エルモア・レナード

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ラブラバ ハヤカワ・ポケット・ミステリ

エルモア・レナード

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150019266
ISBN 10 : 4150019266
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
367p;19

内容詳細

「その映画スターは彼が生まれて初めて恋した相手だった。十二歳のときに」シークレット・サーヴィスの元特別捜査官で今は写真家のジョー・ラブラバは、かつての有名女優ジーン・ショーと出会った。憧れの女を目の前にして、彼の心は浮き立った。徐々に近づいていくふたりだが、ジーンの周りには財産狙いの悪党どもがたむろする。ラブラバは女の窮地を救うべく動き出すのだが…。陽光溢れるマイアミのサウスビーチを舞台に、巨匠が描き上げる男と女の影。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。待望の新訳版!

【著者紹介】
エルモア・レナード : 1925年生まれ。1992年アメリカ探偵作家クラブ賞巨匠賞受賞。2013年没

田口俊樹 : 1950年生、早稲田大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    理解に苦しむ世界だな。モーリスとジーンがどういう人かは、最後のページに書かれているとおり。それが分からないのはラブラバだけじゃないのよ、まったく。色んなカッコいい経歴の持ち主なのにね。麻薬の捜査に、シークレットサービスに、写真の腕。なのに、なんてモノに振り回されてるのかしら。情けない。きっと、彼の目は白黒しか見えないレンズなのね。シワもタルミもくすみもよく見えない。もしかしたら輪郭しか分かってないのかも。物事の白黒すら怪しいんだから。

  • starbro さん

    図書館の新刊コーナーで新訳版を見つけて、かなり久しぶりにエルモア・レナードを読みました。軽妙な会話&ストーリー展開で楽しめましたが、これがエルモア・レナードの代表作、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作というと微妙です。

  • harass さん

    ひいきだった作家の代表作の新訳。舞台のマイアミ高級住宅地で、表題の名のカメラマンは少年時代に憧れた映画女優に出会う。凶暴で愚鈍なハンサムな白人と頭の回るキューバ難民のコンビが何やら企むのだが…… 彼の作風を再確認した。生きた会話と類型を外す人物造形と予測のつかない展開。あとがきにあるが独特の話法が肝か。旧訳から十数年ぶりの再読であるが、車椅子のシーンには再度感心。癖のある変化球ばかりで、面食らうところもある。この作家のベストとは思わないが、初レナードとしてはおすすめ。

  • ネコベス さん

    元シークレットサーヴィスで今はカメラマンをしているラヴラバは少年時代に夢中になった映画女優ジーンと出会う。二人は親密になるが、ある日ジーンを脅迫する手紙が届く。ラヴラバはジーンを助けて犯人を捜し始める。レナードの作品では常に善玉より悪党が活発で魅力的に見える。執念深く利己的な男リチャードとキューバ移民でこすっからい口八丁なクンドー・レイのでこぼこコンビは悪者なのだがどこか憎めない愛嬌がある。何が本心でどこまでが演技だかわからないジーンが一番のくせ者だと思う。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん さん

    すご、カッコいい男ラブラバ。誰かが誰かを騙しているのだけど、何を書いてもネタバレだから何も言えない。キューバから難民が押し寄せた頃のフロリダ。ダンスとお酒とプールの老後を送るお金持ちの老人達と、貧しい難民たちで一種退廃的なフロリダで何が起こっているのか。なんだか不気味なラスト。ジーンみたいなステキな50女になりたいものである。

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エルモア・レナード

1925‐2013。アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれの小説家、脚本家。1984年『ラブラバ』でエドガー賞最優秀長篇賞、1991年“Maximum Bob”で第一回ハメット賞を受賞、1992年にはアメリカ探偵作家クラブ巨匠賞を受賞した。日本にも多くのレナード・ファンがいる

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