オルハン・パムク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894345041
ISBN 10 : 4894345048
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,572p

内容詳細

“9.11”事件直後に刊行され、今日の情勢を見事に予見したとして、アメリカをはじめ世界中でベストセラーに。“ノーベル文学賞に最も近い”現代トルコの最高峰作家、待望の邦訳第2弾。

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    私達の思想は完全に独立することはない。寧ろ、私達を内包する社会を指針とすることで入ってくる思想によって影響せざるを得ない。そして変わりゆく世界で永遠に何物にも染まらず、己でいられるのは不可能だ。外からの情報に混乱して自殺した少女、少女達を破滅させたとして校長を殺害した狂人との問答、己の意志によってブルカで髪を覆うことを信条とするが人を殺した時にブルカを脱ぎ捨てたカディフェに対してドイツでの生活が身についたKaは非力で弱い。今年、ノーベル平和賞を受賞し、パキスタン武力派から敵視されている少女を想いながら読了

  • 抹茶モナカ さん

    気になった文章にアンダーラインを引き、付箋を立てながら、読んだ。数年前に読んだ初読の時の方が面白く読めた印象の再読だけど、自分の読解力の訓練と思い、じっくり読む。『無垢の博物館』と似た運命の女性への思いが、政治小説に織り込まれながら綴られている小説。詩人のインスピレーションの在り方もじっくり書かれ、何より、イスラム社会について、よくわかる本。イスラム教については、日本人も知識が豊富になって来ていると思うけど、この本の発表当時は、きっと物凄く異文化感プンプンな感じで読まれたろうし、初読の際の僕もそう読んだ。

  • popo さん

    あまり知らなかったトルコの雰囲気がよく分かる本でした。イスラム世界に関して偏った認識しか持っていませんでしたので、その一端でも知ることができて良かったと思います。こういった監視社会があることには驚愕しました。命があまりにも軽い。これは政治的メッセージのない政治小説ということです。しかしやはりノーベル賞は政治に近いところにある気がしますね。訳はどうなんでしょうか。読むのには時間がかかりました。誤字脱字などが何箇所もあるのが気になりました。

  • em さん

    あらすじにはどうも惹かれないのに、読んだら面白かった、ということがパムクで二度起こりました。なので、どもりのクルド青年の言葉を。「何千年もの間行われた最大の間違いはこれである。つまり、貧しいことと馬鹿であることを混同したのだ。」「その考えを恥じて、あざ笑うのをやめて...彼らの文化に関心があるようなふりをしたり、さらには同等だとふるまったりする。」 一見倫理的でわかりやすい枠にはめて世界を眺め、理解したつもりになる。そういうやり方に、普段いかに無自覚に慣らされているか。その定期修正に一役買ってくれる本。

  • 吟遊 さん

    2/3ほどで投げてしまった。いつか再読するか。トルコという政教分離主義国家の辺境の町で台頭するイスラム主義を描いた政治小説。2002年には発表されていて、時代を予言した、とおおいに売れたという。文章はそこそこ緻密で適度な緊張感もあるが、どうも全体に村上春樹っぽい、地に足のつかない、奇妙なファンタジーが混じっている。とくに場面作りと性的な動機はハルキ。結果、リアリティを追求しきれていないと感じる。たとえば、Newsweekを読んだ方が現実の厳しさがわかる。小説ならではの当事者に密着した実感、が弱いと感じた。

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人物・団体紹介

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オルハン・パムク

1952年、イスタンブル生まれ。イスタンブル理工大学で建築を学んだ後、イスタンブル大学でジャーナリズムの学位を修得。その後、コロンビア大学客員研究員としてアメリカに滞在した。1982年発表のデビュー作『ジェヴデット氏と息子たち』(未訳)がトルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。その後に発

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