オケゲム、ヨハネス(c.1410-1497)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

オケゲム:レクィエム、ラ・リュー:レクィエム S.ブル&カペラ・プラテンシス

オケゲム、ヨハネス(c.1410-1497)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC72541
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

オケゲム&ピエール・ド・ラ・リュー:レクィエム
カペラ・プラテンシス


これまでリリースしたCDはすべてディアパゾン・ドール等、欧州レコーディング市場で絶賛! オランダの超気鋭個性派声楽アンサンブル、カペラ・プラテンシスによる最新アルバムは、オリジナル楽譜のファクシミリから直接再現した録音!

チャレンジ・クラシックスからのリリース第三弾となる当盤で、カペラ・プラテンシスは『死者のためのミサ曲』の原点を紐解きます。ヨハネス・オケゲムとピエール・ド・ラ・リューによるレクィエムはまさに理想的なカップリング。なぜなら、この2つの作品はフランドル楽派の優れた作曲家たちによる最初の、ポリフォニー書法によるレクィエムだからです。ラ・リューは、自身より年長の作曲家であるオケゲムからインスピレーションを受けているのは明らかで、厳格ながら、豊かな音響をもたらすオケゲムのスタイルを反映しています。両作品とも、同時代において賞賛の的であり、オケゲムは「この上なく優れた完璧性」、そしてラ・リューは「史上最も和声的な音楽」と評されました。この二人の作曲家は、あまりに深遠であるためにそれまでグレゴリア聖歌による純度をあえて逸脱する作曲家がほとんどいなかった『死者のためのミサ曲』の文言に対して、これまでにない豊かなインスピレーションを持って新たな音楽の境地を切り開いたのは明らかです。この2つのレクィエムをカップリングすることで、カペラ・プラテンシスは西洋音楽史の偉大なる伝統の一つの端緒というだけでなく、人生をともに旅してきた仲間の死を悼む慰めの言葉をこれほど深く音楽へと変換した二つの作品を耳にする機会を提案しています。
 オランダを拠点とする声楽アンサンブル、カペラ・プランテンシスは、ジョスカン・デ・プレなど15〜16世紀のポリフォニー作曲家の作品を特に専門にしており、精巧な知識と、学術的な研究に基づいた独創的な解釈とに裏打ちされた演奏は、欧米を中心に高い評価を得ています。(Challenge Classics)

【収録情報】
・オケゲム:レクィエム(死者のためのミサ曲)
・ピエール・ド・ラ・リュー:レクィエム(死者のためのミサ曲)

 カペラ・プラテンシス
 ストラトン・ブル(音楽監督)

 録音時期:2011年6月9-12日
 録音場所:ベルギー、Church of Vieusart
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ピエール・ド・ラ・リューのRequiemは、自...

投稿日:2012/07/02 (月)

ピエール・ド・ラ・リューのRequiemは、自分も御他聞に漏れずシャルル・ラヴィエのLPで知り、それ以降にこれと言った演奏に出会わぬままでした。皆川達夫氏が絶賛されたラヴィエの演奏は、自分にとってはやや器楽に頼り過ぎて、曲本来の姿が見え難い面を感じ、美しさは認めても感動・愛着までには至りませんでした。それだけに、自分もCappella Pratensisの演奏に接してようやく、ラ・リューのこの高名な曲の真価に触れた思いがします。何と言っても、超低音域が売りの難曲を、よくここまで器楽無しで安定して歌い上げたと感心しますし、こうやって声楽のみで聞き通せて初めて、ラ・リューの、同時代のJosquinに較べると多声構造の充実度は一歩譲るけれども、情感が溢れんばかりの魅力が理解できます。名のみ有名なこのRequiemの現在お薦め出来る数少ない盤の一つではないでしょうか。惜しむらくはカップリングの、オケゲムのRequiem。この現存する最古のRequiemは、ラ・リューと反対にPCA,Hilliard始め古くから複数の名演に恵まれており、そういった過去の名盤のレベルにはとても達しない演奏です。公平にみれば、両曲平均した評価にすべきでしょうが、ラ・リューの好演は貴重なので、お薦めとさせて頂きます。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
昔むかし、皆川達夫さんのレコードガイドで...

投稿日:2012/02/22 (水)

昔むかし、皆川達夫さんのレコードガイドで、パリ・ポリフォニック・アンサンブルが演奏するラ・リューのレクイエムが推薦されていました。なんと現代楽器の器楽だけで演奏される楽章があり、うっとりしていました。何十年ぶりかで、本物?の声楽だけの演奏に接しました。いや〜〜、うまい〜〜。この団体はすばらしいです。イケメンがひとりもいないのもいい。愛聴盤になりそうです。

みふちん さん | 福岡県 | 不明

4

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト