エンリーケ・ビラ・マタス

人物・団体ページへ

バートルビーと仲間たち

エンリーケ・ビラ・マタス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105057718
ISBN 10 : 4105057715
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,223p

内容詳細

ソクラテス、ランボー、サリンジャー…。あらゆる時代に現れる、全く書かなくなる作家たち。「バートルビー症候群」に陥った作家たちの謎の時間を探り、書くことの秘密を見いだす、異色世界文学史小説。

【著者紹介】
エンリーケ・ビラ=マタス : 1948年、スペイン、バルセローナに生まれる。大学生の頃から雑誌の編集に携わり、映画評論を執筆。映画の制作にも関わる。84年に発表した『詐欺』で小説家として知られるようになり、85年に芸術家たちの秘密結社を描いた『ポータブル文学小史』で一躍脚光を浴びる。以後着実に作品を発表して、本国はもとよりフランス、イタリアなどの様々な文学賞を受賞。『バートルビーと仲間たち』も出版直後から大きな反響を呼び、フランスの「外国最優秀作品賞」などを受賞した

木村榮一 : 1943年、大阪市生まれ。神戸市外国語大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    佐藤友哉氏は、『1000の小説とバックベアード』で小説の在り方を問うと同時に小説への羨望と呪詛の果てに辿り着く「生きるために書き続けること」を決断した作家の姿を描いた。しかし、本書は優れた作品も描いた作家を中心に「生きるために書くことを止めた」作家の姿を自身のスランプも交えてブラックに描いている。沈黙の中では人は生きられず、言葉を介することで語り続けることで生き延びていく。しかし、一気に語った事で語る事が無くなってしまった者の真空は言葉という既定の事柄で埋める事(表現する)は最早、できないのかもしれない。

  • syaori さん

    若い頃に小説を上梓して以来書けなくなった「わたし」による、書くことを放棄した作家についてのメモ。ルルフォやランボーなどから知らない作家まで、彼らの様々な沈黙の理由が、彼や作家を目指しながらも書けないマリーア、完結できない詩をファイルするピネーダの思い出と絡めて語られて興味深いです。ただ、それで彼は再び書き始めるのかなと読み進めていたら、淡々と終わって肩透かしを食った気分に。もちろん「見えないからといってテキストが存在しないわけではない」し、このメモで彼は書くことについて問い直していたのだとは思うのですが。

  • マリカ さん

    自身をバートルビー症候群の作家(書かない、書けない作家)の末席と称する語り手による文学史上の有名無名のバートルビーたちの「沈黙」エピソード集。語り手によってバートルビー認定された作家は、小説を1つも書いていない人から、途中で筆を折ったランボーやサリンジャー、多作なトルストイまで多岐に渡る。語り手は、「書くこと」を一度でも志した作家には必ずはある「沈黙」の側面を書き並べることで、自分が沈黙してきた、そしてこれからも沈黙する理由を見出だそうとしたのだろう。外国文学好きならかなり楽しめる一冊。

  • キムチ27 さん

    標題と装丁に相違し、古今東西文学史・・私にしたら小説とは思えないけど。バートルビーという病がある自体初耳。回帰不能の狂気のために失書症に陥った?文学的日食となった?詩人・小説家の兆候は時には文学をも作りあげるのだ。序に当たる部分はクリアー出来たものの86の断片は3分の一ほど理解できただけ。20世紀末陥った文学的閉塞状況への献辞としてペンを取ったのだろうか。黒いユーモアを交えた口調は「書くという行為がいかなるものかはバートルビーの仲間たちに学び自らに虚心坦懐に問いかけなおさねばならぬと戒めて終わる。

  • ヘラジカ さん

    『パリに終わりはこない』刊行記念に読了。最近ではちらほらとノーベル文学賞候補として名前が挙がり始めたスペイン人作家エンリーケ・ビラ=マタス。これは果たして小説なのか?エッセイ集なのか?という疑問はさておき、素晴らしく楽しんで読めた。楽しんだだけではなく自分の文学観の領域が広げられた感もある。理解できない部分もあるにはあるが、それはその作家・作品を知っていないから仕方ないということで妥協。ピンチョンの下りなんか思わず「本当かよ!」とひとりごちた(笑)偉大な作家たちの伝説(暗部?)を垣間見せる愉快な本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品