わたしを離さないで

カズオ・イシグロ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152087195
ISBN 10 : 4152087196
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,349p

内容詳細

介護の仕事をするキャシー・H.は、謎に包まれた学園での奇妙な青春の日々を回想し、驚くべき真実を明らかにする…。残酷な運命に翻弄された若者たちの一生を感動的に描く、ブッカー賞作家の新たな傑作。

【著者紹介】
カズオ・イシグロ : 1954年11月8日長崎生まれ。1960年、五歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡る。ケント大学で英文学を、イースト・アングリア大学大学院で創作を学んだ。初めはミュージシャンを目指していたが、やがてソーシャルワーカーとして働きながら執筆活動を開始する。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を受賞。つづいて、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞に、1989年発表の第三長篇『日の名残り』ではイギリス文学の最高峰であるブッカー賞に輝いている。その後、『充たされざる者』『わたしたちが孤児だったころ』を発表し、それぞれ高い評価を受けた。『わたしを離さないで』で、アレックス賞受賞

土屋政雄 : 1944年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紅はこべ さん

    淡々とした語り口が、真実の恐ろしさを余計際立たせる。施設の卒業生達の多くが、課された運命から逃げずに受け止めることが、残酷性が増す。時代設定が、1990年代というのが怖かった。登場人物の一人が行っているように、人間は一度知ってしまった可能性、得てしまった技術を諦めることはできない。それは人間の悲劇なのかも知れない。

  • みかん さん

    キャシーとルースとトミー、3人の子供時代から大人になって使命を終えるまでの話。寮生活時代はどこにでもあるような友情物語。ところが寮を出るとガラッと変わった世界に。こういう仕組みが将来絶対に無いと思いたいけど、、

  • みかん さん

    とても切なく残酷で哀愁のある作品でした、キャッシーの独語りで進んでいく学園生活は時間が前後してちょっと読みにくかった、寄宿舎生活の少年少女たちの青春物のようで全貌が見えてくるとやるせない、人間を魂も感情もないように扱う事をなんて酷いと思うが、動物もちゃんと感情があるのに目的の為にない物として育てているのもある意味一緒かもしてない。

  • まーちゃん さん

    10代前半にSF作品(国内限定)をよく読んだので、科学進歩と倫理の相克はお馴染みのテーマだ。少数の犠牲者が社会の幸福を支えていて、それはいつも隠されている。ドラマでも、現実の治世でも見られる手法だ。後戻り出来ない科学の進歩だからこそ、絶対者への畏れを忘れてはならないと思う。/幼少期から寄宿生活を送る「提供者」たちの、薄布を通して見るようなリリカルな日々。影と光とそこを舞う埃が印象的。キャスとトミー、そしてルースの切ない恋の物語は、彼ら特有の終わりがあるからこそ、こんなにも美しく静かに胸に刺さるのか。

  • ヤスギタちゃん@鷹党で獅子党 さん

    初読み&ドラマ化で気になって読んだ作品。淡々とした文章から静寂な世界を醸し出し、提供者側の目線から冷静に分析しているかのような感じがする。衝撃度が増していき、読み手に訴えかけているかのような文体である。臓器提供の義務化になったら自分ならどんな気持ちになるのか、必然的に選択できない残酷な運命を背負わなくてはならない若者の悲しく、苦しい思いが隠され、考えさせられる。謎がだんだんと明らかにされていくにつれ、悲しい生き方が伝わって来るような、特にテープから流れた歌の歌詞からも切なさがこみあがってくる読後感。

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