オーヴィル・シェル

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野望の中国近現代史 帝国は復活する

オーヴィル・シェル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828417561
ISBN 10 : 4828417567
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
479p;19

内容詳細

帝国の逆襲を希求し続けた長い道のり。魏源、馮桂芬、西太后、梁啓超、孫文、陳独秀、蒋介石、毛沢東、〓(とう)小平、朱鎔基、劉暁波。中国「改革者」列伝。

目次 : はじめに:富強/ 行己有恥 魏源/ 自強 馮桂芬/ 体用 西太后/ 新民 梁啓超/ 一盆散沙 孫中山/ 新青年 陳独秀/ 統一 蒋介石/ 革命は晩餐会ではない 毛沢東1/ 不破不立・創造的破壊 毛沢東2/ 白猫黒猫 〓(とう)小平1/ 動乱 〓(とう)小平2/ 入世 朱鎔基/ 没有敵人 劉暁波/ 結論:復興

【著者紹介】
オーヴィル・シェル : ハーヴァード大学とカリフォルニア大学バークレー校で教育を受ける。中国に関する数多くの著書と記事を発表。カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム専攻大学院元院長。現在はニューヨークに本拠を置くアジア・ソサエティ付属米中関係センターのアーサー・ロス記念センター長を務めている

ジョン・デルリー : イェール大学から中国現代史研究で博士号を取得。ブラウン大学、コロンビア大学、北京大学で教鞭を執った。アジア・ソサエティ付属米中関係センター元副センター長。現在はソウルにある延世大学の東アジア研究専攻の助教授を務めている

古村治彦 : 1974年、鹿児島市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業、同大大学院社会科学研究科修士課程修了(修士)。南カリフォルニア大学大学院政治学研究科博士課程中退(政治学修士)。現在、SNSI研究員並びに愛知大学国際問題研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    本書は中国の「奇跡の経済成長」の裏側にある物語の歴史的な側面に光を当てている。阿片戦争以降の苦難の時代「富強」を追い求めた中国の近現代史を11名の知識人、指導者、改革者、革命家を取り上げながら辿って行く。中国の改革を妨げる原因と考えられた儒教と古い価値観を毛沢東が徹底的に破壊した事でケ小平の諸改革推進の障害が取り払われたという。毛沢東時代を生きた当事者はたまったものではないだろうが(^^;;。中国が偉大な国家として認められるには富強だけでなく中国政府が自国民をどう扱ってきたかも問われる。

  • ゾロりん さん

    いつ買ったのか覚えてないくらい昔に買った本。ページいっぱいに字があって読むのにずいぶん時間かかったけどようやく読み終えた。各時代の色んな人のことが書かれてて面白かった。19世紀から中国は諸外国に本当にひどい目に遭わされたんだよなー。それから毛沢東にひどい目に遭わされてケ小平が経済発展に舵を切る。これだけの大国になったのは、元々大国だから復活とゆうことなのかもしれないけどすごいことだわ。

  • 紙魚 さん

    アヘン戦争の敗北から現代の繁栄に至るまでの革新的な思想家・革命家・政治家たちが何を考え何を行ってきたかの記録. タイトルには新書のような扇情的な雰囲気があるものの、内容は至って硬派. 文革の際に完全に失脚しておきならが政治の舞台に復帰し, 社会に資本主義を取り入れたケ小平という人物の大きさには飽きれるばかり.

  • Norrick さん

    清朝末期からの中国近現代史を、国恥とそこからの復権という視点で纏め上げた印象。 実務的な人物だけでなく魏源、馬桂芬といった思想家が現代に与える影響を感じることができた。 そういった文脈で見ると現代中国の躍進は必然であるのかもしれない、と思わされる。

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ハーヴァード大学とカリフォルニア大学バークレー校で教育を受ける。中国に関する数多くの著書と記事を発表。カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム専攻大学院元院長。現在はニューヨークに本拠を置くアジア・ソサエティ付属米中関係センターのアーサー・ロス記念センター長を務めている

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