オッフェンバック(1819-1880)

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CD 輸入盤

オペラとオペレッタ集 マディ・メスプレ、テレサ・ベルガンサ、ミシェル・セネシャル 、アンネリーゼ・ローテンベルガー、ニール・シコフ、他(30CD)

オッフェンバック(1819-1880)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029549957
組み枚数
:
30
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


オッフェンバック:オペラとオペレッタ集

2019年に生誕200年を迎えるジャック・オッフェンバックは、ドイツ・プロイセン王国のケルンに生まれフランスで活躍した作曲家。間違いなくフランスのオペレッタの最も重要な作曲家で、100近くのオペレッタを書きましたが、現在のミュージカルに決定的な影響を及ぼしました。オッフェンバックは子供の時から父の手ほどきでチェロを学びパリ音楽院に入学。卒業後はオーケストラのチェロ奏者となり、上流社会のサロンでは「チェロのリスト」とよばれるくらいの名手で、現在ではほとんど演奏されることはありませんが、数多くのチェロ作品を作曲しています。1848年二月革命を避けドイツに一時帰国しましたがまもなく戻り、その後は終生パリに住み作曲家として活躍。1850年にテアトル・フランセの指揮者、後の1855年には自らの劇場「ブフ・パリジャン座」を設立しオペレッタを上演し人気を博しました。特に『地獄のオルフェ(邦題:天国と地獄)』は、1958年10月21日初演され、翌年6月までに連続228回公演の大ヒットした代表作。ロッシーニは「シャンゼリゼのモーツァルト」と評し、現代においても「オペレッタの父」とも呼ばれています。晩年の代表作『ホフマン物語』は未完のまま亡くなっていますが、幻想的なストーリーと、充実した音楽、エンターテイメントと芸術性を見事に兼ね備えた傑作の歌劇でしょう。
 このボックスでは、オッフェンバックの代表するオペレッタが収録され、フランス語歌唱とドイツ語歌唱版両方の全曲版、レアなオペレッタ、歌曲、などが収録された、オッフェンバックの生き生きとした美しいメロディにあふれた音楽を楽しめるものとなっています。
 なお、歌詞カードや対訳などは付属しません。(輸入元情報)

【収録情報】

Disc1
● 喜歌劇『バタクラン』全曲


 Huguette Boulangeot (Fe-an-nich-ton)、Raymond Amade (Ke-ki-ka-ko)
 Remy Corazza (Fe-ni-han)、Rene Terrasson (Ko-ko-ri-ko)
 パイヤール室内管弦楽団、フィリップ・カイヤール合唱団
 マルセル・クーロー(指揮)
 録音:1967年

Disc2
● 喜歌劇『おしゃべり屋たち』全曲


 Huguette Boulangeot (Ines)、Lina Dachary (Beatrix)
 Aime Doniat (Roland)、Rene Terrasson (Sarmiento)
 Jean-Christophe Benoit (Cristobal)、Joseph Peyron (Torribio)、他
 フランス放送協会(ORTF)リリク管弦楽団&合唱団
 マルセル・クーロー(指揮)
 録音:1967年

Disc3-4
● 喜歌劇『地獄のオルフェ(天国と地獄)』(1874年フランス語版全曲)


 マディ・メスプレ (Eurydice)
 ミシェル・セネシャル (Orphee)
 ジャーヌ・ロード (L’Opinion publique)
 ミシェル・トランポン (Jupiter)、他
 トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団&合唱団
 ミシェル・プラッソン(指揮)
 録音:1978年

Disc5-6
● 喜歌劇『地獄のオルフェ(天国と地獄)』(ドイツ語歌唱全曲)


 アンネリーゼ・ローテンベルガー (Eurydike)
 ベンノ・クッシェ (Jupiter)
 グリト・ヴァン・ユーテン (Diana)
 カーリ・レヴァース (Venus)、他
 フィルハーモニア・フンガリカ、ケルン歌劇場合唱団
 ヴィリー・マッテス(指揮)
 録音:1977年

Disc7-8
● 喜歌劇『美しきエレーヌ』(フランス語歌唱全曲)


 ジェシー・ノーマン (Helene)
 ジョン・エイラー (Paris)
 ガブリエル・バキエ (Agamemnon)
 ジャン=フィリップ・ラフォン (Calchas)、他
 トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団&合唱団
 ミシェル・プラッソン(指揮)
 録音:1985年、

Disc9-10
● 喜歌劇『美しきエレーヌ』(ドイツ語歌唱全曲)


 ニコライ・ゲッダ (Paris)
 フェリー・グルーバー (Menelaus)
 アンネリーゼ・ローテンベルガー (Helena)
 クラウス・ヒルテ (Agamemnon)
 ブリギッテ・ファスベンダー (Orestes)
 ベンノ・クッシェ (Kalchas)、他
 ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団
 ヴィリー・マッテス(指揮)
 録音:1980年

Disc11-12
● 喜歌劇『パリの生活』(フランス語歌唱全曲)


 マディ・メスプレ (Gabrielle)
 レジーヌ・クレスパン (Metella)
 ミシェル・トランポン (Bobinet)
 ミシェル・セネシャル (Raoul de Gardefeu)、他
 トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団&合唱団
 ミシェル・プラッソン(指揮)
 録音:1976年

Disc13-14
● 喜歌劇『パリの生活』(ドイツ語歌唱全曲)


 マルコ・バッカー (Baron von Gondremark)
 レナーテ・ホルム (Metella)
 アンネリーゼ・ローテンベルガー (Baronin Christine)、他
 ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団
 ヴィリー・マッテス(指揮)
 録音:1983年

Disc15
● 喜歌劇『鼓手隊長の娘』(フランス語歌唱ハイライト)


 リリアーヌ・シャテル (Stella)、ミシェル・デン (Robert)、
 ナディーヌ・ソートロー (Claudine)、レミー・コラッツァ (Griollet)、他
 管弦楽団、ルネ・デュクロ合唱団
 フェリックス・ヌヴォローヌ(指揮)
 録音:1973年

● 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』(フランス語歌唱ハイライト)

 エリアーヌ・ルビン (La Grande-duchesse)、ライモン・アマド (Fritz)
 ジャン=クリストフ・ブノワ (General Boum)、他
 管弦楽団、ルネ・デュクロ合唱団
 ジャン=ピエール・マルティ(指揮)
 録音:1976年

Disc16-17
● 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』(ドイツ語歌唱全曲)


 アンリクエッタ・タレス (Die Grossherzogin)、アドルフ・ダラポッツァ(Fritz)
 アレクサンダー・マルタ (General Bumm)、ヨーゼフ・プロチュカ (Prinz Paul)、他
 ケルン放送管弦楽団&合唱団
 ピンカス・スタインバーグ(指揮)
 録音:1984年

Disc18-19
● 喜歌劇『ラ・ペリコール』全曲


 テレサ・ベルガンサ (La Perichole)
 ホセ・カレーラス (Piquillo)
 ガブリエル・バキエ (Don Andres)
 ミシェル・セネシャル (Don Pedro)、他
 トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団&合唱団
 ミシェル・プラッソン(指揮)
 録音:1981年

Disc20-21
● 喜歌劇『盗賊』全曲


 ティベーレ・ラファッリ (Falsacappa)、コレット・アリオ=リュガ (Fragoletto)
 ミシェル・トランポン (Pietro)、ベルナルド・ピサーニ (Antonio)
 ジャン=リュク・ヴィアラ (Le comte)、フランソワ・ル・ルー (Le baron)、他
 リヨン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
 録音:1988年

Disc22-23
● 喜歌劇『りんご娘(小さなりんご)』全曲


 マディ・メスプレ (Catherine)
 ジャン=フィリップ・ラフォン (Rabastens)
 レオナルド・ペッツィーノ (Gustave)
 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
 マニュエル・ロザンタール(指揮)
 録音:1983年

● 喜歌劇『シューフルリ氏はご在宅』全曲

 マディ・メスプレ (Ernestine)
 ジャン=フィリップ・ラフォン (Choufleuri)
 シャルル・バーレ (Chrysodule Babylas)
 ミシェル・トランポン (Petermann)、他
 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
 マニュエル・ロザンタール(指揮)
 録音:1983年

● 喜歌劇『市場の女商人たち』全曲

 ミシェル・アメル (Madame Poiretapee)
 ミシェル・トランポン (Madame Madou)
 ジャン=フィリップ・ラフォン (Madame Beurrefondu)
 マディ・メスプレ (Ciboulette)
 シャルル・バーレ (Raflafla)
 レオナルド・ペッツィーノ (Croute-au-pot)、他
 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
 マニュエル・ロザンタール(指揮)
 録音:1983年

Disc24-26
● 歌劇『ホフマン物語』(フランス語歌唱全曲)


 ニール・シコフ (Hoffmann)
 アン・マレイ (Nicklausse/La Muse)
 ルチアーナ・セッラ (Olympia)
 ロザリンド・プロウライト (Antonia)
 ジェシー・ノーマン (Giulietta)
 クルト・リドル (Luther/Crespel)
 ジョゼ・ヴァン・ダム (Lindorf/Coppelius/Miracle/Dapertutto)
 ロバート・ティアー (Andres/Cochenille/Frantz/Pitichinaccio)、他
 モネ王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 シルヴァン・カンブルラン(指揮)
 録音:1988年

Disc27-28
● 歌劇『ホフマン物語』(ドイツ語歌唱版)


 ジークフリート・イェルザレム (Hoffmann)
 ジャネッテ・スコヴォッティ (Olympia)
 ノーマ・シャープ (Giulietta)
 ユリア・ヴァラディ (Antonia)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ (Coppelius, Dapertutto, Mirakel, Lindorf)
 イルゼ・グラマツキ (Niklaus)
 クルト・モル (Crespel)
 ハンナ・シュヴァルツ (Eine Stimme)、他、
 ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団
 ハインツ・ワルベルク(指揮)
 録音:1979年

Disc29
ジャーヌ・ロード、オペレッタ・アリアを歌う

1. 喜歌劇『ラ・ペリコール』より「ああ!なんて御馳走だったのでしょう」
2. 喜歌劇『ラ・ペリコール』より「ぺリコールの手紙」
3. 喜歌劇『ラ・ペリコール』より「ああ、男って何て馬鹿なんでしょう!」
4. 喜歌劇『ラ・ペリコール』より「あんたはハンサムじゃない」
5. 喜歌劇『青ひげ』より「村には羊飼いの娘たちがいて」、
6. 喜歌劇『青ひげ』より「行くべきか?行くべきじゃないか?」
7. 喜歌劇『パリの生活』より「手紙のロンドー」
8. 喜歌劇『パリの生活』より「ワルツ」
9. 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「彼は私の先祖のひとり」
10. 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「ああ私は兵隊さんが好き」
11. 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「これが私の父の刀」
12. 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より「気付いた彼に言って」
13. 喜歌劇『美しきエレーヌ』より「若い女性たちの合唱」
14. 喜歌劇『美しきエレーヌ』より「私は金髪のエレーヌ」

 ジャーヌ・ロード(メゾ・ソプラノ)
 ボルドー・アキテーヌ管弦楽団、アキテーヌ声楽アンサンブル
 ロベルト・ベンツィ(指揮)
 録音:1979年

Disc30
● バレエ音楽『パリの喜び』(ロザンタール編)

 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
 マニュエル・ロザンタール(指揮)
 録音:1976年

● バレエ音楽『パリの喜び』(3台のピアノのための編曲抜粋版)
 ジョルジア・トマッシ、アレッサンドロ・ステッラ、カルロ・マリア・グリグオーリ(ピアノ)
 録音:2014年

● 6つのラ・フォンテーヌの寓話
 フランソワ・ル・ルー(バリトン)
 ジェフ・コーエン(ピアノ)
 録音:1991年

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2019年はジャック・オッフェンバックの生誕...

投稿日:2020/11/20 (金)

2019年はジャック・オッフェンバックの生誕200年という事で、例年よりも多数のCDがリリースされました。 これもそんな1枚で、ワーナーが保有する音源から、喜歌劇を集めたボックス盤。 『天国と地獄』『美しいエレーヌ』『ペリコール』『ジェロルスタン女大公殿下』『パリの生活』『ホフマン物語』などに加えて、『鼓手長の娘』『小さなリンゴ』『シューフルリ氏はご在宅』『市場の女商人たち』『盗賊』『おしゃべり屋』『バタクラン』といったファンでも無ければ知らない曲まで収録している。 オッフェンバックは没後一時期フランスでの人気は下がり、ドイツ圏で上演されてきた経緯があり、録音となるとドイツ語歌唱によるものが意外と出回ってるが、このCDのうち、天国と地獄、美しいエレーヌ、ジェロルスタン女大公殿下、ホフマン物語、パリの生活は、フランス語とドイツ語による歌唱が収録されており、聴き比べが出来るという何ともニクイ作りになっています。 ワーナー保有の音源と書きましたが、大半は元はEMIの音源で、マッテスやプラッソンらによる定評のある演奏、ローテンベルガー、ノーマン、ロード、メスプレ、ゲッダ、クッシェ、カレーラスら豪華な歌手による歌唱と演奏も良く、名盤がセレクトされています。 30枚目は厳密に言えば喜歌劇ではないですが、ロザンタール自作自演のパリの喜びに、ピアノ編曲版のパリの喜びという珍品、6つのラ・フォンテーヌの寓話という歌曲が入っていたりと、オマケ的な内容ですが、嬉しい収録となっています。 CDは初発売時のアルバムのデザインの厚紙に入っておりますが、EMIのロゴがWARNERになっていたりと完全ではなく、あくまで雰囲気といった所です。 解説書はありますが、歌詞の記載はありません。 音質は今まで出た最新のアルバムと大差はありません。 ですが久方ぶりの発売となる音源も多く、ファンなら注目の一枚です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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