ダダの詩

カール・リーハ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784873544007
ISBN 10 : 4873544009
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,331p

内容詳細

DADA(ダダ)の詩?―そんなものが存在するのか。文学史的に見れば、第一次世界大戦前後の一〇年間は「文学的表現主義」という概念と深く結び付いているのではないか。DADA?―それは喧騒、騒音、進行妨害騒動の爆発にすぎず、せいぜい支配的様式のどうしようもない奇形だったのではないか。第一次世界大戦が終結し、その結果、革命が引き起こされ、ドイツではすぐに鎮圧されたが、こうした時代の無秩序な文学的不随現象とされるものにすぎないのではないか。それは記録に留めるほどの価値のある、独自の「詩的表現の所作」に到達していたのであろうか。このような偏見に対して、本書のアンソロジーはDADAイズムの詩が現実に存在することを証明するものである。この詩は、たとえ完結した様式という立場を取らなかったとしても、あるいはまさに取らなかったがゆえに存在するのである。チューリヒ、ベルリン、ハノーファー、ケルン、パリ、ニューヨークという多様なDADAの中心地が多様にこの文学に関わっており、矛盾の中の統一を与えている。DADAはけっして発狂した珍奇性などでなく、実際には、まさに大量虐殺と大量殺戮を偉大な「成果」とするような時代の破壊性に対しての、きわめて繊細で多様な回答なのである。このことを本書は示すであろう。

目次 : 1 DADAチューリヒ(エミー・ヘニングス/ フーゴー・バル ほか)/ 2 DADAベルリン(リヒャルト・ヒュルゼンベック/ ジョージ・グロッス ほか)/ 3 メルツDADA(クルト・シュヴィッタース)/ 4 DADAケルン(ハンス・アルプ/ マックス・エルンスト ほか)/ 5 DADAジュネーブ、DADAパリ、DADAニューヨーク(ヴァルター・ゼルナー/ トリスタン・ツァラ ほか)

【著者紹介】
宇佐美幸彦 : 1946年生。関西大学文学部教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mentyu さん

    流し読みではあるけど読了ということで。講義で音声詩に触れてから気になっていたダダの詩。実際に作品にふれると思わず噴き出しそうになるフレーズが連続していたりしてなかなか楽しめた。

  • ひらりん さん

    各国の詩人によって作られたダダイズムの詩をまとめたもの。この詩の内容は、頭では理解できないとしか言いようがない。でもその感覚が案外心地よかったりもする。日本語文を見るだけで苦労がしのばれるので、とにかく訳者を称賛したい。

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