益田正洋/カルカッシ:25のエチュード
映画「マチネの終わりに」が大きな話題となり、俄然注目を集めるクラシックギター。デビューから一貫してギター界のトップを走り続ける“現代最高の古典ギター演奏家”益田正洋の新作の登場です。
前作「Bach on Guitar 2」はレコード芸術誌で特選盤となったほか、読売新聞「サウンズBOX」をはじめ各メディアに紹介され、高い評価を受けました。本作で益田がとりあげるのは、ギターの歴史に大きな一歩を残したマッテオ・カルカッシのエチュード集です。
クラシックギター学習者にとってカルカッシはピアノでいうところのバイエル、ツェルニーのような教本の作者として非常になじみ深い名前です。本作で演奏される『25のエチュード』もギターの技術の習得のために演奏される機会が非常に多い曲集ですが、益田の手にかかると、シンプルながらも高い音楽性と情趣を持った極上のコンサート・ピースへと変わります。
益田本人による各曲のワンポイント・アドバイス付。ギター学習者のみならず、クラシックギターの深淵な世界に足を踏み入れるための入門編として必聴の1枚です。(メーカー資料より)
【収録情報】
● カルカッシ:25のエチュード Op.60
益田正洋(ギター)
使用楽器:ホセ・ラミレス三世 1959
録音時期:2019年7月1,2日
録音場所:埼玉県、富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)