異邦人 講談社まんが学術文庫

カミュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065143421
ISBN 10 : 406514342X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;15

内容詳細

「なぜ人殺しをしたのか?」「太陽が眩しかったから―」というフレーズであまりにも有名なカミュの著書。実存とはなにか。個々の認識は共有できるものなのか。数々の哲学的問いかけを含むこの名著を、まんが表現の限界の挑む手法で再構築―!原著を読んで、意味のわからなかった読者の疑問は、この一冊を読むことで氷解するのです。

【著者紹介】
アルベール・カミュ : 1913年‐1960年。フランスの小説家、劇作家、哲学者。多くの書物を著し、思想家として脚光を浴びた。論客としても知られ、サルトルとの論争は有名。1957年ノーベル文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こぽぞう☆ さん

    やっぱり哲学はムリムリムリ!カミュムリ!漫画だから読めたけど。

  • dou さん

    全てのコマが主人公ルソーの目や、口の形をしていて、全てルソー目線から描かれている。ルソーは常に社会に対して気だるさを感じ、まるで目、口の穴の空いた人という入れ物の中に入って世界を見ているかのよう。最後のシーンでルソーは牢獄の中で死を待つのみだが、「自分の人生を自分で選びとった結果」に幸せを感じる。多くの人間は生きていくうちに社会に対して、歩調を合わせる。それに対しどんな状況でも、自分を貫き通し、最悪の結果にも満足するルソーの考えは考えさせられる。

  • Cinejazz さん

    社会から離脱し不条理を生きる A.カミュ原作『異邦人』の世界を、漫画手法で表現された<講談社まんが学術文庫>の一冊です。「なぜ人を殺したのか?」の問いかけに「太陽のせいです、眩しかった・・」と応え、斬首刑に処せられるその日「私は幸福だった、今もなお幸福であることを悟った」と思索に耽りながら逝ったムルソ−(無流想)でした。社会に順応し、人間は如何に生きるべきかを模索する条理を生きる世人、その対極の世界に生きるムルソ−のような存在に困惑するばかりでした。

  • gachin さん

    自分も同調圧力が苦手なので面白かった。絵柄や表現技法がシュールで淡々としてて、それが原作ととてもマッチしてて(読んでないけど)とても良かった。

  • Yossan さん

    新潮文庫と併読。コマの使い方が斬新でした。

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人物・団体紹介

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カミュ

1913‐1960。アルジェリア生れ。フランス人入植者の父が幼時に戦死、不自由な子供時代を送る。高等中学の師の影響で文学に目覚める。アルジェ大学卒業後、新聞記者となり、第2次大戦時は反戦記事を書き活躍。またアマチュア劇団の活動に情熱を注ぐ。1942年『異邦人』が絶賛され、『ペスト』『カリギュラ』等で

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