エレーヌ・フォックス

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脳科学は人格を変えられるか?

エレーヌ・フォックス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901008
ISBN 10 : 4163901000
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森内薫 ,  
追加情報
:
326p;20

内容詳細

そのカギは楽観脳と悲観脳にあった!オックスフォード大脳科学研究室が明かす驚異の世界。

目次 : 序章 なぜ前向きな性格と後ろ向きな性格があるのだろう/ 第1章 快楽と不安の二項対立/ 第2章 修道院の奇妙な実験/ 第3章 恐怖を感じない女/ 第4章 遺伝子が性格を決めるのか/ 第5章 タクシー運転手の海馬は成長する/ 第6章 抑うつを科学で癒す可能性

【著者紹介】
エレーヌ・フォックス : 心理学者、神経科学者。なぜ逆境にも強く前向きな人と、後ろ向きで打たれ弱い人がいるのかという疑問を中心に、感情の科学について幅広く研究する。ダブリン大学、ヴィクトリア大学ウェリントン校などを経て、エセックス大学で欧州最大の心理学・脳科学センターを主宰。現在はオックスフォード大学教授として、オックスフォード感情神経科学センターを率いる。認知心理学と神経科学、遺伝学を組み合わせた先端的な研究を行い、セロトニン運搬遺伝子が楽観的な性格を生むという論文はセンセーションを巻き起こした

森内薫 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    サニーブレイン、レイニーブレインということで人の気持ちの持ち方などでその後の生活などの与える影響が大きいということなのでしょう。脳のある意味活性化ということもあるのでしょう。病気になってもその人の気持ちの持ち方でその後の経過が変わるということは私の身の回りでも結構経験しています。脳は年をとってもまだまだ大丈夫というような感じで私には力になりました。私は典型的な楽観脳です。

  • マエダ さん

    本書では楽観的なリアリストこそが真の楽観主義者でよしとしている。”彼らはただハッピーな思考をするだけで良いことが起きるなどとは考えていない。楽観的なリアリストは、自分の運命は自分でコントリールできると意識の底で信じているのだ”少し啓発が強い。

  • 樋口佳之 さん

    遺伝子情報が解読されるかどうかに影響を与えるのは、遺伝子をとりまく環境だ。そして遺伝子をとりまく環境に影響を与えるのはむろん、その人をとりまく環境/だからこそ、人間の複雑な行動に、遺伝子が直接影響することはほとんどない/真に重要なのは、あなたがどんな遺伝子をもって生まれてくるかよりも、むしろ、それらの遺伝子の中でどれが発現に至り、どれが沈黙したままで終わるかという点

  • 神太郎 さん

    タイトルがやや大仰であった。だが、内容は面白い。所謂「悲観主義」と「楽観主義」についての本。「大きな目標に向かって没頭したり、意義ある目標に到達するために努力を重ねたりできる人々」が本書でいう「楽観主義者」。よって、巷のポジティブシンキングすれば幸せが舞い込むというようなのとはちょっと違う。楽天家は成功も多いが同様なくらいリスクを負い失敗を犯しているのだ。本書はネガティブ=ダメではなくポジティブ=3、ネガティブ=1で持つべきでネガティブが生きる活力を作り出すという。何事もバランスが大事ということだ。

  • seki さん

    やや難解だったが、なんとか読了。シンプルなタイトルの割に内容は少し散らかっている印象があった。しかし、数々の実験やデータを示し、脳科学と心理を結び付けようとする取り組みはとても興味深い。世の自己啓発本では、ポジティブ思考がやたら賞賛されるが、本書では、ネガティブも人間が生きる上で必要と言っているところは、ストンとくるものがあった。また、ネガティブは克服できるものであり、中でもマインドフルネスが有効だという。これも科学的に根拠があるらしい。ポジティブになりたいという人にはおすすめの本である。

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エレーヌ・フォックス

認知心理学者・神経科学者。ダブリン大学、ヴィクトリア大学ウェリントン校などを経て、エセックス大学で欧州最大の心理学・脳科学センターを主宰。その後、オックスフォード大学の感情神経科学センターを設立・指揮したほか、イギリス政府のメンバーとしてメンタルヘルス研究における国家戦略も担当した。現在はアデレード

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