冬物語

カレン・ブリクセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480831583
ISBN 10 : 4480831584
フォーマット
出版社
発行年月
1995年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
364p;20

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読書メーターレビュー

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  • ぱせり さん

    清々しいまでにはっきりした主題が、寓話のようだ、と思うし、とっても良質の児童書の雰囲気にも似ている。自分に忠実に生きる人に喝采し、ほんの端役かと思った人の内にある高貴な魂に触れて喜び、押しひしがれた魂の虚ろさを痛ましく思う。物語途中の文章の一行一行を宝物みたいに拾い集めたくなる。その一行一行が登場人物たちの品性となって、薫り立つようなのだもの。

  • スミス市松 さん

    この短編集の舞台である清冽で厳しい北欧の海は、心のうちに深い悲しみを湛えながらどこまでも流麗で澄みきった物語を書くブリクセン自身に似たところがある。凍てつくほどの荒波は幾人もの漁夫を呑み込み人間たちの希望を何度も打ち砕いてきた。しかしどうして、海は人々の追憶や雄大な自然の風景できらきら輝いている。光の破片は繰り返す波の向こうの鮮烈な青のイメージを映し出し、ブリクセンは自らの記憶――それは北欧とアフリカが重なり合う地点から眼差されている――を繋ぎに破片を寄せ集め心透き通る上質な物語へと結晶化させたのである。

  • ネロリ さん

    気高さの微かな輝きを感じ、悲しみから掬い上げた喜びを見つめる登場人物たちの語りに耳を傾ける。足音を吸う積もった雪、心の目の前をよぎる渡り鳥を瞼に映す。冬が融け春が物語の歩を進める。「あぁ。」と溜め息をつく。ペーターとローサには動揺した。

  • きりぱい さん

    冬物語という表題作はなく、冬の夜、女たちが炉端で語って聞かせるおとぎ話をそう称するらしい。そんな風に選られた11編は、辛口かと思えばハートフル、コミカルに思えてもその結末は・・と、陰影に富んだ描写で、予想のつかない展開をみせる物語ばかり。「カーネーションをつけた青年」と「嘆きの畑」はディネーセン名義で読んだのと題名違いだった。哀調を帯びて謎めいている作品が多い中、「少年水夫の物語」「真珠」「ゆるぎない奴隷所有者」がよかった。

  • 堆朱椿 さん

    この作者の話はどこに着地するのか予想できない。無垢な読者になって、ゆっくり物語を味わうしかない。快感。どこにでも連れて行って、任せるから。派手さは無いけど味わい深い短編集。私は時代がかった作品の方がより好み。

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