小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから

カヒミ・カリィ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784391141467
ISBN 10 : 4391141469
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
181p 19cm(B6)

内容詳細

音楽家として、私人として、母として。
カヒミ カリィ、初めてのプライベートエッセイ。


【目次】
1章 わたしと家族
・母になって想う
・偶然ではなく運命的なもの
・自由と開放
・愛する祖母へ
・厳しかった父とのテレビ騒動
・出産について

2章 自分の音楽、パリの話
・音楽は自分の世界に入り込める魔法のようなものだった
・遊び心と音楽の仕事
・個人主義とは?
・美意識が高い反面、粗野な部分も持っているのが魅力のパリ
・フランスと日本、それぞれに旨くて深い食文化

3章 美しさについて
・老いに肯定的な人
・トラッドを型破りに着こなす憧れのおしゃれ、キャサリーン・ヘプバーン
・匿名の使い方、そしてテーブルの拭き方

4章 日々のこと
・気のおけない愛する女友達
・わたしの料理歴、母の味への憧れ
・生き方まで教えてくれる料理本『セルフヒーリング・クックブック』
・ニキーチン夫妻のちょっと変わった子育て論
・心に残るホームドラマ
・手で作られたもの
・旅をするように

5章 わたしの憧れのひと
・笑顔が溢れる、子どもの頃に出会った憧れの女性-----田原米子さん
・斬新で冒険的、生きることを思いきり謳歌する魅力的な生き方-----桐島洋子さん
・環境書の原点を書き上げた女性、自然を愛する強さと柔らかさ-----レイチェル・カーソンさん
・科学はなんと文学的なのかと驚いた、生命の不思議を描き続ける科学者-----柳澤桂子さん
・夫と喧嘩した時は、いつもはーちゃんの言葉を思い出す-----河合隼雄さん

あとがき

【著者紹介】
カヒミカリィ : ミュージシャン。1991年デビュー。以来、国内外を問わず活動を続ける。1998、1999年に全米ツアーを敢行。音楽活動の他、FMラジオのパーソナリティや映画作品へのコメント執筆、字幕監修など幅広く活躍。これまでカルチャー誌や文芸誌などで写真や執筆の連載多数。近年では大友良英氏、菊地成孔氏らのセッションに参加し話題を集めた。2009年に女児を出産、それを機にオーガニックスキンケアをプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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とてもよかったです。丁寧に生きること・・...

投稿日:2012/10/28 (日)

とてもよかったです。丁寧に生きること・・・。曲も大好きですが、生き方がやっぱり現れています。

のの さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • sssakura さん

    連載されている文章がとても綺麗で、どんな本を読んでいるのかと思っていたら、生物学や生命科学、心理学といったノンフィクションが好きなんだそう。彼女の凛とした姿勢の理由が、わかった気がした。「人生という航海は時には大荒れのこともあるが、自分で舵を取っていればきっと乗り切れる、そんな自信と希望を持って生きていけたらと思う」私もそうやって生きていきたい。何歳になってもきっと大好きで憧れの人。

  • mrbeats197912 さん

    とてもすばらしいエッセイだと思う。文筆家としてのカヒミさんは、小説家の川上弘美さんのようだ。やさしい言葉の裏に、絶対にぶれない芯がある。音楽人の書く文章では、小西康陽さんと片寄明人さん以来の文才だと思うな〜。母親をすぐに亡くしておられること。6人兄弟(兄と弟、姉と2人の妹)であること。両親はクリスチャンだったこと。大の読書家であること。ゲンズブールやキャサリン・ヘプバーンへの愛情のこと。など、これまで知らなかったカヒミさんの人となりにもドキドキした。これからも大好きですカヒミさん。

  • G-dark さん

    カヒミさんはずいぶん幼い頃にお母様を亡くしていらっしゃったんですね…。カヒミさん自身が母親になった今、亡くなったお母様やおばあ様を想う感性が、優しくて綺麗。愛って受け継がれていくものなんですね…。カヒミさんの子育てについての考え方も好き。「子を育てている≠ニいうよりも、育っている子のお世話をしている≠ニいう方がしっくりくる」(P11から抜粋)、わたしもいつか子どもを産むことがあったらそんな想いを抱いた母親になりたいなぁ!

  • non さん

     ('15-44)41歳で出産、希望を感じると同時に叶わなさも。子育ての楽しさ、大らかさ、世界を愛する気持ち溢れる本。‘野菜はほとんどが脇役扱いなのが寂しいところ・ひとりでもふたりのつもりで、ふたりでもひとりのつもりで(河合隼雄)’

  • Lily さん

    彼女の文章はじめてきちんと読んだが、頭の良さと柔らかさが伝わってきました。すてきな文章を書くひとだなー!奇をてらわず読みやすいんだが知的で詩的。もっと書いてほしい!彼女の言葉いっぱい聞きたい☆ 旦那様との『ひとりでもふたり、ふたりでもひとりのつもりで』のエピソードに泣けた。

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