オルフ、カール(1895-1982)

オルフ、カール(1895-1982) レビュー一覧 8ページ目

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商品ユーザーレビュー

204件
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  • これ、ホントに凄いですよ!超ハイテンションのオケと...

    投稿日:2011/04/27

    これ、ホントに凄いですよ!超ハイテンションのオケとコーラス、それでいてアンサンブルは精緻で独唱陣も巧い。録音は聞き始めは腰高の奥行き感に乏しい音の印象でしたが、間もなくダイレクトに耳に突き刺さってくるかの様な凄まじい響きにすっかり魅了されました。実は、《カルミナ》が好きになったので、その音盤探しを始めたところだったのですが、ヨッフム盤やティーレマン盤などを聞き、もう止めようかなと思っていたところにこのケーゲル盤とめぐり合いました。音盤探しの旅に再度出発する気持ちが俄然湧いてきました。これまで集めてきた情報を基に、ムーハイ・タン盤、Runnicles盤、マータ&LSO盤、スラトキン盤などを求める積もりでいます。

    もみぢ葉 さん |40代

    5
  • 最近では非常に人気のある作品であり、数々の録音がな...

    投稿日:2011/04/24

    最近では非常に人気のある作品であり、数々の録音がなされているカルミナ・ブラーナであるが、録音以来40年以上が経過した現在においてもなお、本ヨッフム盤の価値がいささかも色あせることはない。それどころか、本演奏は、プレヴィン&ウィーン・フィル盤(1995年)などの様々な指揮者による名演に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。作曲家オルフが認めた演奏であり、ヨッフム自身が同曲の初演者であるということもあるが、それだけでなく、やはり演奏自体が非常に優れていると言える。同曲は、紛れもないドイツ音楽であるが、ヨッフムの演奏は、同曲をドイツ音楽であることをあらためて認識させてくれるのが何よりも素晴らしい。同曲は、華麗な合唱やオーケストレーションを誇る楽曲であることから、最近ではそうした華麗さに焦点を当てた演奏が数多くなされているように思うが(それも、魅力的ではある。)、ヨッフムの演奏は、外面的な華麗さよりは、ドイツ音楽ならではの質実剛健さを基調としていると言える。したがって、全体の造型の堅固さには際立ったものがあるが、それでいてヨッフムは、これ以上は求め得ないようなドラマティックな演奏を展開しており、その畳み掛けていくような気迫と力強い生命力は、圧倒的な迫力を誇っていると言える。あたかも壮大なドイツオペラを鑑賞しているような趣きがあり、そのスケールは雄渾の極みであると言える。歌手陣も優秀であり、特に、ソプラノのヤノヴィッツとバリトンのフィッシャー・ディースカウの歌唱は秀逸である。このうち、フィッシャー・ディースカウの歌唱はうますぎるとさえ言えるが、これだけ堪能させてくれれば文句は言えまい。ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団やシェーネベルク少年合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。録音は、何度もリマスタリングを繰り返してきたこともあって比較的良好であるが、数年前に発売されたSHM−CD盤がこれまでのところでは最も音質が優れていた。ただ、これだけの歴史的な名演だけに、今後、SACD&SHM−CD化を望む聴き手は私だけではあるまい。

    つよしくん さん |40代

    5
  • 高評価が続くので★3つは躊躇しますが、この演奏に物...

    投稿日:2011/02/14

    高評価が続くので★3つは躊躇しますが、この演奏に物足りなさを感じてしまいました。ハーディングも、2,3年前に出たティーレマンも、若手株と呼ばれるマエストロはこの曲を純音楽としてとらえているのでしょう。端正でキリッとした顔立ちの美男子カルミナ殿は大変美しくスマートですが、野暮ったさがない。ヤボに演奏してなお喝采を浴びるのはこの曲とシェヘラザード、ローマの祭りぐらいだと思いますが・・そこが残念です。 しかしプティボンとゲルハーヘルが素晴らしい。垢抜けないプティボンの天使のような歌い廻しと、老練されたゲルハーヘルの堂々とした歌いっぷりが印象に残ります。オケと合唱、加えて録音も素晴らしいのに全体の骨格がもう少し骨太だったら・・と少し残念です。

    シロブタ さん |30代

    2
  •  ライヴの様に音がいきり立ってます。ちょっと尋常じ...

    投稿日:2011/01/27

     ライヴの様に音がいきり立ってます。ちょっと尋常じゃないヨッフムの歴史的名盤、名演奏。

    sunny さん |40代

    0
  • これはカルミナブラーナの隠れ名盤ではないですか。崩...

    投稿日:2011/01/08

    これはカルミナブラーナの隠れ名盤ではないですか。崩すところは崩して、妙にわざとらしくなく、とにかくバランスがよい。オケもうまいし、合唱団もよく歌い込んでます。この曲をうまく指揮する人は、ヨッフム・ヴァントなど、何故かブルックナーを得意とするドイツ系の人がいいようなのが不思議です。効果を狙わなければいけない曲なのだが、妙にワザとらしくなって失敗する人が多い(誰とは言わないが・・・)。お薦めです。

    shiodome さん |50代

    3
  • 2010年ライブ録音で今後嘱望される若き指揮者の一人ハ...

    投稿日:2010/12/07

    2010年ライブ録音で今後嘱望される若き指揮者の一人ハーディングによる大曲です。独唱者、各合唱団、オーケストラという大所帯をよくコントロールして大きな破綻もなくオーソドックスに曲を進め25節27曲をタイム61’15で過不足なく適度なスケール感を維持して終えます。この曲と言えばどうしてもヨッフム盤を思い出しますがとにかくベネディクト派のボイレン修道院にあった吟遊詩人の詩を作曲者オルフがチョイスし人間のしたたかな欲望、酒、恋をあからさまに表し中世的的サウンド雰囲気に乗せたこの大曲を35歳のハーディングが歌詞内容にも相応しい年代指揮者として音色が録音良さも手伝って大まかにはならず時にはキメ細かさをつけて演奏しているのはある意味相当とも思え独唱者・・・特に私はソプラノが気に入りました・・・他声楽陣もよく健闘しております。歌詞内容は本当に人間そのもの、官能さえ感じさせこの曲を聴くには特に難しい歌詞ではありませんので歌詞を見ながらをお奨めしたいですね。冒頭かの有名な「運命、世界の王妃よ」で割とセーブされた合唱スタート、オーケストラは先に書いた中世的雰囲気。「春に」の第3曲が5’20と長めなのが特徴。とにかくゆっくり春を節毎に合唱が漂う感じ。バリトン独唱もゆっくり出だしおだやかそのもの。「草の上で」スタートはごつくないオーケストラ全奏サウンドが快いテンポで進みます。管と打楽器の絶妙さと各パートを浮ばせ一本調子にならないコントロールは聴きもの。もうこの辺りは男女の獣的求め愛をどう演奏するかが楽しみ。最後チキチキバンバンに似た曲でオーケストラに工夫が聴けます。「居酒屋にて」・・・バリトンが如何にも歌謡風に歌いますがメリハリもつけてくれます。焙られ白鳥でのテノールの苦しげなリアルさも聴き処。最後チューバが出だし・・・の為に・・・を何回も繰りかえし酒を飲むシーンもよく統制がとれています。「求愛」での少年合唱団は宗教曲にもよーく歌っているだけに透き通った感じがこのタイトル「求愛」歌詞に相応しいし?ソプラノの中性的なアプローチは一方では心の揺れを上手く歌います。合唱が様々入りそしていよいよ最後は冒頭の「運命」テーマが戻ってダイナミックさを少し加え最後充分引っ張って入念に仕上げます。ハーディングの先買いとしてはマァマァな演奏かと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

    2
  • 最近、N響を振った老プレヴィンを聴いて、良い歳のとり...

    投稿日:2010/10/09

    最近、N響を振った老プレヴィンを聴いて、良い歳のとり方をした音楽家だと、いたく感心した。 このCDも彼の美学がVPOと共鳴した演奏だと思う。 メロウで毒のない音楽。 切れの良いリズムとか、気圧される音の洪水を求めるなら別の録音を。 ただし、大人の演奏というなら、この一枚は持っていて損はない。 丁寧な音のつくり、融けるような響きと和声。 中世の「典雅」が香り、切なさやメランコリーな雰囲気さえ滲む。 「毒がない」と表現したが、あえて毒なしでも音楽として聴かせる、一流の音楽だ。 

    shef さん

    2
  • 特別に優れた演奏って訳ではないが値段も安いしオーケ...

    投稿日:2010/10/08

    特別に優れた演奏って訳ではないが値段も安いしオーケストラもメリハリが効いているので退屈しないし録音もいいので初めて買うにはいいと思う。 歌手はスコウフスはいいけどコヴァルルスキは上手い歌手だが好みが分かれるだろう。 マイケル・チャンス等も歌ってるが高音テノールのために書かれた曲なのでカウンターテナーだとあまり諧謔味やグロテストさが出てこない。 もっともテノールのパートは全曲でたった一曲だけだからあまり気にする事もないが。 スミ・ジョは普通。

    蟹缶 さん

    1
  • 次代を担う若手指揮者のホープ、ハーディングによるD...

    投稿日:2010/09/18

    次代を担う若手指揮者のホープ、ハーディングによるDGへの2枚目のレコーディングアルバムであるが、そうした期待を裏切らない名演だ。カルミナ・ブラーナは、最近ではすっかりポピュラーな名曲になった。かつては、初演者のヨッフムやケーゲルなど、独墺系の指揮者が演奏するローカルな作品との位置づけだっただけに、近年の傾向は隔世の感がある。しかしながら、近年の演奏がすべて名演かと言うと、必ずしもそうとは言い切れない面がある。プレヴィン&ウィーン・フィル(特にSACD盤が最高!)などの名演との評価に相応しいものも散見されるが、特に、録音の面で、いささか不満が残るものが多々あったと言わざるを得ない。大編成の合唱を伴うだけに、なかなかバランスのとれた録音が難しいのかもしれないが、本盤は、まずはその録音が素晴らしい。ライブ録音という大変難しい状況であるにもかかわらず、オーケストラも、合唱も、非常に鮮明な音質でとらえられており、その点だけでも、相当なアドバンテージだ。それに加えて、ハーディングの指揮の見事さ。ハーディングのアプローチは奇をてらうと言うことはいささかもなく、あくまでもオーソドックスなものであるが、比較的ゆったりとしたテンポをとることにより、全体をスケール雄大に纏め上げている点が素晴らしい。こうした巨匠風の演奏をする点を見ても、ハーディングの将来性を大いに感じる。合唱やゲアハーヘルをはじめとする独唱陣も完璧であり、指揮者、オーケストラ、合唱を含む歌手陣、録音の4拍子揃った稀有の名盤として、過去の同曲の名盤の中でもトップの座を争うものと高く評価したい。

    つよしくん さん |40代

    6
  • ティーレマンのCDとしてはベストの出来であろう。録音...

    投稿日:2010/09/08

    ティーレマンのCDとしてはベストの出来であろう。録音もなかなか良い。アナログ信者には不満かもしれないが・・・。CDで買うならヨッフムよりティーレマン。

    ushio さん

    0

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ありがとうございました

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