カーター、エリオット(1908-2012)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集(第1〜5番) ジュリアード弦楽四重奏団(2CD)

カーター、エリオット(1908-2012)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88843033832
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ジュリアード弦楽四重奏団/カーター:弦楽四重奏曲全集(2CD)

エリオット・カーターの弦楽四重奏曲は、複雑なポリメトリックによるベルクの『抒情組曲』を思わせる第1番、それぞれの楽器が役者のように表現していく第2番など、どれもが違った作風をつ個性的な作品です。ジュリアード弦楽四重奏団は、初演を手がけるなどカーターと関わりが非常に深く、すでに1990〜1991年に第1〜4番を「全集」として録音していましたが(当時はまだ4番までしか作曲されていなかったため)、2013年に現在のメンバーによって第5番(1995年作曲)をこのアルバムのために録音し、全集としたものです。緊張感に満ちた独特のジュリアード・サウンドによって、カーターの独創的かつ実に目の詰まった細密なスコアを、強い説得力で聴かせてくれます。
 ジュリアード弦楽四重奏団は、1946年にジュリアード音楽院の校長であった作曲家ウィリアム・シューマンの提唱により創設。同音楽院の教授で構成され、1947年ベルクの『抒情組曲』で衝撃的にデビュー。さらにバルトークの弦楽四重奏曲全曲録音によって、その地位は不動のものとなりました。バッハ、ハイドンから、近・現代のヴェーベルン、シェーンベルクまで膨大なレパートリーを誇っています。(SONY)

【収録情報】
カーター:
・弦楽四重奏曲第1番 (1951)
・弦楽四重奏曲第2番 (1959)
・弦楽四重奏曲第3番 (1971)
・弦楽四重奏曲第4番 (1986)
・弦楽四重奏曲第5番 (1995)

 ジュリアード弦楽四重奏団
 【第1〜4番】
 ロバート・マン(ヴァイオリン)、ジョエル・スミルノフ(ヴァイオリン)
 サミュエル・ローズ(ヴィオラ)、ジョエル・クロスニック(チェロ)
 【第5番】
 ジョセフ・リン(ヴァイオリン)、ロナルド・コープス(ヴァイオリン)
 サミュエル・ローズ(ヴィオラ)、ジョエル・クロスニック(チェロ)

 録音時期:1990〜1991年(第1〜4番)、2013年4月(第5番)
 録音場所:ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー(第1〜4番)、ニューヨーク州立大学パーチェス校(第5番)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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ジュリアードのベートーベンとバルトークは...

投稿日:2014/04/30 (水)

ジュリアードのベートーベンとバルトークは定評のあるもので、昔から愛聴していましたが、今回このカーターの全集が新たに私の愛聴盤として加わりました。 カーターのこの四重奏曲は結構前衛的ですが、しかし聴きづらくなく大変耳にすんなりと入ってくるもので、いっぺんに気に入ってしまいました。第3番などは2つのDUOといった形で書かれており、右と左でDUOそれぞれが分かれて演奏しているなどシュトックハウゼン顔負けの内容です。一度楽譜を見てみたいと思いました。アルディッティーSQもこの曲集を録音しているそうで、そちらとの聴き比べもしてみたいと思っています。とも角お勧めの一枚です。

T.G. さん | 東京都 | 不明

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