇スタイルだけど筋書きも主題もなかなか見えてこない難物。当時の社会背景などがわからないと理解しにくい部分があるのかも。スピンオフ的なその他の短篇はどれも非常に面白く読んだ。特に「大佐に手紙は来ない」「火曜日の昼寝」「この村に泥棒はいない」がお気に入り。

  • masabi さん

    同じ町で起こる出来事を何度も形を変えて現れるので、再読するときにはまた違った味わいがあることを予感させる。全員が知り合いである小さい町で周知の醜聞が書かれたビラによって危うい均衡の上に成り立っていた社会秩序が脆くも崩れ去る。当時の社会状況を知ることができればより楽しめそうだ。

  • 白義 さん

    表題作は簡潔な文章による群像劇で、悪意の正体が見えないまま、噂や中傷でどんどん息苦しくなっていく「町」の姿が多彩な視点からゆっくり描かれていて、初めは掴み所がなく感じたが面白かった。一人一人の織り成す関係と出来事に「町」の膿になったような陰鬱な歴史が刻まれていて、短編もどれもどこか暗く重い余韻を残す。リアリズム的な作品が多いが、「失われた時の海」では深海から漂う薔薇の香り、それに彩られた死者の国というイメージに強烈な幻想性があって、本書の中でも飛び抜けて強く印象に残った

  • しろ さん

    ☆6 ガルシア=マルケスの短編集。比較的初期のころで『百年の孤独』より前。まだそんなに読んでないけれど個人的には、『百年の孤独』以後の方が好きかな。マジックリアリズム感が良く出てくるし。もちろんいくつかの短編は楽しんで読めた。「この村に泥棒はいない」「モンティエルの未亡人」なんかが特に好き。表題作以外の短編は、だいたいこの表題作とかから派生してできたお話というのが著作エピソードとして興味深い。それにしても、イチイチ掛け合いや台詞回し、語句選びが上手い。ただ単に好みなだけかもしれないが…。

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