エルコック:管弦楽作品集第1集
英国の作曲家エルコックの作品集第1集。10代から個人的に作曲を始めたエルコックですが、音楽界には足を踏み入れることなく、ただ一人で荘厳な交響曲のスタイルを作り上げたました。シベリウスやニールセン、ブライアンなど過去の伝統を踏襲しながらも、第3交響曲での激しいエネルギーの放出など、予想もつかない展開を見せることもあり、片時も耳を離すことができません。暴力的な響きの中でチェンバロが古典的なメロディを奏でる「Choses renversees〜」、明るく開放的な「祝典序曲」と様々なスタイルを味わうことができます。(輸入元情報)
【収録情報】
1-3.交響曲第3番Op.16(2005-2010)
4-6.Choses renversees par le temps ou la destruction-時間や破壊によって逆転するもの Op.20(2013)
7.祝典序曲 Op.7(1997)
全て初録音
リチャード・ケイシー(チェンバロ)…4-6
ポール・マン(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2017年5月5,6日