CD

Sym.1, 2, Etc: Sinopoli / Po

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCG3934
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

シノーポリとエルガーという異様な組み合わせに驚いた録音も、こうして一気に聴いてみるとなんとまともなことか。ショルティやハイティンクとも異なる、しかし、確固たるエルガーの音の連なりが紡ぎ出されてくる様は、当然オケの上手さに負うところ大。(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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シノーポリは大好きな指揮者です。明快で、...

投稿日:2018/12/01 (土)

シノーポリは大好きな指揮者です。明快で、躊躇するところのない鳴らし方が痛快です。シノーポリの全集ボックス企画を心から期待します。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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うーん。評価が難しい。エルガーらしいか、...

投稿日:2013/05/19 (日)

うーん。評価が難しい。エルガーらしいか、と言われれば私は絶対に否と答える。しかし・・・。これはこれで実に感動的。2番など、なかなか泣かせる。英国以外の指揮者がほとんど振ってこなかったエルガーの交響曲(特別志願英国人的なプレヴィンと英国人?なショルティという特殊例があるが)。それをあえてシノーポリが取り上げたからには、彼なりの気概があるはずだ。勿論、英国のフィルハーモニア管を振っているからという背景もあるのだろうが、しかしこの曲を録音すると言って喜ばなそうなDGに、しっかりと録音を残している。演奏は、彼がやりたかったことが良く伝わってくる演奏。英国指揮者がこのテンポで演奏することはまずなかった。普遍的ではないが、とても味わい深い。シノーポリのマーラーを聴いている人は、だいたいイメージできるはず。

うるさい高校生 さん | 山形県 | 不明

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シノーポリが亡くなって早や十年が過ぎ、存...

投稿日:2012/03/01 (木)

シノーポリが亡くなって早や十年が過ぎ、存命ならいろいろ話題になるCDも多くリリースされていた事でしょう。まだまだ普及途中のエルガー交響曲でエルガーが初演指揮者H.リヒターに「真の芸術家」として捧げられた第1交響曲の本盤演奏は1990年シノーポリ44歳の頃にPHOを振って収録したもので演奏タイムは@20’41A7’08B14’11C13’23と全体テンポとしてはやや遅めで第1楽章序奏から出てくるエルガー得意の「威風堂々」風のしょっちゅう手を替え品を替えるマーチテーマを巧みな色彩感としなやかさでブレンドしながら紡いで行く手腕は流石でありこのテンポペースは他指揮者の演奏に見られるもう少し遅ければまさにダレきったものになるでしょうし逆にもう少し速ければ続出する楽想に焦点が更に絞れなくなった事を思えば本演奏は他の指揮者とは一線を画した純音楽風に運んだ説得力ある名演であると申せましょう。第1楽章での弦楽器間、管楽器間の各やりとりは録音の良さが手伝って中々立体感がありますね。この楽章での最後の〆の余韻も素晴らしいです。第2楽章では重低音の中をこまごまと高音弦が動く処から別の分かりやすいマーチ風のテーマが浮かんで来て支配します。第3楽章は弦がカンタビーレ風に美しくメロディを歌います。BGM風にもなって〆は静かに引っ張りながら冒頭テーマをかすめて終わります。最終楽章は第2楽章のテーマや勿論冒頭テーマが次々現れ各楽器の重なりが著しい楽章ですが結局は念押しする様に堂々と冒頭テーマの輪郭をはっきりさせて閉じられます。以上の経過経緯で変幻自在なこの曲の細部を克明に描いたシノーポリらしい演奏であります。しかし正直な処、複雑で下手すれば見通しの難しいエルガーの管弦楽法を明快に聴き取る実力にはまだ及ばない私にとっては中々つかみどころが見つからずとりとめない時間が一時経過したことも事実であり更なる聴き込みが私には必要と思いました。1991年録音の「威風堂々」第1番(タイム6’33)、第4番(同5’21)もイギリス風とは異なる濃厚な味わいがありました。なお、交響曲第2番(1987年録音、演奏タイム@20’45A18’24B9’00C17’21)は未聴でありますので当面OKランクから聴き続けましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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